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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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地域工務店にハウスメーカーに負けない技術と情報量を…北斗市

2008年03月10日 19時33分06秒 | Weblog
家は、最愛の家族がいつまでも健康で穏やかな生活が出来てこそ、そこに住む子や孫の社会性が育まれてゆきます。その家もまた多くの人々の知恵と工夫と労力が集って出来上がって行くのです。住む人が幸せに住まいする居住空間とは、創り手側がどこまで住む人の気持ちになり切れるかどうかにかかっているのだと思われます。

私達、ファースグループの基本理念「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」です。これは、創り手と住み手との気持ちがひとつに同化し、同等に利益を分け合う事を意味しております。
家を造って売る行為では、この基本理念を成就させる事は絶対に無理だと思われます。
家は、建主さんが高額資金と夢、希望を注ぎ込んで出来上がり、その建主さんが住み始めてからこそ、その真価が問われるのです。つまり家の竣工は完成でなく始まりなのです。

地域に密着した工務店の多くが小規模で零細な工務店なのですが、私はむしろこのような工務店経営こそが、建主さんと気持ちを同化させられ、真に「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」を成就できる工務店だと確信しています。その工務店の社長が建主さんとの打ち合わせなどの受注活動を行い、奥さんが会計処理を行い、息子の後継者が現場を管理し、嫁さんが電話番やお客様の要望窓口になるのが理想です。

大手ハウスメーカー1社で年間に何万棟も家を売り、価格競争で廉価住宅を売りにするスパービルダーもまた年間何万棟もの家を売っています。家づくりを大量に行なえば行なうほど、膨大な宣伝広告費用がかかり、その宣伝費用が全てが、見えない形で建主さんが負担をしているのです。家の大量供給は、ともすれば大きな不幸をまねく場合があります。北海道を代表するハウスメーカーが、あっけなく破綻してしまいました。ユーザー評価のとても高い家づくりを行ないながら、売りに走ったのが根本的な要因と思います。

また量産メーカーが家を造る時、その地域の工務店が下請け孫請けと言う形で関わっています。地域に密着した工務店が直接受注し施工する場合は、建主さんと気持ちを同化させ、竣工してから建主さんと家づくりを始める事が可能ですが、下請け孫請けの関係ではその形態が取れなくなってしまいます。

私達ファースグループは、地域に密着した小規模工務店に、ハウスメーカーに劣らぬ技術力、情報量を浸透させる仕事をさせて戴いております。写真は先週5日に訪問した中越地区、ファース工務店㈲大久保建築事務所で撮りました。孫の憲吾君と嘉洋君を抱いた社長の大久保康夫さん、奥様の大久保裕子さん、そしてご子息、貴章さんのお嫁さんで和美さんです。
大久保建築事務所さんは典型的な家内工業的な工務店経営をなさっておりますが、まさに創ってから建主さんと一緒に育てる家づくりを実践しておりました。

今日の月曜日は半日、社内で研究開発室の仕事を行い、午後は家庭裁判所で離婚調停の業務をし、夕方から循環器科で心臓のメンテナンス治療を行いました。
明日からはまた全国行脚ですが、先ずは全国大会でお世話になった四国に行きます。
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