しあわせになるために・・ ~特別養子縁組~

’10年6月に我が子となるマルチャンを迎え11年5月に戸籍上も我が家の『長男』となりました。そんなこんなの親バカ日記です

エレファン

2011-12-02 15:02:59 | ヒトリゴト
なんやかんやしてるうちに早くも12月に突入してしまいましたね!
月日の経つのは早いですねぇ。。。

さて、、、
マルチャンですが
下の記事のコメントにも書いたのですが
先月の15日に無事退院し、自宅療養を・・ということで
外出を控えて参りましたが
その後の経過観察で病院にも通っていたのですが
検査の結果、心疾患も今のところ出ていないので
「通常の生活をしても大丈夫ですよ」とDr.がおっしゃって頂けたので
とりあえずホッとしました。

・・まぁ、自宅療養と言っても
元気盛りですから全くおとなしくしてはいませんでしたけどね
毎日毎日家の中を走りまわっては常に私の怒号が響いていた、、という状態でした(笑)

それだけ元気なのでそれほど心配はしていませんでしたが
やはり万が一、、ということもあるので毎回心エコーの時はドキドキします。

これからも一応、経過観察はしていくようですが
今後は2週間後、、、1ヶ月後、、半年後、、1年後、、3年後、、、というように
期間を置いて検査はしていくようですね。

今後も元気に健康であってほしいものです。


・・さて
タイトルの「エレファン」ですが
みんなの歌で手嶌葵さんが歌ってる歌なのですがみなさんご存知でしょうか?
これがまたせつない歌なのですよ・・・(;へ;)

「エレファン」という名前の子どもの象の歌で
エレファンはママがとっても大好きで
ママもエレファンが大好きで・・・
・・・という一見、ほのぼのとした内容なのですが
これがまた手嶌葵さんのせつない歌声が涙をそそるんです。

歌詞の内容は、、

エレファンはママに甘えておねだりするのも大好き
ママはそんなエレファンにお鼻でキスをしてあげます。
空を見上げるとバター色のおいしそうな月

エレファンは「あれがたべたい」と言って
ママはお月さまをみつけに湖にいきます。

ひとり残されたエレファンは不安になって
湖の方にママを探しに行きます。

すると、湖に映るお月さまに鼻を伸ばしている(ようにみえる)ママをみつけます。

ところがママは銃で撃たれて倒れていました・・・・。

倒れたママの周りにはエレファンの好きなりんごが転がっています。

「あのお月さまがたべたい」と言えば探しに行ってくれて、
好きなりんごも取ってくれる・・。
・・・全部僕のためにママはしてくれたんだ、、

エレファンは泣きながらママに
「ママ!いつもみたいにお鼻でキスをして」
と泣きながらママにキスをしますがママはもう、、、


すると、月から声が聞こえて

「エレファン、あなたは本当は強くて とっても優しい
 ママの宝物よ
 ずっと・・・・」

という歌詞で終わります。


ワタクシ、、
この歌を聴いて涙が出てきました。

確かに悲しいメロディなので涙を誘うのですが
やはり守るべき存在を持ってからは
こういう歌を聴くと感情移入してしまうし、
自分は絶対にこの子を残しては逝けないなって
尚、この歌を聴くと強く思いました。


ずっと前にもここの記事で書いた話になりますが
夏の帰省で母から聞いた近所のおばさんの苦労話も思い浮かべてしまいますけど

まぁ、、
内容というと
とっても働き者の「まつさん(仮名)」という女性がいて
母と同郷の人なんですが、
それこそ早朝3時に起きて、家のことを全部やって自分の家の畑仕事をして
ウチの実家の田畑にもよく手伝いに来てくれましたけど
そうやって帰って来ても
毎日毎日、意地の悪い舅にいじめられてきていたそうで
それはそれは酷い仕打ちで・・
(舅は他所の家にまつさんが手伝いに行くのが気に入らないらしい・・ウチとは親戚なんだけど)

まつさんは二人の子供がいますが
(お二人とも私と一緒くらいの歳です)
二人の子供が小さいころに旦那さんが交通事故で亡くなってしまいました・・

頼りの夫を亡くし、舅に毎日虐められ
酷い目に遭わされても逃げ出さず今までやってこれたのは
「子どもたちがいたから・・」と
まつさんは言っておられました。

「子はかすがい」
っていう言葉の意味とはまた違うけど
子どもがいることで
人ってこれほどまでに精神的に心を繋ぎ止められるというか
強くなれるんだなぁ・・と。

時代や地域にもよりますが
やはり今と違い、
昔の人は精神的にも強い人が多かったんだなぁ・・と。。

自分が、まつさんと同じような立場になっていたとしたら
果たして耐えられるんだろうか?
3日と持たないんじゃないんだろうか・・

そういえば母も若い頃から祖父に酷い目に遭わされて苦労してきたけど
私もそんなイチガイコキな祖父に殺されそうになったことが何度かあるんだけど(怖)
母の話によると
「オラなんかまつさんに比べたら全然マシだったよ。じいちゃんもあそこまで酷い人間じゃなかったからね・・」

・・・ってまつさんのじーちゃん、、どんだけなんだよ
よく今まで事件にならなかったなって思うよ。

今まで満ち足りた生活をしていながらこういった話を聞くと
同じ人間の生き方としてこれほどまで違うのは何なんだって思う。
その人の持って生まれた宿命なのか・・・

幸いなことに私は両方の親も健在だし、夫もいる。
義両親は子どもの出来ない私たちに今まで嫌味の一言ばかりか
「こどもはまだか?」
なんて言われたこともない。
いつも温かく見守ってくれていて家に帰ると未だにお客さんのようにもてなしてくれて
こんな歳になっても義両親に甘えっぱなしな状態で・・。
こんな幸せな環境なのに私は今まで不平不満ばかり口にしていた。
(義父の悪口もここで言ってたっけな・・)

