無店舗販売

仕事の現場近くで見つけた光景です。

道端にパラソルがあって、小さな台に何か載っています。
　
何かと思って近づいて見てみると、大根やジャガイモが値段を書いて置いてありました。

数にしていくらも置いていないのですが、時々、通りすがりの奥さんたちが足を止め、または自転車を止めて買っていきました。


　　


台の端には筒があって、その筒にお金を入れるとお金が下に落ちて、外からはお金が盗られないようになっています。

とは言え、お金払わないで持ってっちゃう人って、いないの？？？
(これが田舎の良さなのかなぁ…)

私は、ここに朝から夕方5時まで仕事でいたのですが、帰りがけに台を見てみると、"110"と書かれた大根の袋が1つ残っているだけでした。

買って行った奥さんに話し掛けて、聞いてみたんです。

「私は買物しないからよくわからないんですが、安いんですかね～？」

するとその奥さんは、

「スーパーと違って新鮮でしょ。日持ちがするのよ…」

なーるほどー、"新鮮さ"に"日持ち　"かー

やもめ暮らしの私ですが、買物するときにそんなこと考えもしなかったなー
値段しか見てないもんなー

東京の西部郊外の、ここ調布市にはたくさんの農家があります。
場所によっては野菜の他にも、果物で梨やイチゴなどもこのように無人の台が道端に置いてあります。

この光景も東京なんですねー
東京生まれ東京育ちの私もビックリです。