フィッシュレプリカ

渓流魚のレプリカ・ブローチをオールハンドメイドで作成しています。釣行記事や思い出の魚を紹介しています。

長良川。

2011-10-29 | 釣り関連・釣行記など

渓流魚が好きな方なら、この川の名前を知らない人はあまりいないはずです。

もちろん鮎で有名なのは皆さんご存知ですが、

長良川と言えば、やはり五月鱒でしょうか。

私にとってはアマゴの思い出がたっぷり詰まっています。

最近は長良川で竿を出す機会がなくなりましたが、

未だに川が見たくなって訪れてしまいます。

長良川という流れと、苦戦した思い出にどうしても惹かれるんでしょうね。

 

私が初めて長良川で竿を出したのは、もう15年も前でした。

ターゲットはアマゴで、当時は本アマゴと呼んでいました。

7.2メートルの竿でラインは0.25ぐらいだったと思います。

まだ釣り友もいなかったし、パソコンも持ってなかったので、

情報は長良川という川の名前と、地図だけの単独釣行。

夕方暗くなるまで黙々と竿を出していました。

大きな太い流れの前で手も足も出ない、懐かしい記憶が蘇ります・・・

それまで、どっぷりと浸かっていた渓流の釣りとは違う釣りに思えて、とても新鮮でした。

本流の難しさと奥深さを教えてもらった川です。

ここに来ると、当時のがむしゃらに竿を出していた自分を思い出して、

なんとも言えない熱い気持ちになります。

 

 

そして大支流でもある吉田川。

ここも思い出が蘇ります。

今も変わらず、清らかな流れでした。

郡上の街を歩くと流石、渓流王国ですね。

マンホールがアマゴバージョンで驚いてしまいました。

来年は久しぶりに本アマゴを釣りに行きたくなりました。

もう1度原点に戻って、釣りを見直すにはいい時期かもです。

 

長良川とは・・

私にとって、今の本流釣りの原点です。

そして大切な川です。

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森の生命。

2011-10-26 | 野草・樹木

小雨がぱらつく天候の中、必要最小限の荷物を持って一人で森に入りました。

少し心細く、寂しい森歩きでしたが、

そんな私を早々に出迎えてくれたのが、

やる気満々のサワガニでした。

その近くには、川幅1メートルくらいの小さな流れがあります。

イワナが居そうでしたが、今日のメインは魚ではありません・・・

 

一瞬、ナメコ!

と、近寄りよく見ると、クリタケの幼菌でした!

こちらは食べ頃のクリタケです。

 

下を見て歩いていると、尺クラスの大きな落ち葉が散乱しています。

その上を見上げると、朴の木が森の天井を覆っていました。

 

こちらはサワラの朽ちた株の脇に、新たなサワラの幼木です。

これが命のリレーですよね。

 

サワラにとてもよく似てますが、微妙に違うのは檜の幼木。

30センチにも満たない小さな幼木でも、しっかり檜の特徴が出ています。

こんな可愛い姿が年月を経て、立派な大木になるんですね。

小さな命ですが逞しいです!

 

しばらく歩くと、朽ちた株の周りに敷き詰められたウダイカンバの落ち葉。

写真では小さく見えますが、大きい落ち葉は手のひら程もありました。

こちら柊の幼木

ソヨゴの幼木

コナラの幼木

コシアブラの幼木

森の中では次世代を担う幼木にたくさん出逢えましたが、

大木に成長するのは、ほんの数パーセントに過ぎないでしょう。

私は大木を見るのも好きですが、小さな命を見るのも大好きです。

これら全ての植物が、立場を主張して生きているのが、

自然の森の姿です。

ここで紹介できた幼木は、ほんのごく僅かでもっと紹介したかったのですが・・・

 

25メートルくらいの大木が、行く手を阻んで倒れていました。

人間には邪魔に見える倒木も、森にとっては

次世代の森には無くてはならない栄養分を供給してくれます。

 

自然のサイクルを壊せるのも人間ですが、

守れるのも人間です。 

 

次は春の芽吹きの季節に訪れます。

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シーズン中に出逢った魚達 3

2011-10-22 | 釣り関連・釣行記など

9月の本流アマゴです。

この個体はまだ秋の装いをしていませんでした。

こういう魚の一部が来年まで生き延び、

盛期に40オーバーに育ってくれるのだと思います。

環境によって様々な顔を見せてくれるアマゴ達。

魚を見ると、その生きてきた環境が見えたりするのもおもしろいですね。

 

朝日を浴びてキラキラ輝く本流アマゴ。

どうか来年まで生き延びて欲しいものです。

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シーズン中に出逢った魚達 2 (63)

2011-10-18 | 思い出の魚達

タイミングが悪く、なかなか紹介出来なかった魚の記事を

前回に続き、ぼちぼち書いています。

 

暑い8月に出逢った本流アマゴです。

この時期のアマゴは特に難しく、

でもその分、釣れた時は嬉しさも倍増ですw

やり取り中は9寸クラスかな・・・

寄って来てから確信しました。

嬉しい誤算w

 

31センチ。

薄紅色に・・・

朱点とパーマークが綺麗な本流アマゴでした。

近いようで、遥かに遠い存在の尺アマゴ・・・

釣れた時の嬉しさは感無量です。

さらに想いは募るばかりです・・・

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赤蜂と本流アマゴ。

2011-10-16 | 釣り関連・釣行記など

一年釣りをしていると、こんな光景も目にしました。

 

河原を歩いていると、

おっとビックリした~!

