銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
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地方非電化三セク線に普及見込みの電気式気動車!! 天浜線が検討か?

2023年10月24日 19時34分46秒 | 鉄軌道
二俣線を運営する天竜浜名湖鉄道は鉄道技術展において、このほど再び車両更新の方針を明らかにした模様です。
それによれば、次期新車はハイブリッド車両や電気式ディーゼルカーも検討するとの由。
恐らくこれまでの地方非電化三セク線では初めての表明でしょうね。
もし実現すれば、近隣の樽見、明知、長良川、伊勢各鉄道などにも大きな影響を与えそうだ。あるいは、JR東海でも城北線とか名松線辺りにも??
私自身はコストパフォーマンスの見地から、電気式ディーゼルカーの可能性が大きいとみていますが。うん。
ともあれ、製造コストダウンが不可欠ですね。




あちこちの私鉄で活躍する牽引車両。しかし高齢化……

2023年10月24日 18時49分08秒 | 鉄軌道
かつては大手私鉄も大半が旧国鉄からの貨物列車の乗り入れを受け付けていたものでしたね。しかしながら、モータリゼーションの煽りを受けてか殆どが1984年2月頃までには全廃に。今、残っているのは秩父鉄道と三岐鉄道(三岐線)ぐらいだと思います。
既に貨物輸送営業をやめた大手私鉄は、故障車や工事用貨車の牽引に旅客用電車を改造した牽引用の電車で賄っていますね。
その中でも最古なのは東武鉄道の8506Fらしい。車齢は何と58歳とか。秩父鉄道線内に自走で乗り入れ、新車の搬入をしているようだ。寄居〜羽生での車両のやり取りになくてはならぬ存在に。
また西武鉄道は電気機関車の全廃後、101系を全電動車方式に改造した4両組成が牽引に当たっていますね。
しかしながら、何とも無駄が多そうな編成だな。
やはり名鉄EL120型のような電気機関車の牽引が望ましいような気がしますね。
これはまだ良いとしても、秩父鉄道や三岐鉄道の電気機関車は最新でも1980年頃の製造。そろそろ更新期かもしれませんね。あるいは電気機関車の物理的寿命を契機に貨物輸送そのものを廃止??
一方、東芝府中では名鉄EL120型の事例に倣い、これらの電気機関車の更新を勧めているようだ。
名鉄EL120型は40トンクラスだが、秩父鉄道や三岐鉄道は50トンクラスが必要とみられます。
また、東芝側は使用路線の実態に合った設計をも承る姿勢とかで、もしかしたら標準軌用も可能??
昔は名鉄や東武鉄道、西武鉄道だけでなく、小田急や東急、相模鉄道など一見は通勤通学専用鉄道に見えた路線にも国鉄へ直通する貨物列車が確かにありましたし、また標準軌路線では貨物電車も阪神や山陽電鉄に存在していたようだ。さぞや国鉄線への荷物積み替えには苦労していただろうね。
また西武鉄道ではEF65に準じたE851も語り草に。引退時には秩父線内にて14系客車もお披露目で牽引しています。

夢と幻に終わった鉄道予定線と豪華車両………

2023年10月24日 16時08分36秒 | 鉄軌道
最近、慢性的な赤字が続く地方ローカル線の存否問題が再び急浮上していますね。
また、実際に建設工事や測量などに着手しても、夢と幻に終わった未成線も無数に存在します。
北は興浜線つまりオホーツク本線や根北本線から南は高森〜高千穂ルートまで数え切れない。
名古屋から比較的身近なものでは、名松線の伊勢奥津〜名張ルート、瀬戸線の勝川〜高蔵寺ルート、中津川線、佐久間線、下呂線、篠ノ井線の明科〜屋代ルート、嬬恋線の大前〜豊野ルートなどなど。
また、呼子線や岩日北線も忘れられないね。越美本線の北濃〜九頭竜湖もそうです。
しかしながら、これらは実際に開業しなくて本当に良かったと思いますよ。
北陸鉄道では白山下から名古屋まで結ぶような壮大なプランもありましたね。
名鉄でも西中金〜香嵐渓、豊橋〜三ケ日もしくは浜松への延伸案もあったとか。
しかしながら、足助ルートが建設されなかったのは、ちょいとばつかり残念には思うが。
さて、名鉄でも高度経済成長時代には多彩な豪華電車開発の夢も。7500系にドームカーを挟んだり、1988年夏季五輪開催の暁には、今のパノラマスーパーをさらに豪華にしたような有料特急も考えられたとか。
その答えの一つが8800系、つまりパノラマデラックスだったのかもしれませんね。
しかしながら、現実は今の2000系や2200系に。
名鉄はこのまま遠からずパノラマ・ブランドを捨て去るつもりなのかどうか?
その答えは遅くとも2031年頃までには出ようが。
最悪、1200系の後継車種は2200系のマイナーチェンジ版かもしれません。その方が最も簡単な措置だろうね。
但し、一般車を丸々、全面的にロングシートにすることだけは絶対に避けて欲しいですね。うん。