既にご存じかもしれませんが、来る9月23日(金曜日)の西九州新幹線🚄開業に伴い、長崎本線・肥前浜~市布~長崎間が再度非電化になるのに合わせて、ブラック787系(36プラス3)の月曜コースが一部変更に。また主に佐世保線・江北~早岐間と長崎本線・江北~長崎間にて運行されるキハ47形の全面リニューアル化後の車体新デザインを公式サイトにて、このほど発表しました。
ブラック787系は肥前浜駅以西には入れなくなるため、往路は江北駅から一旦、肥前浜駅に立ち寄り、そこで利用客に駅周辺を散策してもらった後、再び江北駅に戻り、そこから佐世保駅に向かう形になります。
佐世保線の上有田駅はレトロ調なため新たに停車駅に追加か。そこで降りて、情緒に浸ってもらうような感じになりますね。(微笑)
なお、武雄温泉駅では西九州新幹線(長崎方面)に接続します。
一方、キハ47形は従来の朱色やクリーム色から一変!! 青一色にオレンジ色の波模様が入り、有明海の夕陽をイメージさせたものになるとか。
また、その前には、どうやら一般色の787系がイベント等で肥薩おれんじ鉄道線に久々に入ることもありそうだ。こちらも日常の一般旅客列車は基本的にはディーゼルカーによるワンマン運行にはなりましたが、あの日本海ひすいライン同様、電化設備までは撤去されなかったため、電車の臨時運行は十分に可能な筈だ。
但し、気になるのは肥薩おれんじ鉄道の職員に電車運転の有資格者が果たしているのかどうかだね。ブラック787系は今のところJR九州側の職員がそのまま通しで運転しています。また、逆に豪華客車列車“ななつ星”は、何と肥薩おれんじ鉄道側の職員がディーゼル機関車のハンドルを握っているらしいが。うん。最近では、これまでのDE10型に代わり、回送等ではDD200-701号機も活躍していますね。
なお、長崎本線西部での電化設備撤去費は約9億円と聞いていますが。何とも勿体ないことだわ。(苦笑) 恐らく、鍋島~長崎間は貨物列車運行免許を返納することになろう。電化営業のせめて最期ぐらいは、あのEF510-301号機を長崎駅に派遣させて、ぜひとも、お披露目して貰いたかったのだが。
取り急ぎ、報告まで。
画像は、今後は非電化になる長崎本線の小長井駅に停車中の817系交流電車のPRポスターです。JR名古屋駅構内にて。よくよく見れば、写真の架線アームもやや傷んでいるような………。