アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

771 俺にも言わせろ  非常事態宣言目前

2020-11-26 17:27:35 | 日記

コロナの騒動で色々な社会常識が変化している。手洗い・うがいの浸透でインフルエンザの流行が完全に抑えられたと聞く。コロナウイルスのワクチンが開発されてもこの習慣は定着させたいものだ。

通夜の香典の相場はいくら?香典のマナーと注意点も解説|小さなお葬式 ...

大きく変化したものに、葬式というものがある。現在は、感染リスクもあり「家族葬」が主流である。かなりの有名人でもお別れの会も開催できない。

まして市井の一般市民の葬式は絶滅するだろう。もともと簡素化の方向にあった上に、コロナ禍で家族葬が標準となった。死の儀式がこれほど軽んじられるのは如何なものだろう。

古代より、死の儀式は最も重んじられてきた。それは、死の恐怖と裏腹に死後の世界を信じて来たからだ。宗教も哲学もそのことから始まったはずだし、子供にも死ぬことの重大性を教える事は、イコール生きることの重要性を教える事に他ならない。

葬祭」とは? 葬儀や葬式との違いや神道・仏教での葬祭行事について ...

葬式を軽んじると、生きる意味を考える機会も失くす。香典と言う金銭のやり取りは、イザという時には互助会形式にお互い助け合うという市民の知恵でもあった。

何より、遠い親戚や近い知り合いが一堂に会することの意味は、軽視できないのである。日本が世界に誇る伝統的儀礼の継承も今を生きる我々の使命である。コロナよ早く去れ。

 

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770 俺にも言わせろ  非常事態宣言

2020-11-26 07:33:58 | 日記

コロナ感染爆発懸念を受けて、GOTOキャンペーンの地域制限や中止を検討している。中には、業者への金銭的補償をつけて非常事態宣言を望む声まで出て来た。

電子号外】全国に緊急事態宣言 7都府県から拡大へ|下野新聞 号外 ...

 

 

一時的(期間限定)で、非常事態宣言は賛成だ。もう一度気を引き締める必要がある。4月、志村けんが亡くなった衝撃は大きかった。現在、そのような衝撃的ニュースがなくなんとなく緩んでいるのではないか。

しかし、金銭補償は大反対だ。政府は懲りたのではないか。前回不正受給の嵐だったこと。また、一律10万円の給付の大半が預金口座に滞留していることなどだ。つまり国民の多くは困っていないのかもしれない。

本当に困っている人には、従来からある福祉制度で手厚く面倒を見る。広く国民全体で痛みを共有する今回のようなケースに金銭補償は向かない。日照りが続けば傘屋を救済するか?

悲しいかな、水商売という。不安定な商売はうまく当たれば大儲けすることも出来る。サラリーマンは安い給料でも安定している。アルバイト・時給社員は自由に時間を使えていつでも辞めれる代わりに雇用は不安定だ。

このように事情の違う国民に、一律に金銭を給付するのは全体配分の観点から平等ではない。源泉徴収で完全把握されて納税しているサラリーマンの税金を、必要経費を積み上げて節税している自営業者に補填するのである。

いつから日本人は、国にたかるようになったのか?自助・共助、最後に公助である。それにしても一時的な緊急事態宣言は必要だろう。

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