㊱快楽と悦楽
/歓楽/享楽/逸楽/
快楽と悦楽は、どちらも喜びの状態を表現する言葉だが、快楽の中でも特別な喜び(悦び)の状態を悦楽と解釈したい。気持ち良い事、嬉しい事、おいしい事など心地よい事の総称を快楽と言い、必ずしも官能的快楽だけを表わすものではない。中には、夜な夜な貯金通帳の残高を見る事が「快楽」だと言う人もいる。さらに、スポーツ選手が優勝したり新記録を樹立するなどの達成感も「快楽」かも知れない。はたまた、会社など組織の頂点に立ち配下の者の人事や処遇を思うように行えるのを「快楽」とする人もいる。
しかし、それらは悦楽とは言わない。悦楽は明らかに官能的な悦びに限るようだ。快楽も性的意味を含むので、悦楽は中でも相当特別なものでなければならない。日常的に行われるパートナーとの行為では快楽にもならない。決して他人には言えない相手と特別な空間での背徳の行為でなければならない。これが複数のパートナーを駆使し一定程度継続すると「享楽」となり、酒や薬物に依存すると遂には「逸楽」に陥る。家族や友人はたまた人生を捨てることになる。
本部とは関係ありません
筆者は、『若い時一人温泉に宿泊し、女将に酌をされて飲んでいたら世間話となり、遂には女将の下半身事情を知るところとなった。夫とはセックスレス状態で日々悶々としているのだと言う。はじめは冗談で話していた二人は妙な雰囲気となった。小生、酔いつぶれて部屋で寝ていたら、真夜中、我がふとんに侵入してきた女将。すでに下着を付けていない。仕方なく私は、意を決してその裾をまさぐる・・・・。「享楽の世界へ」続きはまた、