なんとも甘っちょろい人間なんだと我ながら本当に恥ずかしい・・。

私もまつさんのように同じ母としてこれから
どんなことがあっても
逃げずに生きていかねばならないのだな・・と

そんなことを「エレファン」を聴きながらまた思い返してみたのでした。
 
途中エレファンの話が飛んでしまいましてすみません。

「エレファン」画像が悪いですが聴ける環境の人は
聴いてみてくださいね。↓






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6 コメント

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泣いちゃったわ・・・。 (うさぎママ)
2011-12-02 21:20:04
マルちゃん、退院おめでとう。
これからも検査があるにしてもお家で一緒にいるのがいちばんだものね。よかったですね。


手嶌さんの声はジブリの映画で初めて聴きましたがエレファンにはぴったりですね。
悲しいお話・・・エレファンの心細さを思うと涙が・・・。


そうなの、いくら子供が大きくなっても少しでも困ったときに守ってやるために長生きしたくなるのね。

大きくなっても親から見ると頼りなくて世間知らずの面があるから。
娘23才ですら、まだまだ。

マルちゃんの健康はもちろんですがお互い母親も健康でいるよう、気をつけていきましょうね!
返信する
うさぎママさんへ (ミカタ☆)
2011-12-03 01:17:50
ハイありがとうございます。
そうですね~。
病院の入院生活も快適だったと言いつつ
大部屋だったのでやっぱり気を遣いましたし
家が一番居心地がいいですね

手嶌さんの歌う「エレファン」
独特の声ですごく心に響きますよね。
マルチャンもこの歌聴くと最後の方でシクシクしてきて、
「ママの宝物よ・・」
のところでは号泣し出します

「エレファンをみてるとかなしい・・」
・・んだそうです。(もらい泣き?
絵も優しい感じの絵だし、
2歳の子でもそういった悲しみが伝わってくるんですかね。。

そして子を想う親の気持ちは
子どもが幾つになっても「子ども」なので
いろいろと心配もしてもらえるんですよね。

私も親にしてもらったように大きくなってもマルチャンのお世話(心配)ができるようにいつまでも元気で居なくっちゃ!って思います
返信する
退院おめでとうございます (カメジュン)
2011-12-07 00:19:30
検査結果が良かったようで一安心ですね
経過観察でも問題なくすすみますように

エレファン、初めて聞きましたが、なんともせつない歌ですね・・・
手嶌さん(何て読むの)の歌声がまたなんとも言えない。

マルちゃんが歌を聞いて涙するなんて、驚きました
なんて感受性の豊かなお子さんでしょう
素敵ですね~
返信する
つづき (カメジュン)
2011-12-07 00:52:53
そうそう、まつさんの話、書くの忘れました。
最近は3歩歩くと…。って1歩も歩いてないけどね

私がまつさんの立場なら。
逃げ出してますね。できれば子どもを連れて。
それか逆に私がじーさんを殺して事件になってるかも

昔の人は(ってそれほど昔でもないけど)我慢強かったんですねー。
よその国の話とか、大昔の話じゃないんですものね。
現代に生きている、日本人の話でしょ
リアル現代版おしん、ですね。
見習わなければならないとは思いますが、なんせ人間がまだ出来ていないもんで

ところで、イチガイコキってなんですか?
頑固な、みたいな意味?
返信する
かめじゅんさんへ (ミカタ☆)
2011-12-07 13:07:57
ありがとうございます。

その後も元気ですが、
季節柄風邪などにもきをつけなければいけませんね。
最近、靴下を履いてくれず
お気に入りのキャラクターのものを買ってあげたばかりなのになんで~!?・・って思いましたが
「子どもは風の子」なんですかねぇ
外に出ても裸足でもへっちゃらです

そうそう!エレファンの歌を歌っているのは
手嶌(てしま)葵さんです。
細い声なのにこれだけ聴かせる歌声なので
この方って歌が上手いんだなぁって改めて思いました。
ちなみにこの歌声なんかは森の妖精のようです。

http://www.youtube.com/watch?v=oVhRTPEIjM47

マルチャンがこういう歌を聴いて泣くなんて
私も驚きました
大きくなってもこういった感性を大切にしていって欲しいと思います

返信する
カメジュンさんへ (ミカタ☆)
2011-12-07 13:42:28
つづきです。
(・・・の前に↑のカメジュンさんのお名前ひらがなになっちゃいました

そうそう!
まつさんのお話。
私も母から今までのことを聞いて涙が出ましたよ
本当に働き者でそれだけでも尊敬していましたが
舅にそんな目に遭わされていたなんて知らなかったので何とも言えない気持ちになりました。
ご実家も車で10分程度の近いところで
田舎なので世間体も気になって逃げられなかったのではないでしょうかね・・。
逃げるといっても実家以外、逃げる場所もなかったでしょうから・・。

それにしても昔の人たちはみんなそれなりに苦労してきていますよね。
だから逃げないのもそれが
「当たり前」なのだと思います。
今の子たちは生まれた時から便利な生活で
いろんな物を与えられているからこういった
「辛抱する」なんてことが難しくなってきましたよね・・。

「いちがいこき」は、すみません
感覚的に使ってましたが北越後の方言で
おっしゃるように「頑固者」みたいな意味ですね。
「土佐のいごっそう」「肥後のもっこす」「津軽のじょっぱり」も同じような意味でしょうかね。。

人の爺さんのことこんなん言うのもなんですが
まぁ、家族の言うこと(助言)などは全く聞かないどうしようもない人だそうで
そんな奴に限ってくたば・・・(以下省略)

私もまつさんの足元にも及びませんが
それに習って生きていきたいです。



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