72分に同点に追いつかれた後から落ち着かない、胸騒ぎがする展開。
(まさかこの試合、このまま終わるのか?)
それがアディショナルタイム6分表示の後のチャンスにスタジアムの拍手が一層大きくなって
(これでゴールが来てくれれば言うことないんだが)
と思っていたら
谷口が決めた!一気に盛り上がるスタジアム。
やった!と同時に今日の試合、色々あったけれどまあこれで帳消しかなと思っていたら
そこからゴール前に高々と上げられたボール(おいおい、勘弁してくれよ)
同じように嫌な予感に駆られた人が声を上げる
頭でゴール前に、そしてもう一度頭で後ろに戻し、そこへ走りこまれノートラップでシュート、
周囲の悲鳴が大きくなる
ひとつひとつのプレーがまるでスローモーションのよう、
これを呆然と見ながらボールがゴールに突き刺さって我に返る。
唖然・・・一瞬の勝利気分から一気に底まで突き落とされた感じ。
試合前のあの悪い予感が当たってしまった。
前半開始前、相手が全員で円陣組んでいたのを見た時に
(こういう相手に弱いんだよな・・・うちって)
と思ったが、前半攻め続ける時間の中で考えないようにしていました。
それが数々のチャンスで悉く点が決められず、追いつかれ
またその嫌な予感が徐々に頭をもたげてきていたのですが、
谷口の劇的なゴールですっかり消し去ったはずだったのに・・・。
悪い方に当たってしまった自分にも嫌悪感。
今日やったあれが悪かったのか、しなかったことが悪かったのかと。