メタボおやじの糖分日記

旅と酒をこよなく愛するメタボ親父の糖分ライフ。

ハワイの旅:ハレクラニ滞在記 ③

2015年12月28日 | ハワイ


軽く走ってホテルに戻るとレストランの前に無料コーヒーが。
これをいただきながらプールサイドでダイアモンドヘッドを眺める。
これが格別なんですねぇ~。



俺のもんだっ!



って感じでひたすら絶景を独り占め。

そうこうしているうちに腹も減り、
ちょくちょくお世話になったレストラン、ハウス ウィズアウト ア キーへ。



いつもはこんな感じの朝食ですが、今回はもっと地元に馴染もうと
Bills(世界一の朝食を提供するレストラン)に行ったり、
近所の高橋青果店でたまごサンドとフルーツを購入し、
ラナイで食べたりといろいろ。

昼食ももっぱらアメリカンなものを中心に食べていたので和食も恋しくなり
こんな感じの朝食もありました。
しかし天下のハレクラニのレストランにしては、納豆や焼き魚もないので少々不満です。





ご飯に味噌汁とお漬物、それに切り干し大根の煮物だけ。
おいおいおい、って感じでした。 カハラの方がよかったよ。
ま、文句は言いません。


さて、今回食べた朝食はこんな感じです。




Billsのパンケーキとピッツァ、それに自家製のレモネード。
パンケーキはまずまずでしたが、やっぱりBoots & Kimo'sかな。
あのマカデミアナッツソースのパンケーキ敵うパンケーキはいまのところ見当たりません。


次は高橋青果店です。
ハワイに来たら必ず食べるたまごサンドと完熟マンゴー。
やっぱりいつ食べてもうまい!です。




今回で5年目を迎えたハワイですが、そろそろ慣れてきたので、
旅行者ぽくないライフスタイルを味わうようになりました。

長期滞在者のように地元に馴染んだ
食事、ショッピング、アクティビティ(今年はジョギングのみ)を楽しんでいます。


ハワイのバカンスまだまだ続きます。







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ハワイの旅:ハレクラニ滞在記 ②

2015年12月27日 | ハワイ


ホノルルマラソンなんてものじゃありませんが、
滞在中、毎日走りました。

日本から持ち込んだトレーニングアプリとウェアラブル端末で
初日はカピオラニ公園周辺を、
二日目以降はアラモアナ、
さらにワード地区走ってビーチパークからマジックアイランドまで10キロほど。


夜明け前は気分がいいですね。


真っ暗な闇の中からうっすらとダイヤモンドヘッドが見えてくる。
影絵のようなシルエット、黒からグレーに変わる空の色。
このえも言われぬ美しい景色を見たくて多くの観光客がビーチに集まります。






朝は最高です。
地元の人も日本人も走っています。
私の前を何人もの小柄な女性が走り抜けて行きました。
やっぱりマラソンは小柄な人のスポーツでしょうか。
全然追いつきません 


まぁ、歳ですからね。


さて・・・・ お腹もすいてきたことだし、
ホテルに戻って無料のコーヒーでももらいにいきますか。
プールの椅子取りも始まりますし、食事の時間もそろそろですし。
今日も1日のんびり過ごしましょう。

な~んて感じのホノルルの朝でした。








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ハワイの旅:ハレクラニ滞在記 ①

2015年12月23日 | ハワイ


16日からホノルルに来ています。
プールサイドに寝そべっています。

一年の疲れを取るためにと昼間から一杯
お仕事をしている方には申し訳ありませんが、バカンスやらせていただいています。
ワイキキ最高!


しかも、今年の宿泊先はハレクラニ。
別名「天国の館」と呼ばれる☆☆☆☆☆のラグジュアリーホテルです。
ハワイNO1のホスピタリティとサービスを体験し、そこから何かを学んでこようというのが狙いでしたが、チェックイン早々こんな感じになってしまいました。





ダラダラ、ダラダラ、ひたすら充電。
去年もカハラでひたすら充電しましたが、今年は一年歳をとったせいか、異常気象のせいか
とにかく激しい時差ボケでカクテルを飲みまくっています。


マイタイ美味いなぁ~


どうにかしてください。






私の部屋は8階のオーシャンビュー。
部屋からはご覧の通りワイキキビーチとダイヤモンドヘッドが一望できます。
ちょっとシェラトンが邪魔ですが、広さもまぁまぁ。
ラナイも広く、ここで食事を取る方も結構います。




