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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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男の涙…北斗市

2007年09月21日 18時46分07秒 | Weblog
女の涙は女性の武器だから…これは小泉前首相が田中真紀子外務大臣を更迭した際に、真紀子大臣が涙で抗議した事に対する記者団からの質問に答えた言葉です。
女の涙は「時に男殺しの武器になる」と書いた小説の一言を見た事があります。
小泉前首相がこの小説を読んだかどうか解りませんが、女性の涙は男性を攻める武器にもなり、自分を護るための防護壁の役割も果たす事になるのでしょうか。
また白い肌を真珠のようにはらりと滑る涙は、例えようもなく美しく見える時もあります。

昨日、球団ヤクルトの古田監督の引退会見があり、久々に男の涙を見た気がします。
記者団からファンや仲間の選手に対する気持ちを聞かれた時に、様々な人々の顔が浮かんで来たのでしょう。
自分を支えてくれた方々の顔、顔、顔…多くの顔を思い浮かべると言葉にならず涙になる…
この涙は、父親が嫁ぐ娘の姿を見た時と似ているようです。

娘と過ごした様々な風景や表情が脳裏に浮かんでは消えて行き、その姿が二度と見れないような錯覚に陥るのでしょう。自分もそのような場面を経験しましたが、娘を嫁がせる父親の涙は人知れず、一人で流す事も出来るのでしょう。しかし、記者会見の場では一滴の涙が落ちる瞬間のシャッターを切る激しい音…古田さんが気の毒にもなりました。

高校野球で負けて悔しさで号泣し、流す涙もまた愛おしいものです。
負けた悔しさは勝った喜びより多くの教訓を与えた事でしょう。
優勝して嬉し涙に暮れる選手の涙もまた美しく、積年の苦労が報いられた一瞬です。
この一瞬が欲しくて、厳しくて激しい、早朝練習、深夜練習などに耐えて来たのです。
誰が勝っても一緒になって祝福する気持ちになるものです。

我々、一般庶民の男性には、人生においてどれほど涙を流す機会があるのでしょうか。
感動して、涙を流すほどの機会はそんなに多くありません。
まったく涙を流す事なく一生を終える人生もあるのでしょうか。

感極まるよう場面を創り込むためには、そのための仕込みが必要です。
与えられたステージで自分の役割を評価され、嬉しさで流す涙を流したいものです。
唯一度の感動もなく、涙を流す機会を経験せずに終える人生だけにはしたくないものです。

写真は今日、執務室で撮ったのですが、新しい企画をしているところです。
この場所から国内で最初の技術を幾つも発信してきましたが、今だって未だに感動に咽ぶような場面はないのですが…
病み上がり…今夜は早めに引き上げよう…
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