おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
最近、社内不正のニュースが多いなと感じます。
突然多くなったわけではなくて、今迄からあった不正が、一つ明るみに出るのをきっかけにつぎつぎと明るみに出たり、目立ってきたりということだと思いますが。
大王製紙前会長による特別背任事件
全経理課長が8億円着服 イオン保健サービス
これらの事件は大企業に限ったことではありません。
むしろ中小零細企業においては、大企業よりコンプライアンス面や牽制機能が弱いともいえるかもしれません。
また、中小企業では、通常業務の中においても、つい、なぁなぁで済ませてしまったりという小さな事から大きな犯罪に繋がっていくこともあるでしょう。
例えば小売業で言えば、店の商品を勝手に持って帰ったり、使ったり、食品では賞味期限がきれた惣菜や弁当を、どうせすてるのなら良いだろうと従業員達で勝手に食べてしまったり等です。
飲食店などにおいても、まかないの範囲を超えて従業員が飲食していたりなどということも結構あるようです。
実際、中小企業の社長から相談を受ける中で、最近こうした社内での倫理、道徳観に関する問題を聞くことが増えています。中には大きな着服事件に発展した例なども。
「世界の小売業におけるロスと犯罪により発生するコストについての調査」の結果において従業員による盗難は18.5%というデータもあるようです。
先日のHPにアップした記事「経営改善はあいさつから」にも社内不正改善への取り組み
について書きましたが、最近のこうしたニュースを対岸の火事と思わず、普段から社内を牽制する仕組みや、風土改善への取り組みが望まれます。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三