メタボおやじの糖分日記

旅と酒をこよなく愛するメタボ親父の糖分ライフ。

最悪の4万円宿

2013年12月14日 | ちょっとお出かけ






一日限定二組の宿。
広さを150帖に2室だけの贅沢なお部屋。
お食事は職人が目の前でお肉や魚を調理に参ります・・・・・・

料金お一人40000円

が、ナント24,900円とあってチケットを購入(GROUPON)。

二人で行けば80,000円の宿だから
まぁそれなりに期待できるだろうと胸を躍らせたのだが・・・・





場所は群馬県桐生市黒保根町
あの国定忠次で有名な赤城山の奥にある梨木温泉。

行けども行けども民家がない。






とにかく山のなかで何もない。ツーか、超ローカル。

箱根や湯河原の景色とちがって
どことなく落ち武者が出てきそうな雰囲気だ。


やっとクルマを飛ばして温泉の入口に着いたらこの景色







えっ、どこに高級旅館があるの?

思わず行ったり来たりしながら探してしまった。
で、仕方がなく、小学校のようなこの建物に入って聞いてみた。


オジさん   「すみません。奥の細道って旅館この辺ですか」

従業員    「はい、こちらです!」

オジさん   「絶句・・・・・・」


まさかの展開に声も出ず
ただひたすらいわれるままに、この建物のなかにいく。






もういちどホームページの写真をみてみよう
        ↓
        ↓





どこから見ても別世界である。

でも実際の写真はこう
        ↓
        ↓







ただ部屋数だけ多く
湯治場や合宿所をリニューアルしたような感じがしてどうも落ち着かない。
正直さむいところである。

露天風呂は掘建て小屋で穴を掘っただけのもの
湯は温くゴミが浮いている。

大浴場
これも掃除をしている形跡なし

ものすごい不安に襲われた。



ただこの旅館 とにかくサービスだけはよく
冷蔵庫の中身は何を飲んでも無料
アイスクリームもコーヒー、エスプレッソも
生ビールも冷酒も飲み放題

しかもどぶろく一本サービスで
おつまみセットも無料でついてくる。
まるで学生相手の商売だ。

で、夕飯はこんな感じ














山だからキノコや肉がメインになるのも仕方がないが
このキノコ汁の他にもキノコのクリームスープがもう一品ついており
メインの和牛のしゃぶしゃぶの他にも、地元特産のフリーデンポークの鉄板焼きがついてくる。
しかもこれにてんぷらも・・・・・

胸焼けする。

付け加えていえば、食事も鉄板焼きとしゃぶしゃぶ同時に火を付けるので
ゆっくり酒を楽しむ暇もない。

生ビールを呑んでいるうちに鉄板焼きの肉が焼け
酒を呑む前にはしゃぶしゃぶのナベが沸騰する。

なんと慌ただしい夕食か






もちろんこんな優雅なパフォーマンスも一切ない。

これで二人で80,000円?

思わず不満を通り越し 絶句した。



翌日の朝食はさらに目が点になった。





白米ではなく玉子ぞうすい

お椀の中身は豚汁
もうひつとのお椀はすき焼き
それにタジン鍋がついていて、中身はタマネギ、ほうれん草、豚の薄切り

昨夜の胸焼けにとどめを刺された。

最悪のバカンスだった。


来週は気分一新
8日ほど日本を離れます。

あぁぁ・・・・二日経っても胸焼けが治らない。
GROUPONにダマされた!!












コメント (6)
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