しあわせになるために・・ ~特別養子縁組~

’10年6月に我が子となるマルチャンを迎え11年5月に戸籍上も我が家の『長男』となりました。そんなこんなの親バカ日記です

心の肥やし③ 子育てのヒント

2010-11-18 17:32:54 | 研修会
15日(月)は子どもセンターへ里親会の研修会(2回目)に行ってきました。

ここは子どもの保育があるので
保育ルームに預けて研修を受けられるのですが・・

1回目、2回目とも大遅刻・・・

はぁ・・
いくら子連れだからといっても
要領悪すぎ

言いわけをすれば
こういう日に限って出がけまでにマルチャンがなかなか起きない

いつもならインターホンの音や
電話のワン切りの音でもピクッと反応して起きて来るのに

『早く起きて~~!!』と
イエ電を鳴らしてみたり、
インターホンを押してみても起きない
(だったら直接起こせばいいんですが

研修は1時半からなのですが、
お昼ご飯も食べさせて行かないとならないのに~
・・と、
起こしてからすぐにご飯を食べさせ、
寝起きで食欲がイマイチのマルチャンに
なんとか急いでご飯を食べさせて出かけましたが、
やはりベビーカーでの外出は思いのほか時間がかかるんですね。。
(・・今に始まったことじゃないのでいい加減学習しろって話ですが

この研修は3回で終わりなので
次回こそ遅刻のないように
前より30分早めに出かけたいと思います。

・・と前置きが長くなりましたが
研修内容は
『コモンセンス・ペアレンティング』
と言って、
これもまぁ、簡単に言えば
【前向きなしつけ方の練習会】
といったところでしょうか・・
(上手く説明できませんが、、どなたかいい説明がありましたら訂正してくださいね

この研修は、専門里親の方が講師で来て下さって
とてもわかりやすい研修でした。

里親会の研修会なので
養育里親さんが多かったですが、
こういう問題は里親であろうが、実子を育てる親御さんであろうが
子どもを育てていく上で共通のものだと思います。

研修では
こういった場面の良い例と悪い例のビデオを見るのですが
ツッコミどころ満載の【標準語】で言ってるので
みんな口を押さえてクスクス・・( ̄m ̄*)

(「そんなドラマ仕立てのように見本通りいくわけね~だろ~」)
っていう場面もたくさんありましたが(笑)
ただビデオを見ているだけでは身になりませんので

「こういう場面だったらあなたはどうしますか?」
と、指されました

とっさに聞かれると
「うーーーーん。。」
となってしまい、チグハグな意見しか言えませんでしたけど

・・まぁ、そういう意見もあるよね。
と言われ、軽くスルーされてしまいました

後に答えた方が専門里親さんで
素晴らしい意見を言っておられて
講師の先生も

「・・完璧です。 もう説明は要りませんね
となっていましたが
・・さすがベテランの里親さんはいろいろ苦労しながら
経験を積まれているんだなぁと思いました。

なんだかその場所に居るのが気恥ずかしくもなりましたが、
まぁ、まだ初心者だし
勉強会だしね~

研修の内容の中で印象があったのは
いろいろありましたけど、
やっぱり
“共感してあげること”
が大事だなぁと思いました。

これは、物が言えない子にも
“共感”は大切ですよね。

研修の最中で
「隣の人とじゃんけんをしてみてください」
言われ、

「次に握手をして、じゃんけんで勝った人は負けた人に
1~9の数字をひとつ、テレパシーで送ってみてください」
というふうに

??ん? 何かの心理テスト??
と思わせることもさせられました

偶然に当てはったペアも何組かいらっしゃいましたが(笑)
まぁ、それも偶然で・・

その逆転で、
「今度は負けた人は勝った人に信号の色で自分が好きな色を
テレパシーで送り続けてください」
というのもやりました(笑)

