イギリスのエリザベス女王が亡くなり、色々な行事が行われている様子が紹介されています。
マスコミにより報道の中に負の情報はほとんど見られない。。羨ましいです。。
イギリスはキリスト教の国で国民の50%がキリスト教と言われ、残りの25%は色々な宗教らしい。
無宗教の人も25%存在すると。
なのにキリスト教で行う国葬に対して反対するイギリス国民の姿が報道されないのはどういう事なのだろうか?
そんな人は存在しないのか、存在してもごくわずかなのか?
日本ならキリスト教で行うなら国葬ではなく、王室の葬儀として行えば良いとなりそうですが・・・。
日本ではその問題を解決する為に天皇の葬儀などは、宗教色有る葬儀と無い葬儀の二度行われます。
日本人得意の折衷案です。
エリザベス女王は若い時がその地位に付き、妹が離婚歴のある人と結婚しようとしたのを反対して別れさせた事も有る。
自身が女王になった一因にもそれがあり、前の国王が離婚歴のある女性と結婚する為にその座から降りた為に父親が国王となった。
離婚歴のある女性の為に国王の座を捨てたのも凄いけど、それを当然のように許さない王室も驚きです。
つまり国教であるキリスト教の教え・・・
「死で別れるまで・・・」と神に誓うので、死別以外では再婚できないんですね。
一般人がそれを守っているかと言えばそうでもないのですが、女王と言う公人の立場を優先したのです。
取り方によっては人権を無視している感じになります。
凡人の私の感覚では離婚しても相手が死ななければ再婚できないなんて、、、、信じられませんね。
新しくチャールズ国王になったが、ダイアナ妃が亡くなったので再婚が可能になった。
もしかしたら、そんな事がダイアナ妃の死因が色々と言われた原因なのかと思ったりします。
日本でも安倍元首相の国葬が行われるのですが、国民の感情はまとまりません。
その原因は安倍元総理自身にあるのか・・・
国葬決定のプロセスにあるのか・・・
野党の国会議員はプロセスに問題ありと正面から政府を追及しています。
確かに国のお金を使う場合には議会の承認を仰ぐと言うのは議会制民主主義の基本で、このエリザベス女王の国葬も形だけですが議会を通しています。
岸田総理は安倍元首相の亡くなり方があまりにも衝撃的だったので国民の理解も得られると判断したのでしょう。
結果は大きな判断ミスでしたね。
統一教会と安倍元首相や自民党議員の関係がこれだけ大問題になるとは・・・予想できなかったみたいです。
でも、ここにきて後戻りも出来ないので、なんとか国民に理解を求めているのですが難しい状況です。
自民党議員と統一教会の関係を調査をしても、完璧な調査など不可能だし、時間をかけて深い所まで調査をするなら国葬に間に合わないし、急いでの調査が可能だったとしても、結果を発表すればそれはそれで収拾がつかなくなる。
まぁ批判にさらされながら、これ以上批判されないようにやり切るより道はなさそうです。
そんな状態ですから、万が一にも個人的なテロなどを発生させては大問題になる。
イギリスの様に自動小銃の引き金に指を置いて構える警護を日本では出来ません。
かなり難しい要人警護になりますが、そこは絶対に発生させてはならない。
「安全な国・日本」 これを失う国葬にだけはして欲しくない