メタボおやじの糖分日記

旅と酒をこよなく愛するメタボ親父の糖分ライフ。

世界遺産の旅 PART6

2009年07月22日 | 中国


旅の楽しみは、なんといっても食べること。

せっかく北京に来たのだから、まずは本場北京ダックを食べにいこうと、名店「全聚徳」に行ってみた。

この店は清朝同治三年(1864年)、河北省からきた農民、楊全仁によって創業された。今年で145年の老舗。

史書によれば、店主の楊氏は鶏やアヒルの肉を売って生計を立てていたが、干し果物屋「徳聚全」が倒産したきっかけに、全財産を投じてその店を買い取ったそうだ。

そして、風水師のアドバイスに従って名前を「全聚徳」と改め、宮廷料理人を迎えて、炙り炉による鴨料理を民間へと伝えた。

全聚徳の北京ダックについて、「それを越える料理は無い。最高の北京ダックだ。」と記されている。

それほど有名な「全聚徳」は、現在、中国国内・海外を合わせて100店舗近くを展開する北京ダックの老舗になっている。






さてさて、期待に胸を躍らせて行ったのだが、北京ダックはご覧のとおり、料理人がやってきて目の前でさばいてくれる。


う、美味そう!!


思わず青島ビールを頼んでしまった。




昼は地ビールを頼んだ。

このビールも大変うまかった。




料理もさることながら、中国のビールがこんなにうまいとは思わなかった。

昔、青島の郭ちゃん(かつらメーカーの社長)が、

「兄貴ぃ~、青島ビールうまいから飲みにきてよ」

といっていたのを思い出す。

いつもカロリーオフか、キリンのFREEなんで、久しぶりに飲む地ビールにうまさに、つい気が緩んでしまった。





で、こんな感じで食いまくった。



確かに北京ダックはうまかったが、感動するほどのものではなかった。

皮はパリッて感じでもなく、肉もごく普通。ただ、絶品だったのがダッグの骨で取ったスープで、これは目から鱗のうまさであった。



上品なこくがあり、なめらかで程よい塩味の効いた白湯スープ。

あぁ、これとビールがあれば何もいらない・・・・


そして帰国後、持病の通風がやってきた 





続きは後ほど。




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世界遺産の旅 PART5

2009年07月19日 | 中国


先週、持病の「痛風」が出てしまったため、一週間ほどお休みさせていただいた。

お久しぶりです。

さて、世界遺産の旅も残すところあと3つ。次ぎに向かったのが、このたびのハイライトの一つ「万里の長城」。




北京市内から高速道路を使って約1 時間。
なだらかな尾根と小規模な峡谷が連綿と続く高原の入り口に万里の長城がある。

全長2700キロ。

西は「嘉峪関」から東は「山海関」。さらには遼寧省の北朝鮮国境まで延長された城壁だ。
そのスケールの大きさは半端じゃない。





とにかく、行けども行けども延々と石の城壁が続いているのだ。

この日の北京の気温は37度。

日本の熊谷よりはやや涼しいものの、それでも湿度は高く、炎天下の城壁を歩くのはけっこうきつかった。




城壁のなかはこんな感じである。

数百メートルおきに見張り台が設置されており、万が一侵入者が現れれば狼煙を上げる仕組みになっている。

しかし城壁は急である。


ヨイショ、ヨイショ・・・・




はっきり言って、バテバテである。





続きは後ほど。




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世界遺産の旅 PART4つづき

2009年07月12日 | 中国


明の十三陵の入口は、山の中腹にある。

そこまで長い階段をひたすら登り、入り口からはまっすぐ地下に向かって下りて行く。

数百メートルはあるだろうか。まるで東京タワーの非常階段のようである。

とにかく深ぁ~

途中、中国人観光客が倒れてタンカーで運ばれた。疲れと熱中症だ

それだけヘビーなところである。





地下に到着すると、内部はこんな構造になっている。

まぁ、中国版のピラミッドって感じだろうか。

なかはひんやり。観光局の職員はみなダウン姿である。




きっと、エジプトのピラミッドの内部もこんな感じに違いない。


 寒いようぅ・・・ぶるっ




これは王の棺のあった場所。なぜか、みな賽銭を投げている。願いが叶うらしい



王の玉座?



棺とともに納められた装飾品の数々。現在入れ物だけが展示されている。



まぁ、それなりに見応えあったが、この山登り?と次ぎに向かった万里の長城のおかげで足はガタガタ、そして、あまりの暑さにビールを飲み過ぎて、先週末から痛風になった。

現在、野菜と海藻中心のダイエット生活。

もちろん、酒も断って再びスリムになってきました。


 痛いけど、うれしいかも!




