毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

自分の姿に気付いている経営者たち…都内浜松町~日本橋~世田谷~大崎

2007年09月06日 22時00分29秒 | Weblog
オーナー社長は、それがどんなに零細な企業(店舗も含む)であっても、全ての責任を自分自身で背負っています。零細企業の経営者は、借金の額に相応する生命保険に加入しており、その経営破綻は自分の人生破綻をも意味します。
自分の企業が「時勢」に乗ってしだいに規模が拡大してゆく場合がありますが、時勢に乗ってしまえば自力がなくとも規模拡大が可能なものなのです。

固有名詞をあげれば切りが無いほど、そのような空虚な企業が存在していますが、そのオーナー経営者は、時勢の乗ったのでなく自分自身が風雲児になった気分でいる人が多く、本当の自分自身の経営力に気付いていないのです。
そのような企業は時代の流れが変わった時、あっけなく市場から姿を消す場合があります。

個人の寿命には限りがありますが、会社の寿命は永遠でなければなりません。
そのためには、企業経営者は常に多方面からの視点を持つ必要があります。
顧客からの視点、社員からの視点、仕入先や協力業者など協力企業からの視点、社会全体からの視点で自分の会社を見れるかどうかにかかっています。
これは、勢いのある企業のオーナー経営者の最も欠落している部分かもしれません。

政府関連、そして大企業の関連会社の社長は、サラリーマンの延長で経営者になります。
その関連企業が大きな損失を出しても、自分の生命財産まで没収される事はありません。しかし、そのような企業の経営者はとても客観的に自分の企業を見れると言います。
時勢やブームで関連企業の経営者にはなれないものです。サラリーマン社長にこそ、優秀な経営者が多く存在する事を目にしてきました。

経営者が、自分の本当の姿を鳥瞰的に見れるようになれた時、オーナー経営者は、サラリーマン社長を超えられるのではないでしょうか…
今日は東京都内で、何人かの立派だと思える社長さんとお会いできました。
企業を私物化する事なく、次世代に継承するために懸命に努力する経営者たちです。
その感性を見習いたいものです。

夜になってから、関東に上陸した台風9号の中を世田谷にいる孫の穣太郎のところに行ってきました。
写真はさっきホテルに戻り、振り返って撮った写真ですが、この時間、ホテルの窓を激しく風雨が叩き付けています。
明日、北海道へ戻るのですが飛行機は大丈夫かな…
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は
Blog Entry ランキングへ投票