最近、慢性的な赤字が続く地方ローカル線の存否問題が再び急浮上していますね。
また、実際に建設工事や測量などに着手しても、夢と幻に終わった未成線も無数に存在します。
北は興浜線つまりオホーツク本線や根北本線から南は高森〜高千穂ルートまで数え切れない。
名古屋から比較的身近なものでは、名松線の伊勢奥津〜名張ルート、瀬戸線の勝川〜高蔵寺ルート、中津川線、佐久間線、下呂線、篠ノ井線の明科〜屋代ルート、嬬恋線の大前〜豊野ルートなどなど。
また、呼子線や岩日北線も忘れられないね。越美本線の北濃〜九頭竜湖もそうです。
しかしながら、これらは実際に開業しなくて本当に良かったと思いますよ。
北陸鉄道では白山下から名古屋まで結ぶような壮大なプランもありましたね。
名鉄でも西中金〜香嵐渓、豊橋〜三ケ日もしくは浜松への延伸案もあったとか。
しかしながら、足助ルートが建設されなかったのは、ちょいとばつかり残念には思うが。
さて、名鉄でも高度経済成長時代には多彩な豪華電車開発の夢も。7500系にドームカーを挟んだり、1988年夏季五輪開催の暁には、今のパノラマスーパーをさらに豪華にしたような有料特急も考えられたとか。
その答えの一つが8800系、つまりパノラマデラックスだったのかもしれませんね。
しかしながら、現実は今の2000系や2200系に。
名鉄はこのまま遠からずパノラマ・ブランドを捨て去るつもりなのかどうか?
その答えは遅くとも2031年頃までには出ようが。
最悪、1200系の後継車種は2200系のマイナーチェンジ版かもしれません。その方が最も簡単な措置だろうね。
但し、一般車を丸々、全面的にロングシートにすることだけは絶対に避けて欲しいですね。うん。