私は釣りに行くときは、できるだけ目的を持つようにしています。
それは何故かと言いますと、その方が深い釣りになり楽しいんです。
今回の釣行は、釣友のガイドのおかげで成り立つ事ができた
ネイティブ探しの釣りです。
大自然の静寂の中には生き物達の生命が感じ取れます。
朝のぼんやりとした空気に、白樺の白が良く映えます。
素晴らしいパーマークのアマゴです。
魚影はとても薄いのですが、釣れる魚はどれもネイティブそのもです。
夏でも水温が低く、長く手を浸けていられません。
餌のない冬の過酷な環境は想像を絶します。
なのでこの環境では尺にまで育つ個体はほとんど居ないと思われます。
生きるだけで精一杯のアマゴ。
ますます愛おしくなります。
岩肌に力強く咲く大文字草が、遡行の疲れを癒してくれます。
既に色づき始めた個体もいます。
美し過ぎる、の単純な言葉でしか表現できませんね。
こちらはなんとも奥深いアマゴです。
ここでしか見られないと言ってもいいです。
正に野生の姿です。
こんな綺麗なアマゴに出逢えた事が本当に幸せです。
今日を生きる逞しいアマゴに脱帽です・・・
そして奇跡の尺アマゴへの想いが強まった1日でもありました。
そして私の釣りの原点を思い出させてくれましたね。
この日の事はいつまでも忘れられない思い出になるでしょうね。
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