増水した本流で最高の引きをしてくれたのは、
40プラスαの体高のあるレインボーでした!
このくらいのサイズになると、
水量のある本流の流芯に入られると結構キツイです。
それなりのタックルで挑まないとダメですね・・・
最後までジャンプはしなかったものの、
トルクフルなパワーで竿を曲げ、楽しませてもらいました。
そしてなんとか無事にタモに収まりました。
そのタモに収まった魚体を見て衝撃でした。
コンディション抜群のパンパンの腹に
なんと天敵に攻撃された傷があったのです。
傷と言うよりも、それは大きな穴でした。
しかも攻撃されてから間もない感じでした。
今シーズンは他にも天敵に攻撃された個体に何匹か遭遇しましたが、
この魚が一番痛々しかったので、あえて記事にしました。
こんな画象見たくなかった、綺麗な魚が見たかった。
と思われた方にはお詫びいたします。
ただ水面下の過酷な現状を見て頂きたかっただけです。
でもこの魚を見て私が思った事は。
こんなに大きな傷を負いながら、
生きていく為に果敢に餌に喰らいついてきたこと・・・
必死の生き方に脱帽してしまいました。
私たち釣り人はこんな魚達と勝負しているという事です。
自然界の魚とは真剣に勝負し、魚の命は無限ではないということを、
釣り人である私は改めて痛感しました。
この魚が負った傷が、決して無駄にならないように、
魚の存在の儚さを少しでも意識して頂ければ、報われるんじゃないかと思います。
今年もまた魚に教えてもらいました。
年々変わりゆく生態系を止める事はできないのでしょうか・・・
はたまた、なるようにしかならないのでしょうか・・・
全国に広がる今の川の現状を、真剣に見つめている方々へ・・・
一釣り人が個人的に思う記事でした・・・
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