目の前の植物に赤蜂がとまっています。

でもこんな所に珍しいですね~と近づいてよく見ると・・・

 

 

お食事の真っ最中でした!

頭からいってます。

接写でこんなに近づいているのに気にもしていませんね。

見てるだけで、アナフィラキシーショックになりそうですw

凄い喰いっぷりでした!

 

 

この日のアマゴも、いい喰いっぷりでしたよ!

うっすらパーマークの本流アマゴ。

元気ハツラツ、まだ暑い季節で銀毛の強い個体でした。

 

陸上の世界も、水中の世界も活気に溢れていました。

生命を感じた一日でした。

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ヤマメの画象、頂きました!

2011-10-15 | 釣り関連・釣行記など

群馬のルアーマンより画象頂きました!

最終日の30日、とある小河川での釣果です。

数時間で3バイト、2キャッチ!

どちらも尺には届かなかったようですが、

うっすら婚姻色の出た綺麗なヤマメ。

もし来年まで残ってくれれば、凄い魚になりそうです。

楽しみですよね。

 

さらに別の河川、暑い季節のヤマメ。

こちらも泣き尺ですが、

パーマークの綺麗な本流ヤマメ。

コンディション抜群の見事なプロポーションに惚れ惚れします。

良い魚を釣っておられますw

 

またまた画象お待ちしてますよ!

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1年を想い、感謝。

2011-10-13 | 釣り関連・釣行記など

まず、アクセス10万件到達で皆さんに感謝です。

丁度10ヶ月前にブログ始めて、

こんなにアクセスがあるなんて夢にも思っていませんでした。

ほとんど魚ネタの内容にも関わらず・・・

本当にありがとうございます。

 

釣りの方は・・・

今年は身の周りの環境が変わり、かなり忙しいシーズンとなってしまいました。

なので去年と比べ、釣行時間が3分の1程度になってしまい、

当然、釣果も3分の1と激減でした・・・

でも釣りの内容は充実していました。

今シーズンは自分の釣りを見直し、

自分が求める釣りとは何かを考え、

できるだけ目的を持って竿を出すようにしました。

1本釣る為の努力が大きくなればなるほど、

達成した時の感動は大きくなります。

そんな場面での魚は一生忘れられません。

思い出の魚とは、その釣り人の宝になるはずです。

 

  本文中の写真は9月に出逢った秋アマゴです。

  この魚も忘れられそうにもありません。

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秋アマゴを求めて。番外編

2011-10-10 | 釣り関連・釣行記など

秋アマゴだけではなく、こんな出逢いもありました。

秋のイワナ達です。

鼻曲がりの尺上だけ抜粋して・・・

 

 

 

サイズは32~35くらいです。

 

 

 

どれも渓流育ち、三つ口の厳つい顔。

 

 

 

最後は雌とのツーショットです。

 

 

今年もいろんな出逢いがありました。

どの魚も一生懸命生きて生命を受け継いでいます。

このイワナ達も1ヶ月先には産卵行動が始まるでしょう。

水面下では生き物の逞しい営みが繰り広げられます。

 

釣り人が楽しめるのは、

川に魚が居る事から始まるのではないのでしょうか・・・

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秋アマゴを求めて。最終章(62)/大アマゴに想う。

2011-10-08 | 思い出の魚達

特別な存在の秋アマゴ。

その中でも頂点はやっぱり秋の大アマゴ。

 

タモに収まるまで絶対、油断はできない。

手元に伝わる、かなり大物の予感。

 

このシルエットは正に。

 

秋の大アマゴ。

 

ランドロックを封印し、大アマゴにターゲットを絞った甲斐がありました。

 

厳つい鼻曲がり。

 

パーマークが残り、朱が交じる素晴らしい婚姻色。

 

アマゴマニアにはたまらない、マニアックなショットも。

 

渓流の宝石です。

 

思い出の魚が増えました。

この素晴らしい魚の子孫を、来年も受け継いで欲しい!

そんな願いを込めながら、そぉーと流れに戻しましたが、

1分ぐらいは近くを離れようとはしませんでした。

その姿が今でも目に焼き付いています。

一年分の感謝の気持ちをこの魚に込めました。

 

秋アマゴを求めて。

長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。

宜しければ、そのお付き合いついでに、次回の番外編も御覧下さい。

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秋アマゴを求めて。5

2011-10-07 | 釣り関連・釣行記など

秋が近づく9月下旬、それは禁漁が近い事を意味します。

連日の猛暑の時期を過ぎると、

日に日にアマゴは秋色に衣替えをします。

 

こちら、秋色に衣替えの真っ最中の雄2本。

背っぱりの秋アマゴ達です。

 

 

こちらのサイズはまずまず!

そしてなんと言っても婚姻色が素晴らしかったです。

カッコイイです。

秋色のバランスに見とれてしまいます。

よくこの時期まで生き延びた事に感謝。

喧嘩っ早そうな雄でした。

 

その後釣れたのは、まだうっすらの雄でした。

そしてツーショットでの撮影。

水の中では丁度、衣替えの季節です。

 

次回、秋アマゴを求めて。 6 

たぶん最終回になりそうです。

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