福島の処理水の海洋放出を受けて
中国は 日本からの水産品の全面禁止を発表しました。
全面禁止 なんか強烈な印象を受けますね。
中国は人口も多く、日本からの輸出国としては大きな存在です。
その印象が強く、水産品の全面禁止となれば、日本の経済にも大きく悪影響するのでは・・・?
そんな心配も有ります が・・
元々、日本は水産品の輸入大国で、輸出国ではありません。
中国だけで考えても、中国からの輸入は 2635億円。
それに対して輸出は 858億円で、
その内の 546億円は香港です。
ですからテレビなどで日本の魚が手に入らないと困っているのは、香港で中国人相手に日本料理を提供している店だけ。
つまり日本全体の水産関係会社にとり、中国に対しての858億円の売り上げが無くなるだけ。
それらはベトナムや他国に回し、残れば国内で消費すれば良いだけの事。
万一、それでも水産関係者に損失が出れば、東京電力が賠償すると宣言しています。
損失額は売上高 858億円から出る利益ですから、東電にとりそんなに負担になる額じゃない。
中国も政治に利用しようとしたが、中国に賛同する国は日本から見れば地球の裏側の小さな国だけ、それらの国も中国に経済面で支えてもらっている国なので、本心はほとんど関心がない国々です。
世界に向けて処理水の放出を批判しただけに、今更態度を変更できずにいるだけに見えます。
中国より心配なのは韓国の反政府組織です。
今の大統領は「容認」していて、それが韓国政府の意見とされています。
しかし、前韓国大統領の勢力は次の選挙で権力奪回の為に、とにかく何でも「反日」で結集する事を目指していて、選挙で負けるまで「反日運動」を止めません。
その道具として、福島の処理水放出は大きなカードで、そのカードを使い続ける。
中国にしても、自国や原発を持つ国々が出しているトリチウム等が入った水と、福島の処理水との違いを証明できない事は理解しているのです。
そこを深堀すると、やぶ蛇になってしまいます。
所詮 「感覚」と「政治」で批判しているだけなので、好きなようにやらせておけば良いだけの事です。
日本と東電がやるべき事は、、、こまめな情報公開だけ
異常が有れば、もちろん停止して原因を解明。
異常が無ければ、粛々と実施し続ければいいんです。