気づけば11月に入りました。
一日一日がホントにあっという間に過ぎて行きます。
このひと月はイベントも多く、忙しくてブログの更新が出来ませんでした。
幼稚園の運動会の記事で止まっていましたが、
ちょうど一年前、
そういえばウチに新生児委託のお話があったんだっけなぁ・・
「あの時の子」はどうしてるだろう。
・・・などと考えていたりして
ちょうど運動会の代休でサロンに遊びに行った際に
乳児院の先生が(コーディネーターで来て頂いている)
「ミカタさん、この頃も子どもさん預かったりしてるんですか?」
と聞かれたので
「お話は何度か頂いているんですけど・・ご縁がないみたいで断られたり
こちらの都合が合わなかったりで委託までに至らないんですよ。」
とこぼすと
「じゃあそのこと、児相に言っておきますね!」
とお口添え頂いた翌々日、
一時保護の委託がありまして
またかわいいお子様を預かっております。(詳細は伏せさせてくださいね。)
どれくらいの期間かは未定ですが、
長期の養育でお預かり出来たらなぁと思っております。
急に忙しくなりましたが
マルチャンの幼稚園行事の引率もひとつ、夫に行ってもらったり
マルチャンも鬱陶しいくらい(笑)溺愛したりして可愛がってくれて
家族で協力して頑張っています。
そんなこんなでまたブログの更新が滞ると思いますが
皆さま温かく見守って頂ければ幸いです。
そうそう。
先日、大阪の会の運動会にも行って参りました。
降水確率0%だったのに怪しい雨雲が現れたりしてヒヤヒヤしましたが(雨女が来ましたからね
)
雨が降り出す事もなく、無事に運動会は終わり我がチームは最後の競技の綱引きで
わずか1点差でまさかの逆転勝ちでした!!!
ウソみたいな勝ち方で笑えてきましたが
赤組の皆様、めっちゃ勝ってたのにあんな勝ち方してスンマセンm(_ _)m
でも、勝ちは勝ちなんで~♪
マルチャンたち、まるで自分たちがメインで活躍したかのように
前に出てきて優勝旗を掲げてましたよ(笑)
運動会では久しぶりに“同士”と涙の再会を果たしました。
ブログで仲良くなったブロ友さんとも初対面
ワタクシ、、なんとも話下手なのもので
どうしようもないとテンパって変なテンションになってしまうので
お会いした方々の印象は微妙だったと思いますが、、
今後ともよろしくお願いします。
・・とココに綴っておきますね(笑)
最後にかふぇさんともお会いできたし、
会の職員さんとも少しお話が出来てうれしかった。
心残りは担当の職員さんにご挨拶をしそびれてしまったこと・・・。
あぁ・・何たる失態。
お許しを~
ここでお詫び致します。
失礼いたしました・・・・。
運動会はとても楽しかったです。
毎年思考を凝らしたプログラムに頭が下がる思いです。
本当にお疲れ様でした~。
運動会の後、マルチャンたちがお世話になった乳児院に
同じ出身の子達3家族で遊びに行きました。
乳児院から家庭に引き取られたお子たち達のその後は
ほとんどのご家庭はその施設への訪問はないそうです。
遠方で来られないなどの理由もあると思いますが
やはり家庭の養育が始まると、そこで収まってしまうのでしょうね。
なので、私たちの訪問に先生たちは目を細めて喜んで下さいました。
マルチャンたちも自分たちが赤ちゃんの時にいた【おウチ】のことに
興味津々でいろいろ質問していました。
私たちも
「せんせいたちにいっぱいかわいがってもらったよ」とか
「ここでこんなおやつをたべていたよ」とか
「よだれたらしてげんきにはいはいしてたよ」とか
話していると
あかちゃんがいるおへやにいきたい!!
