おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「焼肉トング1人1本」
・レインズインターナショナルはどの向きにおいても先端がテーブルに触れないトングを開発、焼肉チェーン牛角に導入した。
・従来は4人に2本のトングを配していたが、今後は来店客全員に1本ずつ渡す。
(引用:2011/11/28 日経MJより)
とのことです。
お客様が端で生肉をつかむと菌が付着して食中毒の原因となる可能性があるため、トングの利用を促するのが目的とのことのようです。しかもわざわざ計量で先端が宙に浮くように設計開発、専用の袋に入れて渡す凝りようです。
もともとの動機は衛生面、食中毒防止ではありますが、そうでなくても一人に一本のトングを配られるのはありがたいように思います。
焼肉店だけでなく、居酒屋で鍋料理などがでてきても、お客様それぞれが箸で鍋に具材を入れたり、誰かが世話をして一つしかないトングなどを使用していることが多いと思うのですが、このように一人一つずつトングをつけてもらうと便利だと思います。
従来それがあたりまえのようで、特に不便には感じなかったかもしれませんが、こういったちょっとしたことで他店との差別化がまだまだできそうです。
今やあらゆる業界が成熟産業となってきた時代では、他店、他社との差別化、差異化をしていくのは難しいものですが、ちょっとした違いや気遣いの積み重ねで、独自のサービスを作り上げていくこともできるような気がします。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三