昨今、祭日・祝日の意味があまり言われなくなった。加えてハッピーマンデー制度の為に祝日が簡単に移動する。祝祭日が日曜と重なったり、海の日や山の日、体育の日などレジャー促進を意図した祝日は月曜日にした。一方、天皇誕生日や憲法記念日など日を動かせない祝日はその意味をちゃんと学校で教える必要がある。
正にその日に意味があるのだ。憲法を施行した日を記念日にしたのは、その意味を国民全員で考える日としたのである。昨今やっと憲法改正を議論できる情勢になって来た。国民調査でも改正賛成の比率が徐々に高まって来ている。護憲を第一にしていた社民党は党勢を落とし今や福島何某のみとなっている。
戦争を仕掛ける意図は誰にもない。しかし戦争(侵略)を仕掛けられても何も出来ない憲法では子孫を守れないことも分かって来た。それにつけこんで中国の急速な台頭は無視できない。中国人の国内の土地取得を制限する法整備やインターネット上の個人情報保護の動きなど、手を打つものの限定的だ。
自衛隊を憲法違反状態では、中国や北朝鮮の挑発に何も出来ない。後世に禍根を残さないように、国際社会の常識に鑑み議論を進めるべきである。マスコミや学者たちに中国の「たらしこみ政策」にやられてしまった連中が増えている中、公明党など国政政党にも魔の手は及んでいる。
パックスアメリカンを遠くに見送り、清国滅亡以来150年振りに、世界の宗主国に戻る中国をただ黙認するか。元寇や明治維新そして太平洋戦争直後以来の日本の固有の領土を失う危機に対して正論を封じるな。韓国と小さなもめ事に関わっている場合ではなく、人権を第一に考える勢力を集結するくらいの気概が必要だ。