昼から見ていた里見香奈五冠の棋士編入試験。
難解な中盤を制してAI診断では里見五冠の勝利は80%以上になっていた。
しかも、その後の道筋はそれほど難解ではなく、一歩づづ前に進めば自然と勝利する状態で、ヘボ将棋の私が里見五冠の代わりに差しても勝てそうな状態です。
これで1勝1敗となり、のこり3戦に期待すると、、、、思っていたら。
なんと、なんと驚きの一手が里見五冠から飛び出した。
本来差す一手は簡単で、解説の棋士たちもその一手以外にはないと。
ところが解説の棋士だけでなくAIも予想しない一手を指した。
たぶん93手目だったかと、、、
私が考えても、その手の後は3手か5手で、どうしようもない窮地になる大悪手。
その道は考える事も必要のない簡単な一本道。
何故、その手を指したのかいまだに理解できない。
解説者も余りにも酷い一手なので、その事には一切触れないんです。
どの角度から考えても素人より酷い
あれは大悪手とか緩手とか言うレベルじゃない、何かの間違いかと思うくらいの一手です。
言うまでも無く、その後は防戦一方で、一度も攻めることなく投了でした。
ほぼ勝っていた勝負だけに、本人のショックは大きいでしょう。
絶対に言いたくない言葉が頭の中を走ります。
「これだから女性の棋士は無理なんだ」
私は注目し、期待し、応援していただけに、こんな考えられないような凡ミスで勝ちを逃がしてしまう姿を見せられては、期待した自分に腹が立つやら情けないやら。
残り3戦の全勝を目指して頑張ってとは言えなくなってしまった