アルベルト監督が試合前やハーフタイムに選手へ自信を引き出すような言葉を掛けていることは良く聞きます。
そして実際に選手達が驚くような素晴らしいプレーを魅せ、
試合ごとに様々な選手が輝いていたのが今シーズン序盤のチームでした。
もし、監督の掛ける言葉が一因であれば、まさに魔法のコトバです。
しかしチームは夏場にかけて低迷し、最近ようやく結果に繋がり復調の兆しを見せ始めたと思っていたのですが、
今日の試合、気づけば印象に残るようなプレーが殆どありませんでした。
しっかり対策されて自分のスタイルでプレーできなかったり、
「昇格のためにはもう負けられない」という重圧にプレッシャー受けてたり
失点につながるプレーの記憶から臆病になってしまったりして思うようなプレーができず悩んでいたり、
それぞれの選手が色々な柵や枷を抱えてしまっていて、
もう監督のコトバだけでは輝けなくなってしまったのか・・・
このままでは昇格を目指すどころか、昨年終盤の悪夢が擡げてしまう。
気付けば勝ち点は57。昨年32節終了時の勝ち点は52とほぼ変わらない。すっかり序盤の貯金は吐き出してしまった。
昨年はここから残り10節で1勝2分けの5点しか獲得できず勝ち点は57で終わってしまった。
18年、19年はいずれも6勝2分けで20点獲得しそれぞれ勝ち点は53と62だった。
今の上位2チームの状況では残り10試合すべて勝って勝ち点30積み上げ87になったとしても
厳しいとしか言えない状況になったが、可能性が残っている限り諦めたくない。
ただそのためには選手自身で輝きを取り戻して貰うしかない。
内なる敵、外敵に打ち勝てるような選手になるように自分で自分に魔法を掛けて欲しい。
私も誰かに魔法のコトバを掛けて貰いたい。前を見て進むために。
でもグチグチ言いながらもまた今週末にはスワンに行くはず。
そして私が唯一できる、拍手で選手を鼓舞するのだ。
・・・もう魔法に掛かっているな、これ。