高台寺 秋の夜の観月茶会
傘亭
観月台
以下京都デザインHPより
秀吉を弔うために寧々が創建した高台寺で風情溢れるお茶会を楽しむことができます。
- 日程
- 9/7(金)~23(日)の金・土・日
- 時間
- 受付17:00~18:00
- 料金
- 6000円(お茶席・庭園夜間拝観料込・点心付。
前日16:00までに要予約) - アクセス
- 市バス「東山安井」下車、徒歩約5分
京阪電車「祇園四条駅」下車、徒歩約20分
阪急電車「河原町駅」下車、徒歩約20分
今年の中秋の名月は9月24日だが、中秋とは旧暦8月15日で、秋の真ん中という意味だ。新暦と旧暦の関係がここでも難しい訳だが、現在は満月の日が正確に分っているのでその日に合わせて各地で行事が行われる。
「月を愛でる」という習慣は古くからあったようで、日本人の心の中にお月さまを神さまと感じていた様だ。平安時代の貴族などの間では月を愛でながら詩歌管絃して、お月見の宴が催されたようだ。村上天皇の頃に正式な行事となったようで、当時の貴族は、月を直接見ることをせず、池や杯に月を映して楽しむのが雅とされた。
京都では、今年も月を愛でる観月祭が各所でとり行われる。酷暑に始まり地震や台風・豪雨の被害に加え、政情も不安だらけの平成最後の年を、平和に終える為祈りたい。
そのスタートを切る高台寺の観月茶会を紹介する。
9月の金・土・日に限り特別な茶会が行われる。前日までに予約が必要のようだが、こよなく茶道を愛した秀吉の所縁の寺院なので一度訪れたい。(寺名はねねの法名高台院に因む)「時雨亭」や「傘亭」など茶室が有名で、灰屋紹益と愛妾吉野大夫ゆかりの「鬼瓦席・遺芳庵」もある。「偃月池」や「臥龍池」などの庭園内の池に名月を写して茶会を楽しむことが出来るだろう。
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