フィッシュレプリカ

渓流魚のレプリカ・ブローチをオールハンドメイドで作成しています。釣行記事や思い出の魚を紹介しています。

秋アマゴーその2ー(289)

2018-10-03 | 思い出の魚達

今回の秋アマゴは9月に釣れた個体ですが、婚姻色はまだ薄っすら。 

しかしながら背中の盛り上がりと尖った鼻先は、秋本番。

この渓流の最大の特徴です。

もちろん漁協の管理された渓流で放流もされていますので、もはやこのタイプは少数。

そんな中で求めていたお目当てのギリ尺アマゴ~大満足ですね^^

すでに禁漁となってしまいましたが、

今シーズンを振り返ると、

納得いかない・・・不完全燃焼・・・もどかしい・・・

このへんにしておきます。

川鵜や肉食外来魚の猛威、河川工事などによる生息環境の悪化、

そしてさらに異常な天候不順。

これらの事から魚が減る一方となるのは必至、今後も増える要素は何一つありません。

このままでは楽しめる釣りとはかけ離れていってしまうような気がします。

昔は良かったと言ってしまうと、今は良くないと言ってるのと同じ。

あまりこの言葉は使いたくありません・・・

いっそのこと妥協し、ターゲットとなる魚種を増やし、どんな魚も受け入れ、

釣りのスタイルも広げれば、釣果も増えて楽しい釣りになるのかと・・・

 

しかしながら、果たして本当に楽しい釣りになるのでしょうか。

自分にとって釣りとは人生のパートナー。

釣りのスタイルには拘りをもち、愛情を持って真正面から真剣に魚と向き合っている為、

いまさら現在のスタイルを変えるという事は考えられません。

むしろまだまだ何かが足りないのではないかと思っているほどです。

 

究極の釣りを求め、拘りをもつ事は、

一見、楽しみを制限してしまい、視野を狭め、自分の首を絞めているんではないのかと思う事もありましたが、

今ではそうではないんだと確信しています。

 

自分自身がもっともっと理想の魚や理想の釣りに拘りをもち、

目的を明確にして、常に目標をもちながら挑む事。

それがやがて大きな達成感に繋がり、大きな満足感を得る事となるのだと思っています。

自分にとっての高嶺の花を手にした感動は他の何にもかえられないという事ですね。

 

 

道具は進化し、誰もが容易に楽しめるようになるも、釣れる魚は居ない。

皮肉な現状ですが、それでも釣りは続けていきたいです。

 

 


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