強みはお客様に聞こうというのを何度も言っていますが、地域資源、観光資源の再発見にもそれは言えそうですね。
おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「外国人の目線で観光資源を発掘 ツアー企画、分析」
・長野県松本市は国内有数の景勝地、上高地への外国人観光客の誘致に力を入れている。・市は2010年度、「上高地インバウンドプロジェクト」を始めた。
「上高地における外国人目線のモニターツアー」は、外国人の目を通してアクセス、現地の施設、観光資源アドの課題や可能性を洗い出すのが目的だ。
・松本市全体の外国人宿泊者数は05年~08年は2倍以上に増えた。「上高地も比例して伸びているとみていい」
・外国人が上高地のどこに関心を持ち、どこにフマンを抱くか~~
(引用:2010/10/18 日経MJより)
とのことです。
面白いのはツアー参加者を英語圏の出身者に絞っているところ。
外国人観光客の中でリーダー的な存在と位置づけているそうです。その理由は、日本を訪れる外国人はアジアからも多いのですが、能登半島の旅館「加賀屋」など欧米人に評価されたところは他国からも人が来て料金も崩れないからとのこと。
上高地も高グレードの観光地として海外に認知されたいとの思惑のようです。
そして、やはり日本人の目線とは違うようで、日本人が「絶景」と感嘆する穂高連峰より、火山活動が続く焼岳の評価が高かったとのこと。
また野生のニホンザルに感嘆した参加者もおり、日本人観光客とは求めるものが明らかに違うとのことです。
また、英語の案内標識や説明パンフレットについての不満の声も収集するなど、日本人や地元の人達だけでの企画では気づかなかったことがわかっているようです。
「強み発見マトリックス」もご紹介しましたが、お客様に聞くことってやはり重要ですね。
さあ、あなたのビジネスでも、お客様に聞いてみませんか?
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