新婚さんでしょうか、ルームサービスを頼んでラナイで食事をしています。
私は散歩がてらホテルの外か1階のハウス ウィズ アウト アキーで朝食を取りますが、
一度はルームサービスでシャンパンでも飲みながら食事をするのもいいですね。
なにせ「天国の館」ですから。
ここでのんびり過ごすのが最高の贅沢です。


では、なぜ「天国の館」と言われるのでしょうか。
その素朴な疑問にお答えしたいと思います。

まずこれをご覧ください。




上の写真は一週間の催し物のお知らせ。
着いた初日は支配人のレセプションパーティーが用意されていました。
ドリンクや軽食は無料。
他の日もフラやヨガの無料レッスンや中庭での生演奏など、
様々なイベントがあり、宿泊者へのもてなしを感じます。

ただ、こうしたイベントならカハラでもやっていましたし、他のホテルでもあるでしょう。
でもハレクラニの意図とすることはお客様とのふれあい。
その一点にあるようです。
いい例が、チェックインから部屋までの案内をフロントの方が来てくださり、
館内の歴史をや施設を案内しながらフレンドリーに、
また何か困ったことがあれば電話でも部屋に置かれたメッセージボードでも対応できるよう
きちんとマニュアル化されていて〈さすが!〉と感心させられました(写真下)。

いわゆる痒い所に手が届くサービス。
その辺が他のホテルより一歩も二歩も先を行っているように感じます。


ただ、残念なことに1階のハウス ウィズ アウト アキーの夜のスタッフは最悪。
ビールの追加を頼んだら、まだ半分以上飲みかけがあるのに新しいグラスを持ってきて並々注いでいく。
早く帰りたいのか食事を急かすような振る舞いをする。
どんな一流のレストランやホテルでも、すべてを壊してしまうのが従業員の態度です。
とくに一流と言われるところほど、ちょっとした振る舞いでも目立ってしまいます。

サービス業を生業とする人間ほど注意しなければいけませんね。
勉強になりました。




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酒の楽しみ

2015年12月14日 | 外呑み



一昨日は今年最後の呑み会でした。
メンバーはいつもの三人組(酒楽会のメンバー)で、場所は中目黒の酒人あぎ、
集合は6時半ですが、Kくんが忘れ物をしてUターン、M先生も落し物をしてUターンと、
結局スタートしたのが7時半、1時間遅れで乾杯です。



    乾杯!




すでに而今を2杯も飲んでしまった私は飛露喜(廣木酒造)で乾杯
M先生はお気に入りの風の森(油長酒造)
そしてKくんはどこの銘柄か忘れてしまいましたが山廃で乾杯し、
互いに一年の労をねぎらいました。







  

お疲れ様でした。

今年一年ありがとうございます。
来年もまたよろしくお願いします。




    やっぱりいいですねぇ~



酒仲間と日本酒談義。

今年最後は互いの好みについて、色々な角度から意見を言い合いました。

精米  酒米  好みの県、などなど・・・・ 

話は尽きません。

そして行き着いた先はバランス(好みではありません)、これを基準にいい酒とし、
三人がともに一番にあげたのが而今でした。

いや、納得です 








大好きです。

そして次に出たのが十四代。

こちらもバランスのいいお酒で、
重くもなく軽くもなく、また爽やかでありながら旨みがあって綺麗。

ともに十年近く飲み続けていますが、いつ飲んでも美味い!と感じる逸品です。

人に例えるなら・・・・う~ん、オードリー・ヘップバーンって感じかな。
誰からも愛される永遠の妖精のような・・・・・

ちょっと誉めすぎか










そんな話でほろ酔いながら、いつも酒と人生、生き方というものをリンクしてみています。
一種のフィロソフィーといいましょうか
日本酒にはそんな深いものを感じます。

茶道、華道、武道とつづく日本ならでは「道」日本酒道。
極めてみたいものです。


さて、明日はホノルル、これから荷造りです。ではまた






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三養荘へ:老舗の継続は想像力

2015年12月06日 | 国内/伊豆・箱根



三年前に伊豆長岡に行ったとき、町営の足湯で出会った地元のおじさんに、
次に来るときは三養荘に泊まったらいいよ。あそこは別格だよ。
天皇もお泊まりになったところだからね。
と、自慢げに話してくれたのを思い出し、
じゃぁ行ってみようかと予約を入れました。