これは当たったペアは少なかったですけども

何が言いたかったかというと、結局
「言葉を発さないと言いたいことは伝わらない」
ということなんですね。

何十年も連れ添った熟年カップルなら
あ・うんの呼吸で伝わることもあるかもしれませんが、
やはり伝えたい相手に対しては
わかりやすいコミュニケーションで表現してあげるのが
大事だということでした。


効果的なほめ方でも
子どもの「問題行動」について
どんな子どもでも一日中、24時間ずっと
問題行動を起こしているわけではない。

「問題行動」というものは
サイコロの目の【1】(真ん中の黒いひとつの点)のようなもので
その一点だけをいつまでもほじくり返すように言っているのは
良くない。
ということでした。

当たり前だ・・と思うようなことでも
まぁ、夫婦間でもそうですが
「あぁ、、やっちゃってるな・・」
と自覚してる部分があるので改めてなるほどな。。と思いました。

一日中、小言を言われていては
やる気を出そうにも出ませんものね。。

あと、
ほめる:叱るの割合は
7:3だそうです。

叱るというのも
感情のまま言ったり、ましてや暴力をふるうことではないし
なかなか難しいこともありますが
肯定的に「諭す」と言ったらいいのかな。

例えば「廊下を走るな!」
と否定して叱るのではなく、
【廊下は歩きなさい】【止まりなさい】
というふうに具体的にどうしたらいいのかを言ってあげる。

言う方も瞬時に誘導しないといけないので
常にアンテナを張り巡らせて頭の回転良くしとかないとだめですね。。

ほめ方も
普段
『やってて当たり前』
なこともそこは『ほめ所』で
例えば
普段、座って食事をしない子が
「椅子に座っている」「じっとしている」ということでも
その子どもにとってはすごいことなので、すかざすほめてあげる。
(これはウチの子のことですが

小さい子なら
いいこ♪いいこ♪とほめたり
抱っこをしたりして賞賛を与えて
子どもにとって
『こうしたら得なんだ』と良かった体験を繰り返すことで
問題行動が減って行くのだそうです。
(1歳くらいの赤ちゃんのうちは「問題行動」と言わないのでしょうが・・)

その逆で
「こうしたら損なんだ・・」
という罰則も前もって決めておくと
子どもは学習して問題行動は減って行くようですね。

大きくなったら、例えば
朝、起きない子に対して
「30分早く起きたらゆっくりTVも観れるし
朝ごはんもゆっくり食べれるね。」
というふうに、
子ども側に立った理由で言ってあげるといいようです。

まぁ、、つい、大人の都合で言ってしまいがちですけどね・・。
(「片付けが遅くなっちゃうでしょ!」とかね)


3歳くらいの子どもがよくスーパーやおもちゃ売り場などで
「あれ買ってぇ~~」と
ぐずったりしてる光景をたまに目にしますが、
そういう時も前もった言い聞かせで
買うのか、買わないのか・・。

「泣かなかったら買ってあげるよ」
という方法もあるでしょうし、

我慢できたらその行動をほめてあげる。


というように、ほめ方のコツも
この他書ききれないくらいでしたが
とても参考になりました。

マルチャンはまだ小さいので今は参考程度に聞いていましたが、
実際、「練習」をしてみないと身につかないようです。

子どもは容赦なくいろんな試練を与えてきますよね。

それに戸惑うこともあると思いますが、
とにかく今は
「上手にほめる」
を実践して楽しく育児をしたいと思います。


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保育を頼んでいたので研修が終わって
マルチャンを迎えに行きました。

大きい子が多かった中、
眠たいのに眠れなくて終始、泣いていたようです

この前はご機嫌で遊んでいてくれたのに
そんな日もあるんやなぁとびっくり

でも保育がある研修会もこれまたよかったです。

迎えに行った時にマルチャンが
ギュ―っと抱きついてきてくれて
うれしかった

もう一回、研修あるけど
また楽しみです。






コメント (4)
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