銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
都合により無予告で投稿を休止することもありますが、宜しくお願い致します。

東武鉄道N100系の愛称決定!! JR北海道は183、281両系の定期運用終了へ………

2022年07月16日 09時41分42秒 | 鉄軌道

既に公式サイトをご覧になられたかと思いますが、東武鉄道はこのほど来年7月15日(土曜日)に就役するN100系デラックス特急車両について、車両自体の愛称名について“スペーシアX”と決定。

今のところ車体は白一色なため、まさか本当にこんな外装で就役するのかしら?

主に、今までの初代スペーシア(100系)に倣い、浅草~東武日光、浅草~鬼怒川温泉の区間に“けごん”“きぬ”として使われます。これにより、 初代100系は順次、廃車・解体へ。既に107Fは解体されたか。

N100系は内外とも本当に威厳があり、ホンマに豪華そうだ。但し、外装に全くアクセント配色がないのならば、ちょいとばつかり残念だ。せめてスカーレットかオレンジ、グリーン、ブルーのいずれかの辺りの細帯ぐらいは欲しいね。今のままでは、あのライトパープル一色だった名鉄3900系や初代5000系、3780系じゃあないが、視認性の点で、いささか問題が残ろう。

それにしても、東武鉄道としては初の本格的なパノラマカーとも思えます。ミュージックホーンも付けてもらいたいところだ。

この車両、名鉄の1200系の後継車種の設計に今後、どのぐらいの影響を与えるのか?

今のところは2200系の車体に9500系の走行機器の組み合わせた設計(つまり2500系)になるか?という見方が支配的のようだ。

しかしながら、ごく一部の編成だけでも構わないから、東武鉄道N100系の前頭部に準じた新たなパノラマカー編成も欲しいところだ。そうすれば、イベント列車や名称あるいは観光列車にも十分に使える筈だ。“パノラマ・ネクスト”とでも名乗らせれば良かろう。展望席は豊橋寄りだけとし、反対側は9500系的なイメージでも構わないよ。あるいは、京成電鉄新3100系的なものでも良い。

まあ、今の1800系の前頭部に非常扉を追加したような感じにして、何とか展望スペースを残せば良い。

ただ、バリアフリーの観点や、私自身が想定している7本ロープ昇降式ホームドア対応のこともあり、床は極力先頭付近も含めてフラットにしておく必要があろう。

増結編成は今までの3150、9100、3100系で十分な筈だ。

なお、N100系は日車豊川ではなく、日立笠戸で鋭意製造中です。

………一方、JR北海道は公式サイトにて、特急“北斗”“おおぞら”などに使われてきた281系と、特急“オホーツク”に使われた183系を来る9月30日(金曜日)を最後に定期運用から離脱させると発表しました。10月22日頃には、お別れ運転会を開催するとか。

281系は平成6年にキハ80系の淘汰用としてデビューしたと思います。28年間、本当にお疲れ様でした。

代替車両は液体式のごくオーソドックスな261系になりますが、極寒地域なこともあり、この際は開発を取りやめた285系のようなハイブリッド式とまでは言わない。代わりに、いっそのこと電気式の線で改めて“H263系”の開発を強く望みたい。再編される筈の特急“北斗”の長万部~苫小牧あるいは室蘭間での運行に備えて。うん。

取り急ぎ報告まで。