既に各報道にてご存じかと思いますが、安倍元首相を銃で暗殺した山上徹也容疑者(41歳)。余りもの用意周到さで、さぞや激怒された方々も多かろうと思います。
数年も前から母親を駄目にした旧統一教会を恨み、それを今の安倍並びに岸一家とかなり強い関係と自分勝手に決めつけて、まずは旧統一教会の施設を爆破させようと、爆発物や銃を自作。銃は約1年かけて完成させたと供述。素材は主にネットで購入。このことは、別に銃をわざわざ秘密裏に購入しなくても、簡単に誰でも作れることを証明されたことになり、こんな手法で金融機関やコンビニにでも強盗に使われたら、それこそ大変なことになりますね。早くも模倣犯が出ないかどうか心配だ。
結局、岡山とか、あるいは試射を実際にした自宅から程近い奈良市内の施設は困難と判断か。
さらに、犯行前には近鉄大和西大寺駅周辺を下見か。
また、奈良でも駄目ならば、さいたま市も犯行の有力候補にしていたようだ。
案の定、犯行当日は現場付近の警備はスカスカ。安倍元首相が街頭演説を始めてすぐには背後から襲わず、一度、離れた場所へ行くふりをし、SPや地元警官の目をそらして、その瞬間に襲ったらしい。
かなりの知能犯だな。
銃の構造も岡山へ行った時とは別のものを使うことにし、また、空の火薬ケースもネットで購入、それを悪用して新たな火薬を詰め込んでいたことも明らかになりました。
そして、揚げ句の果ては取調室にて、謝罪や反省の意を全く見せずに、母親を駄目にされたから……との自己弁護ばつかり…………。
確かに母親も大事だが、周りの民衆に弾が命中するような危険を全く考えなかったような。
如何に罪深いかが、否応なしに分かろう。
なお、専門の弁護士団体は旧統一教会に賛同メッセージを今後は一切、送らないように全国会議員に強く要請しています。
近い将来、この事件や、かつての安倍さんの政治などは、テレビドラマの有力なシナリオ素材にはなりそうだ。