JR山田線、奇跡的にも全面復旧！！ 12月20日（金曜日）から運行再開！！

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JR東日本はこのほど、去る8月下旬以来、豪雨被災で不通になっていた山田線末端部（上米内〜宮古）について、来る12月20日（金曜日）始発から営業運行を再開すると発表しました。

山田線はかつて盛岡〜宮古〜陸中山田〜釜石を結んでいましたね。私自身も1977年夏には、宮古〜釜石にてDE10牽引のローカル客車列車に乗った思い出があります。茶色い客車でニス塗り内装でしたね。客室照明もグローブ型の白熱電球だったような。

釜石線では、キハ58系急行“はやちね”のお世話にもなりましたし、またDD51が鉱石運搬貨物列車を牽いていましたね。

しかしながら、2011年3月の東日本大震災で長期間に亘り不通に。その後、宮古〜釜石はJR東日本の手で復旧して、三陸鉄道に譲渡されています。

残された盛岡〜宮古も被災が実に多くて、しかも、かなりの赤字。盛岡〜宮古の直通列車は、もともと4往復しかないとか。もしかしたら、あの久留里線末端部並みかな？

しかしながら奇跡的にも、よう再建されたものだわ。このまま廃止されても、決して不思議ではないと思っていましたから。うん。

でも、せっかく高い費用を掛けて再建したのならば、これからの在り方を沿線自治体は真剣に考えて戴きたい。

例えば、盛岡駅や花巻駅を拠点にした観光循環臨時列車を改めて創設させるとか。それには、三陸鉄道とのタイアップが必要だ。

出来れば、展望のよく利く車両が望ましい。

あんな窓の少ないHB-E220系列でなくて、GV-E400系列の方が向いていそうだ。それともHB-E300系でも増備しますか？

これからも山田線をきちんと残せるかどうかの正念場には間違いなかろう。近隣の花輪線とか九州の日南線末端部も然りだ。

取り急ぎ報告まで。

https://www.jreast.co.jp/aas/20241204_mr51.pdf