銀河夢急行

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懐かしき長距離一般乗り合いバス路線。

2023年10月26日 09時22分12秒 | 交通一般
今にして個人的に思えば、一般乗り合いの路線バスの最盛期は1960年代から70年代の半ば頃までか。
72年当時、名鉄バスは名古屋鉄道の直有直営。名駅での名鉄バスセンターから発車していた路線系統は祐福寺経由で東岡崎に向かう名岡線、諸輪や黒笹、衣ケ原経由で豊田市に向かう豊田線。梅森あるいは石兼経由で五色園や岩作に向かう岩藤線、木曽川口に向かう名岐線、小幡経由で赤津に向かう瀬戸線……思い出せばキリがありませんね。
まだまだツーマン車両も多かったような。
名古屋市営バスも同様。運賃は3区間制で、3区系統は必ずツーマンでした。
2区系統では一部はワンマンカーが利用客を信用の上で利用区間を事前申告させていましたが、きっとかなりの運賃取りこぼしもあったのだろうね。
中でも市電の60系統とまるっきり被っていた市バスの60系統とか、市電の1系統と被っていた市バスの65系統のことは忘れられません。72年と言えば、地下鉄東山線は既に藤が丘まで開業していた筈だが。
しかしながら、当時は車内に冷房もなく、今にして思えばよく我慢していられたものだ。
また名鉄バスは後方幕どころか系統番号もありませんでしたね。
名犬線。当時の名鉄バスセンター〜上飯田〜桜井〜小牧駅線ですね。超低床車両(局番は1501)など最新鋭の路線バス車両は優先してこの系統に充当されたものでした。因みに、私自身が名鉄バスの久々の後方幕取り付け車両を初めて見たのもこの路線で、その局番は“1440”。勿論、今のようなエアロスター型ではありません。時に84年6月頃でした。
名飯線。もともとは平針や荒池などを経由して足助から飯田駅まで乗り入れたツーマン車両だったらしいが、私自身は全く覚えていません。