この渓流は自宅から近いという事もあり、
私にとっては、一番通い慣れたお庭のような存在である。
しかし今年は忙しくてなかなか来れず、
桜が実を付ける頃になってやっと訪れる事が出来た。

しかし水況は平水よりも減水してしまっており、見るからに厳しそうだ。
しかも週末・・・そして朝はゆっくりだったのでゴールデンタイムも終わっている・・・
ただ、この渓流には過去にあらゆる状況で竿を出している為、
準備をしながら過去の攻め方を振り返ってみる。
一発目のアタリは案の定のらず、先が思いやられる。
勿論ハイプレッシャーは覚悟の上だったので、逆にゾワゾワとヤル気が溢れ出てくる。
さらに集中力を高めて、ようやくアマゴが手に収まった。
一年ぶりの遅すぎる再会、そして綺麗なアマゴ。

その後は、この日の攻め方も定まりテンポ良く竿を絞り込んでくれる。
この時期のアマゴの引きは強く、存分に楽しませてくれた。

このアマゴはここではあまり見かけない朱点が少ない個体。

ウコギが春真っ盛りを知らせてくれる。

渇水で魚が掛かると浅場を走り回るので楽しさも倍増。
このアマゴもよく走ってくれたのだが、こっちはヒヤヒヤ。

そしてグッドサイズ。

パーマークと朱点があまりにも綺麗。

いい顔。

河原では踊子草がギャラリーとなり、厳しい釣りを応援してくれる。

そんな中で出たアマゴ。

綺麗な背中についつい見とれてしまう。

そしてなかなか寄って来てくれなかった相手は・・・
今日一のサイズの美形アマゴにニンマリ。

なんとか落ち着いてくれて、写真を撮らせてくれた。

こちらのアマゴは餌をガジガジにして針に食らいついた。

このアマゴの朱点・・・
パーマークの中心に封じ込められているようなとても興味ある朱点。

通い慣れた渓流・・・
今年も快く私を迎え入れてくれた。
毎年、私を楽しませてくれる大切な渓流です。
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