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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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虚心坦懐…北斗市

2008年03月31日 18時42分49秒 | Weblog
今日の夕方に福田総理が国民に対して政治的な混乱をまねいた事の謝罪会見をしておりました。昨日、日曜日の夕方「総理と語る」の番組で福田総理が民主党の小沢党首とは、今後とも変わらず「虚心坦懐」でのぞむと言う発言をしておりました。この虚心坦懐と言う言葉が、政治家の口からよく発せられる事があります。虚心坦懐とは「心に何のわだかまりを持つ事無く、素直に平静な態度で事にのぞむ」と言う意味なのだそうです。

言葉だけが踊っているように思えてしまいますが、国民の幸福を担うための国政を預かる国会議員で、しかも総理大臣と大多数の参院を牛耳る最大野党の党首が、本当に虚心坦懐で話し合いが出来たら今回のような政治状況にはならなかったと思われます。
政権を奪還し合う党利党略、この政局を念頭にいれた与野党の駆け引きが裏側に見え隠れしています。つまり虚心坦懐でなどでは在り得ないと言う事が明らかです。

政治に限らず、こちら側がどんなに虚心坦懐でのぞんでも相手側がどうなのかで変わるでしょう。人間関係は、こちら側が、心にわだかまりをなく素直に心を開けば、相手側もしだいに邪心が払われて、まさに虚心坦懐になって行くものなのでしょう。ところが、政治活動には選挙事情が大きく関わって参ります。つまり国会議員は当選しなければ唯の人に成り下がり、選挙を勝ち抜くためには党利党略、私利私略も充分に在り得るのです。

政治家の多くは、国民、民衆の幸福を確立保持すると言う崇高な理念を掲げています。
ところが厳しい選挙を勝ち抜くために必要な活動や行動で、様々な背景が出来上がり、そのバッググランドによって自分独りの存在で限界がある事にやがて気付きます。そのバッググランドが、当初の純真さや理念、こころざしを捻じ曲げてしまっているのはないでしょうか。

政治だけではありません。我々の住宅産業でも、中身の薄い住宅だと解っていても、成績を上げるために、中身がたっぷりあるようにして売り付ける営業担当者も多く存在します。その営業担当者は、虚心坦懐で建主さんと対面してなどいないのでしょう。政治家も、住宅営業も、虚心坦懐でのぞんだのかどうかは、その後の結果に必ず現れるものです。

写真は、土曜日の夜に結婚報告で私の自宅を訪れた、研究開発室の久保田公明君と婚約者の高橋玲奈さんです。久保田君はファース本部の開発部門のエースです。玲奈さんは寡黙な彼ですが、純真で心が澄んでおり、いつも心を開いて触れ合う事が出来たと言います。二人はいつも虚心坦懐で付き合って愛を育んで来たのでしょう。いつまでも虚心坦懐で向き合ってさえいれば、未来永劫に幸せは続く事でしょう。若い二人の末永い幸せを念じております。
明日は櫻満開の東京です。
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