続きは後ほど。




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世界遺産の旅 PART4

2009年07月11日 | 中国



北京の中心から北西へ約50km、昌平県の天寿山南麓に「明の十三陵」というのがある。

ここは文字どおり、明朝13代皇帝(永楽帝から7代皇帝を除く16代皇帝まで13人)の陵墓で、現在3人の皇帝(永楽帝、隆慶帝、万歴帝)のみ公開されている。

周囲は広大な桃畑に囲まれ、至る所で桃が売られていた。




フルーツ天国!

世界遺産もそっちのけで、果物ばかりが気になった。

というのも天寿山南麓、この一帯は、桃だけではなく、杏やサクランボの産地だからである。

ちなみに買い物袋一杯の桃(写真上)が日本円で500円。

値切ればもっと安くなりそうだ。




そんな明の十三陵は、小高い丘の上に建っていた。といっても入口は丘の上だが、陵墓は地下、それもかなり深いところにあるらしい。



続きは後ほど。




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世界遺産の旅 PART3

2009年07月10日 | 中国


最初の世界遺産は、北京市の中心から西北へ15km離れた頣和園(YiHeYuan)だ。

ここは18世紀はじめに当時の清朝が、「三山五園」と呼ばれる、暢春園、円明園、万寿山清漪園、玉泉山静明園、香山静宜園という5つの御苑をつくった。
頣和園はそのひとつ、 万寿山清漪園が前身。

1860年、第二次アヘン戦争によりこの庭園は荒廃してしまうが、後の皇帝・咸豊帝の貴妃であった西太后が政権をにぎり、海軍学堂建設を名目にひそかに修復。さらに光緒帝の名で造営工事をはじめ 、頣和園と改めた。
名称の由来は「頣養衝和」(養いはぐくみ、おだやかにする)と言われている。




西太后は、中国の歴史に残るまれに見る悪女である。

国費を私物化するのはもちろんのこと、咸豊帝の寵愛を受けた麗妃の手足を切断し、瓶に入れて生かしておいたという史実もある。

そんな恐ろしい女性が造ったとは思えぬほど、頣和園は壮大で優雅な美しい庭園だった。




湖の周囲は、このような廊下があり、別荘までの道のりを優雅に演出している。

主だった箇所をご紹介しましょう。
まず、 東宮門を入ると正面に「仁寿殿」がある。ここは西太后と光緒帝が政務をとり、臣下や外国使節を謁見する場所。
室内中央には立派な玉座が残っているが、これは皇帝のものではなく西太后が座っていた場所で、光緒帝はその隣の質素な場所に座らされていたそうだ。

その「仁寿殿」の北西にあたる昆明湖の岸辺に、西太后が住まいとしていた「楽寿堂」がある。
ここを出ると、「昆明湖」沿いに700メートルも続く「長廊」があり(写真)、その梁欄には杭州の西湖の風景など1万4000枚の極彩色の絵が描かれている。

西太后はよくこの廊下を早足で散歩したそうだ。

西太后はどんな人物だったのか。この廊下を歩きながら、歴史の彼方に消えた悪女の姿を思い浮かべていた。




後方に見えるのが、頤和園の代表建築物である仏香閣。
ここから、頤和園全体の景色が、眺めることができる。



The Summer Palace - Beijing China



北京に来たら、ぜひ訪れたい世界遺産の1つである。






続きは後ほど。




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世界遺産の旅 PART2

2009年07月09日 | 中国


北京はいま、マイカーブームが訪れている。

貧富の激しい農村部とは打って変わって、市内にはベンツ、アウディ、ワーゲン、プジョーや、日本のトヨタ、ホンダ、日産まであらゆるクルマがひしめき合って渋滞を引き起こす。

それはかつてテレビでボクが見た自転車の大移動とは大きく異なり、すでに世界的経済都市といった雰囲気を醸し出していた。

もちろん自転車も通るには通っている。

だが、ご覧のようにその多くがクロスバイク、ロードレーサー、マウンテンバイクへと・・・・・・・




けっこう、イケてるではないか

写真のツーキニスト?クはGIANTのロードレーサー。

音楽を聴きながら走るその姿は、日本でもまったく違和感を感じない。むしろイケているかも。


しかもメタボだ!



う、う、う・・・・負けそう!




