送り火の日、8番の大蓮寺に行って来た。7番の長楽寺が円山公園の中にあるので、
どう考えてもここを先に行く事にする。
二条通りの川端東地域。鴨川の東で岡崎との間のあたりには寺院が集中する。
秀吉が寺町通に寺を集中させたのは有名だが、通りに収まりきらなかった寺をここに集めた。
歴史的に重要な寺をいくつか見つけたが、小規模な寺院が中心だ。
そのど真ん中に、大蓮寺があった。もちろん初めてだ。まずこのポスターが目に入った。
明治初期、各檀家先を懸命に走って回ったお坊さんに因んで、足腰のお守りを配ったと言う。
「走り坊さん」良いじゃないですか。
?法勝寺の礎石。
ここから東に1キロ当ほど、岡崎公園周辺に平安後期、白河天皇の時代、
六勝寺と言う、勝の字が付いた6つの寺が次々建てられた。
検定受験者は暗記する。確か、法勝寺・尊勝寺・最勝寺・円勝寺・成勝寺・延勝寺。
建立は、白河天皇・堀川天皇・鳥羽天皇・待賢門院・崇徳天皇・近衛天皇の順だが、
最初の白河院の法勝寺には、近年八角九重の塔があったと分かった。なんと100メーター以上の高さだったとか。
東寺の五重の塔の倍だ。
その、法勝寺の礎石だと・・・。本当か?
境内には蓮の花が満開?いや満開を過ぎた蓮の池。
小さな発見だが、貴重なお寺だった。
次は、円山方面へ向かう。
33か所巡り公式HPから
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