出発したのは金曜日の朝。
到着したのは午後の3時。
場所は狩野川に面した温泉街の入口で、
いかにも高そうな数寄屋造の旅館です。
もともとは旧三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎の長男・久弥氏の元別邸で、
そこに15棟の建物を建てて旅館「三養荘」として昭和22年に営業。
それからさらに33年に本館「みゆき」、42年に離れ「高砂」「花月」
「きぬた」を増築し、今日に至っているとか。
経営はプリンスホテル。敷地面積は42000坪。
あまりに広大な庭園に、思わず興奮してしまいました。


ちなみに三養荘の名の由来は、岩崎家の家訓、蘇東坡(そとうば)の「三養訓」
安分以養神 (分をわきまえて、精神を安定させること)
寛胃以養気 (胃を楽にして、心身の元気を養うこと)
省費以養財 (無駄遣いをやめて、財産を作ること)
から取ったもの。なるほど哲学を感じます!


というわけで、まずはチェックインからご紹介。
事前に到着時刻を告げていたからか、玄関前で番頭さん、仲居さんが出迎えてくれました。
中に入ると美しい飾り雛と庭園が目に飛び込んできます。
素晴らしい!
そして仲居さんの案内で、畳敷きの廊下を歩いて奥へ奥へと進んでいくと、
絨毯敷きのゆるいスロープの廊下、さらに奥へと進むと別棟につながる階段があり、
それを上ると平屋造りの離れが3棟ほどありました。


写真は飾り雛  畳敷きの廊下  絨毯のスロープ  とにかく広い旅館です




ちなみに本日泊まった部屋は、本間、次の間、化粧の間に、庭園に面した広縁と、
プラス、源泉掛け流しの温泉と仲居さん用の台所部屋もついた贅沢な広さの離れです。
どの部屋も結構な広さだそうですが、なんとこの部屋、
天皇陛下や皇太子ご夫妻もお泊まりになった離れとか。(びっくり!)





もうここまでくると古くても文句は言えません。
むしろ文化財級の建物や庭に、いまどきの高級旅館じゃ味わえないスケールの大きさを感じます。
あっぱれ! あっぱれ!
ただ、ちょっと気になってしまったのが従業員の年齢。
ほとんどの仲居さんが70歳以上かなぁ~に見えるお年寄りで、
部屋食ではないこと(プランによってはあるようです)。
また、経営がプリンスということで、以前泊まった箱根の龍宮殿を思い出し、
食事に不安を感じてしまいました。
嫌な予感です。

とくにこの歳になると張りぼての高級旅館や懐石料理はもう沢山って感じ。
残りの人生短いので常々ホンモノに触れたくなります。
なので企業的な観光会社やホテルチェーンにありがちな、
コストパフォーマンスはせっかくのハレの気分を台無しにすることが往々にして起こります。

前回の龍宮殿もそうでしたし、今井荘もそう。はたして三養荘はどうなのか・・・・
今回もまた不安な気持ちがよぎります。





まぁ、これだけ立派な建物や庭園を残しているのだから、
きっと老舗のプライドはあるのだろうと思っていました。
が、現実は期待とは正反対の内容で、すべてが裏切られたという感じです。

食事処での夕食は仕方がないとしても、事前に注文した正雪が出てきません。
仲居さんが伝えなかったのか、担当のおばちゃんが忘れてしまったのか、
注文したお酒はまだですか? と尋ねてみたら、
眠そうな顔でちょっとお待ちくださいと300mlの瓶をポンとテーブルに置きました。

フツーこの手の旅館なら容器に入れ替えるとか、
あるいはクラッシュアイスに入れてくるとか、
もっと客をもてなす演出があるもの。
まるで食堂って感じの合理的な対応に、それから先の懐石の内容もすべて読めてしまい、
白け気分でさっさと食事処を後にしました。

あまりにひどかったので、料理の写真は載せません。
代わりに朝食の写真で感じ取ってください。





サービス業という職業柄、何度気も経営者の目で物事を見てしまいます。
もうちろんこうした反面教師もいい勉強にはなりますが、
いい店、いいサービス、いい商品の鉄則は「客の期待を裏切らない」努力があるものです。
景気が悪くなったからコストを下げなければない。
人件費を抑えなくてはならない。
当然質は落ちますが、それを感じさせないぐらいの創意工夫があるか否か。
努力しているか。
厳しい言い方ですが、成功している店には必ず想像力があります。

来週は1年ぶりにハワイへ行きます。
今度の宿泊はハレクラニです。
ハワイを代表するホテルとして常にトップの座をキープしています。
その秘訣はどこにあるのか。
どんな創意工夫があるのか。
一週間、じっくり観察してこようと思います。

ではまた




コメント (2)
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