北京市内をバスで移動してみると、刻々と変化する中国の姿が見えてくる。

写真は北京の七つ星ホテル・盤古大観。
日本円で1泊約7万円~というから

まぁ、そんな北京市内見ながら最初の目的地、頣和園に向かった。

ここは北京の西北に位置し、市内から約10キロほどのところにある。





続きは後ほど。




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世界遺産の旅 PART1

2009年07月08日 | 中国


東京を離れて数時間、中国の首都北京に到着すると、ゴーグルにマスク姿の検疫官が入ってきた。

成田も北京も相変わらず、豚インフルエンザにはピリピリしている。

出入国の際の赤外線カメラもそうだが、検疫官による体温チェックは、まるで感染者扱いのようで少々違和感を感じた。

ま、しょうがないか

でも気持ちのいいものではない。




さて、そんな北京の夜がうそのように、ホテルの窓から見る朝の光景は実に清々しい。

正面は北京の北駅。

実はこの駅から万里の長城行き(八達嶺行き沙城駅)まで1日1往復のみ走っている。

ネットで検索すると、3月の段階では8時14分発、4月から8時06分発と不定期でかわっている。
列車で移動する時は、くれぐれも出発時刻を確認しておこう。

というわけで初日のコースは、万里の長城と北京の西北にある明の十三陵(十三人の明朝皇帝の陵墓)へ。

でも、その前に腹ごしらいだ!

バイキング! バイキング!




実は今回の旅で最も注意したのはホテルであった。

旅行者のブログでも「シャワーが壊れていた」「トイレの水が流れない」などの苦情も多々あり、やっぱりある程度のランクを選ばないとヤバいということで、5つ星のホテルにした。

おかげで朝食は驚くほど豪華であった。

バイキングの種類だけでも100はあっただろうか。味も最高だった





野菜の炒め物に焼きそばとまんじゅう




朝食なのに鍋料理




水餃子もうまかった




他にもお粥や肉料理をいっぱい食べて、最後はデザートとフルーツで締めた



食い過ぎた! 



続きは後ほど。




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The Last Emperor

2009年07月05日 | ちょっとお出かけ
The Last Emperor - The Criterion Collection


ボクのおやじは満州で生まれた。

じいさんは満鉄(満州鉄道)の幹部で、最後の皇帝・愛新覚羅溥儀とも面識があり、おやじも一度溥儀を見かけたといっていた。



もちろん戦中のことだから、ボクの知るところではない。

だが、映画『ラストエンペラー』には、確かに当時のおやじの少年時代があったのだ。


「満州は楽しかった」「中国はおもしろかった」・・・・・


そんな話を聞いてきたせいか、一度は中国に行ってみたいと思っていた。






『ラストエンペラー』の舞台となった北京。

溥儀の暮らした紫禁城。

それはどんなところだったのか・・・・・






紫禁城は北京の旧内城の中央南部よりに位置する東西約750メートル、南北約960メートルの城壁に囲まれた約72万平方メートルの一区画で、ユネスコの世界遺産になっている。

元がつくったものを明の成祖永楽帝が1406年から改築し、1421年に南京から北京へ都を遷してから清朝滅亡まで宮殿として使われた。

1644年の李自成の乱で明代の紫禁城は焼失したが、その後清朝により再建され、清朝の皇宮として皇帝とその一族が居住するとともに政治の舞台となった。



その紫禁城の石畳の上に立っている。

ちょっと感動ものだ。

そして、ここは、映画『ラストエンペラー』のなかで溥儀が自転車に乗る練習をした場所。



そこを通り、皇帝が即位する場に行ってみた。



とにかく広い。そして、でかい。

なにせ、この宮殿の部屋数は9999室もあるというから驚きだ



続きは後ほど。




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お祝い

2009年07月01日 | 本日の糖分


今日は、仲間といっしょにNPOメンバーの祝勝会を行った。

といっても、スポーツや競技で勝ったお祝いではなく、読売新聞という大手の新聞に大きく紹介されたお祝いだ。


その記事がこれ




半端でなく、でかっ!

紙面のほとんどが彼女の写真だった


それだけではない。

インターネットのYOMIRI ONLINEにもデカデカと掲載され、一気にボクらの活動を知らしめたのだ。


「おつかれさま  とにかく乾杯!」




神奈川支部だけの、ささやかな祝いの席だった。

左は支部長の越智クン、そして中央は二俣川店の期待の星、飯島クン。右はかみさん。




そして、こちらは今回の主役の菅谷さん、山崎さん(ともに鶴見店)。


「今日は気兼ねなく、食べて飲んでくださぁい~」


といいながら、すでにいい気持ちになっていた。




ところで、ワタクシ、本日から夏休みを取らせていただき、一週間ほど中国へ行って来ます。

北京ダック、万里の長城、天安門など来週は盛りだくさんの内容でお届けします。

そして、デブにならないように戻って参ります。

それまでの間










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