フィッシュレプリカ

渓流魚のレプリカ・ブローチをオールハンドメイドで作成しています。釣行記事や思い出の魚を紹介しています。

今の川の現状を見つめる方だけの限定記事です。

2011-11-24 | 釣り関連・釣行記など

増水した本流で最高の引きをしてくれたのは、

40プラスαの体高のあるレインボーでした!

このくらいのサイズになると、

水量のある本流の流芯に入られると結構キツイです。

それなりのタックルで挑まないとダメですね・・・

最後までジャンプはしなかったものの、

トルクフルなパワーで竿を曲げ、楽しませてもらいました。

そしてなんとか無事にタモに収まりました。

 

 

 

 

 

 

そのタモに収まった魚体を見て衝撃でした。

コンディション抜群のパンパンの腹に

なんと天敵に攻撃された傷があったのです。

傷と言うよりも、それは大きな穴でした。

しかも攻撃されてから間もない感じでした。

今シーズンは他にも天敵に攻撃された個体に何匹か遭遇しましたが、

この魚が一番痛々しかったので、あえて記事にしました。

こんな画象見たくなかった、綺麗な魚が見たかった。

と思われた方にはお詫びいたします。

ただ水面下の過酷な現状を見て頂きたかっただけです。

 

でもこの魚を見て私が思った事は。

こんなに大きな傷を負いながら、

生きていく為に果敢に餌に喰らいついてきたこと・・・

必死の生き方に脱帽してしまいました。

私たち釣り人はこんな魚達と勝負しているという事です。

 

自然界の魚とは真剣に勝負し、魚の命は無限ではないということを、

釣り人である私は改めて痛感しました。

 

この魚が負った傷が、決して無駄にならないように、

魚の存在の儚さを少しでも意識して頂ければ、報われるんじゃないかと思います。

今年もまた魚に教えてもらいました。

 

年々変わりゆく生態系を止める事はできないのでしょうか・・・

はたまた、なるようにしかならないのでしょうか・・・

全国に広がる今の川の現状を、真剣に見つめている方々へ・・・

一釣り人が個人的に思う記事でした・・・

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