今月96歳の誕生日を迎えた母は、3度目の転院をしました。
介護付有料老人ホームに入所していた母は、昨年9月に体調を崩し、系列の病院へ入院しました。
病院は3ヶ月までしか受け入れてくれません。
そこで3ヶ月経つと別の系列の病院へ転院させられるのです。
今度の病院は寝たきりの老人ばかりが入院している病院です。
見舞いに行って直感でわかりました。
入院しているお年寄り達は退院できる状態の人はいませんでした。
サラリーマンの頃、取引先に病院がありました。
その病院の事務長が言っていたことを思い出しました。
「うちの病院は、“入院すると死ぬ”と言われますが、
そうではないんです。
他の病院から治らない患者を受け入れるような仕組みになっているんです。助からない患者を受け入れているんです。」
病院は病を治す場所ばかりではない。
終の場所としての役目の病院もある。
母の病室はみすぼらしく寂しい部屋だった。
この部屋で母は生涯を終えるのか、
と思うと、
母を可哀想に思った。
介護付有料老人ホームに入所していた母は、昨年9月に体調を崩し、系列の病院へ入院しました。
病院は3ヶ月までしか受け入れてくれません。
そこで3ヶ月経つと別の系列の病院へ転院させられるのです。
今度の病院は寝たきりの老人ばかりが入院している病院です。
見舞いに行って直感でわかりました。
入院しているお年寄り達は退院できる状態の人はいませんでした。
サラリーマンの頃、取引先に病院がありました。
その病院の事務長が言っていたことを思い出しました。
「うちの病院は、“入院すると死ぬ”と言われますが、
そうではないんです。
他の病院から治らない患者を受け入れるような仕組みになっているんです。助からない患者を受け入れているんです。」
病院は病を治す場所ばかりではない。
終の場所としての役目の病院もある。
母の病室はみすぼらしく寂しい部屋だった。
この部屋で母は生涯を終えるのか、
と思うと、
母を可哀想に思った。
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