と言うので先生の許可を頂き、保育室に行きました。
マルチャンは何度か来ているので
「なつかしい~
」
なんて言ったりして
お友達と一緒に赤ちゃんたちを可愛がっていました。
私たちも赤ちゃんを抱っこさせてもらったりして
癒されました~。
・・・・でも
やっぱりね、、。
先生たちは精一杯愛情をかけてお世話していると思うのですが・・
赤ちゃんたちの【目】に元気がないなぁと感じました。
元気な子も中にはいますが、やはり人を警戒している子が多かったですね。
みんなどんな事情を抱えているかわかりませんが、
何とも言えない気持ちになりました。
ウチで預かっている子も最初は表情がなかったけど
ひと月経って、笑い方もゲラゲラと笑うようになったし
日に日に成長が見えていくので
こちらも励みになります。
ホント・・・
ここでは書けないけど
みんないろんな事情を小さいながらも抱えているんですよね。
私はこの子といつまで居られるかわからないけど
「育ててあげたい」
とかいう烏滸がましい気持ちとは違って
この子の【側に居て】
「応援していきたい」
と思いました。
乳児院ではちゃんとした専門のスタッフが常勤していて
きめ細やかな対応をしてくださいます。
でもこどもたちはずーっとそこの「おウチ」に居られるわけではないのです。
私たちは週末里親をし始めた時に
生後間もなくから育った乳児院から養護施設に移動措置になった時のYくんの
泣き顔が今でも忘れられません。
「おウチ」だと思っていた所から知らない施設に移動になって
私たちが初めて施設に面会に行った時に
私たちの顔を見た途端、走って来てしがみつき
怯えて離れなかった彼のことを・・。
(乳児院は2歳くらい~3才くらいまでしか居られないので
その後は、~18歳まで入所される児童養護施設に移動になる)
私たちが帰る時間になると
先生に引き離され
「いやーっ!こわいーっ!おかあたーん!(←私のこと)こわいーっ!!」
と私たちに助けを求めて泣きじゃくっていた・・
ああいう顔を
あの子にしてほしくないのです。
あの子だけじゃなくて、
全ての子どもたちの泣き顔は見たくありません。
マルチャンは、子どもちゃんが泣くといつもこう言って慰めます。
「〇○ちゃんはないてるかおより、わらったほうがかわいいよ」
本当にそうだよね。
全ての子どもが
笑って育つことの出来る社会は
作れないのでしょうか・・・。
切に思います。
でもウチに来る子とは不思議とご縁を感じます。
逆に一年前の子とはご縁がなかったのだなと素直に感じました。
今年は年頭から夫があちこち負傷続きで
(1日寝込むほど背中を強打したり(なぜ?w)目の負傷で連日通院したり、手術・入院したり)
そんな中、新生児を育ててる場合ではなかったと思うし
もうひとり子育てを・・なんてタイミングじゃなかったな、、と
そう夫も言っておりました。
おかげでマルチャンの幼稚園最後のイベントもたくさん参加出来て楽しませてもらえたし、
今回の委託もいいタイミングだったのかもしれません。
子どもちゃんを外に連れ出すとみんなびっくりしますけどね(笑)
知ってる人たちは
「あ、また来たんだ!」
って言ってくれたり
「どうしたの!?」
と聞いてくる人には
「里親をやっているんだ。知ってる?里親って。」
とレクチャーすると
「聞いたことはあったけど、、へぇ~!そうなんだぁ!身近にやってる人に初めて会ったよ!」
と興味深く聞いてくる人もいたり
「お下がりだけど・・」
と肌着や洋服を持って来てくれたり
ベビーカーを貸してくれるお友達もいてとても助かります。
(マルチャンのベビーカーは
“パキスタン”に渡航致しましたので
)
お隣のおばさんにはお手製の抱っこ紐を作ってもらったりして
皆、周りのひとたちに助けられています。
要らんことは言わないでも
里親をやっていることを隠さずに
「こんな活動です」
と周知させると意外と皆、わかってくれるひとが多いです。
中には
「何時間くらいみてるの??」
と、ファミリーサポートと勘違いする人もいますが。。
こうやって昔ながらの
他所の子でも助け合いながら
育っていける社会になっていったらいいのになぁ・・。
全ての子どもたちの目が
全て輝きに満ちた
そんな社会になるには・・・・。
どうしたらいいんだろう。