今回のボーナス倍増計画☆第二弾は、弟若専務に神社のアルミ囲いを任せてみました。
6メートルのフロント材料を現場の納まり・寸法に合わせて加工して、お寺や神社を囲う加工物は本来、福光ガラスの大の得意とする分野。
現場現場で納め方や見せ方、寸法が全然異なるので、毎回毎回試行錯誤知恵を絞って、どのように加工すればいいのか、どのように納めれば綺麗に仕上がるかを考えます。
規格品を納めるのとは勝手が違い、大変手間のかかる仕事なのですが、その分やりがいのあるお仕事なのも確かです。
ここ最近、福光ガラスもめっきり若返りを図ったため、加工のノウハウを伝授継承してくれる先輩生き字引も残すところ、おっちゃん(若社長の叔父)のみ。
若い衆には是非とも!仕事にやりがいを覚え、そしていつまでも変わらぬ品質と、さらなる技術向上のために、一つでも多くの現場で揉まれて知恵を絞ってほしいといつも思っている若社長!(と、ここで鼻息荒く立ち上がる。)
そうそう、いい意味で生き字引のおっちゃんを踏み台にして欲しいのだぁ!(着席)
失敗にひるんではいけない、向上できる失敗、成長させてくれる失敗は、よしよし大目に見ようではないか!
仏さんが3回(仏の顔も3度まで)なら、なになに若社長は太っ腹の4回まで許しちゃうよ~。
という事で前置きは長くなりましたが、難しい加工物を弟若専務のスキルと情熱に委ねたわけ。
≪BEFORE≫
≪AFTER≫
若専務と髭のりゅーいち君ペア
神社の屋根の勾配、桁、梁の複雑な納まりを、『サイン・コサイン・タンジェント!』三角関数を駆使して寸法を割り出します。
『ここヨシ!あこヨシ!すべてヨシ!』指さし呼称で再度確認。
髭のりゅういち君:『社長!また地味な作業している所撮るんすか?』
若社長:『残念ながら・・・りゅういち君、またしてもそうながよ。』
じゃ~一枚では可哀想なので、ガラスを拭いているところも付けときましょう♪
技術の継承、生き字引のおっちゃん
いつも丁寧な仕事に感謝しております。
今回の材料はフロント70見込みでなく、豪華に100見込みの材料を使ったので、ガッチリ重厚感がでて、このようにどっしり構えた神社にぴったりではないでしょうか。
見事綺麗に納まって、満足満足ぅ。
さーて、若社長!
若い衆のボーナスアップが出来ますように、たくさんお仕事頂戴してこなければ~。
若社長:『あわわわ、これから寒くなる時期、びしょびしょの結露に、びゅーびゅー隙間風に、断熱対策の内窓はどうですかぁ~。どなたかお仕事くださいませぇ♪』
こんな複雑な、神社のアルミ囲いもなんのその