夜、ふと気が付くと天井にトンボが留まっていました。
夕方、入口のドアを開けていた時にヒョッコリ部屋の中へ入って来たようです。
私はそのトンボを外に逃がそうと、新聞紙で窓の方へ追立てようとするのですが、トンボは私の意に反してチッとも窓の方へ行ってくれません。
それどころか部屋の中央の蛍光灯の周りをバタバタして逃げ回るばかりです。
そうこうするうちに私はあることに気が付きました。
「トンボは明るい所が好きなんだ。だから暗い外へは出て行こうとしないんだな…」
私は作戦を変更して、その夜はそのままにして、次の日の朝にトンボを外に追い出すことにしました。
次の日の朝。
窓を開けてトンボを追いやると、トンボは明るい外に向かってサッと飛んで行きました。
トンボと一夜を過ごしたのは生まれて初めてで、珍しい経験をしたものだと思っています。
そしてトンボが無事、外に飛び立ってくれてよかったと嬉しく思っています。
仮に、天井にいたのがトンボでなくてゴキブリだったとしたら…
私は必至に追い掛け回して殺していたでしょう。
そう考えると、同じ虫でありながら、こうも運命が違うものかと、ゴキブリの運命(さだめ)に少し同情もしたくなりました。
でも、やっぱりゴキブリはゴメンです!
6畳1間の私の部屋には"ゴキブリコンバット"を12個も置いてあるのですから。
(実は、これくらい置かないとゴキブリが毎日出てくるのですヨ、この部屋は!)
夕方、入口のドアを開けていた時にヒョッコリ部屋の中へ入って来たようです。
私はそのトンボを外に逃がそうと、新聞紙で窓の方へ追立てようとするのですが、トンボは私の意に反してチッとも窓の方へ行ってくれません。
それどころか部屋の中央の蛍光灯の周りをバタバタして逃げ回るばかりです。
そうこうするうちに私はあることに気が付きました。
「トンボは明るい所が好きなんだ。だから暗い外へは出て行こうとしないんだな…」
私は作戦を変更して、その夜はそのままにして、次の日の朝にトンボを外に追い出すことにしました。
次の日の朝。
窓を開けてトンボを追いやると、トンボは明るい外に向かってサッと飛んで行きました。
トンボと一夜を過ごしたのは生まれて初めてで、珍しい経験をしたものだと思っています。
そしてトンボが無事、外に飛び立ってくれてよかったと嬉しく思っています。
仮に、天井にいたのがトンボでなくてゴキブリだったとしたら…
私は必至に追い掛け回して殺していたでしょう。
そう考えると、同じ虫でありながら、こうも運命が違うものかと、ゴキブリの運命(さだめ)に少し同情もしたくなりました。
でも、やっぱりゴキブリはゴメンです!
6畳1間の私の部屋には"ゴキブリコンバット"を12個も置いてあるのですから。
(実は、これくらい置かないとゴキブリが毎日出てくるのですヨ、この部屋は!)