銀河夢急行

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終戦直後は名鉄電車も団体貸切列車限定で直通していた養老駅。

2024年11月07日 19時23分18秒 | 鉄軌道


今回は結局、養老鉄道の元東急車の7700系に乗ることはありませんでした。
元近鉄車の600系は運転席の背後に運賃箱が設置されています。マナカなどICカードには残念ながらも未対応。何だか、近未来の名鉄3100系や3150系の車内の姿を予感させられますね。
途中駅での駅務員は比較的、健在です。無人駅では整理券代わりに利用証明書発行機がありますね。
また、降りたら車内の運賃箱ではなく、駅構内の箱に乗車券を入れるということも。今の名鉄無人駅では到底に考えられないですわ。
これからのあの西蒲線や広見線末端部の在り方について、一石を投じられたような気もします。
車内に整理券発行機を付けるべきか? あるいは各駅に乗車証明書発行機を置くべきか?
どちらがコストが安いかな?
さらに運賃取りこぼしが防げるのかな?
名鉄も西蒲線等のマナカ簡易対応化に向けて、そろそろ真剣に取り組んでもらいたい!!
なお、私自身が生まれる前の終戦直後。1950〜53年には何と名鉄の初代モ3800系が団体貸切列車として養老駅に直通乗り入れしたことも。養老鉄道は、狭軌時代の近鉄名古屋線の生き残りかもしれませんね。
名鉄3800系は電動カム軸式自動進段(AL)制御機器のため、故障が少なくて、近鉄名古屋線や養老線の運転現場でも好評だったとか。その後の初代パノラマカーや6000系の開発にも大きな影響を与えていますね。今の3500系は典型的なデジタルAL車だろう。
その頃、近鉄モ6301形は常滑駅や犬山駅、果ては後の豊橋鉄道田口線の鳳来寺口駅まで同様に乗り入れていました。
帰りは桑名駅に出て、近鉄名古屋線の準急に乗りました。
やはり養老鉄道とは違い、現代は標準軌なので快適!!
電車は界磁チョッパ制御の2050系。内装が見事にリニューアルされていますね。
性能諸元は、ほぼ名鉄6500系並みか。あの8A系等とも併結可能な筈で、まだまだ十分に走れそうだが、ゆくゆくは狭軌化されて養老鉄道にでも回されるのかしら? うん。
これから近鉄名古屋線にも入るであろう8A系、いや1A系?が大きな鍵にはなろう。


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2 コメント

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Unknown (臨時特急内海行)
2024-11-19 01:05:12
名鉄と近鉄が昔乗り入れていたことは、
聞いたことがありましたが、養老線まで
乗り入れていたとは、知りませんでした。
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Unknown (fantasyexpress)
2024-11-23 20:08:17
名鉄側からの団体貸切列車は主に3800系を使用。今はブロックで仕切られたが、その辺りにあった渡り線を経由して、近鉄名古屋線に入り、養老のほか伊勢中川にも直通していたとか。
3800系は車内にトイレがないため、仮設したと聞きます。
しかしながら、1953年には今の名鉄百貨店本館の建設に伴い、入換作業も困難に。同年5月には直通も廃止となり、渡り線も撤去。新名古屋駅ホームは3線から今の2線に減らされてしまったようだ。
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