カラスといちごとクロッカスと

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コロナ、インフル、ワクチン接種

2024年12月12日 13時00分00秒 | インフルエンザ、コロナ、など

今日の記事の内容は、ワクチン接種についてなのですが、画像は、記事の内容には直接関係ありません。でも、撮影は、ワクチン接種の日と同じ、12月6日です。ワクチン接種の帰り道に撮影しました。

これは、キンセンカ(Calendula officinalis)です。あるおうちの道沿いの花壇、兼、野菜畑に、元気、元気で、咲いていました。キンセンカは、一年草として育てられることも多いですが、実際には、多年草であります。古い株は、軸が木化します。



ワクチン接種は、ブリティッシュ・コロンビア州では、次の人々を優先します。カナダの他の州でも同じだと思います。
・年齢の高い人
・施設に住んでいる人
・持病のある人
・原住民の人々

自分の順番が回ってくると、メール、あるいは、テキストでお知らせがきます。お知らせには、予約番号と予約用のリンク先が書かれています。リンク先をクリックすると、予約番号の記入されたページが現れます。

その予約番号の出ているページから、自宅から何キロ以内がいい、と指定すると、自分の住所を入力することなしに、ワクチン接種会場のリストが出てきます。そのリストの中から自分の好きな会場を選びます。会場をクリックすると、その会場の予約状況が出てきて、その中から、好きな日時を選んで予約します。予約変更、キャンセルはいつでもできます。

予約をすると、確認番号が出てきます。この確認番号を接種会場で提示するように、と指示されますが、現実的には、不要です。


ワクチン接種会場は、以前は大きな会場でしたが、現在は、その辺の町の薬局が参加しています。ですから、自分の行き慣れている薬局とか、自宅、職場、学校、から近い薬局へ行けばいいのです。

接種は、本人の名前の確認だけで接種してもらえます。また、予約をしていなくても、接種会場に時間と人員の余裕があれば、してくれます。ブリティッシュ・コロンビア州の医療保険に加入しているかどうかは、オンラインで確認され、確認が取れれば、無料!

わたしはブリティッシュ・コロンビア州の住人で、この「強制」医療保険に加入しているので、ワクチン接種はタダです。なお、この医療保険に加入するには、保険料は要りません。2020年1月1日に保険料改正があり、無料になりました。カナダ国民、カナダ永住者以外、例えば、海外からの学生、には、保険料が発生するのかもしれません。


わたしは、うちから歩いて20分ほどの薬局を予約。早に15分ぐらいで歩いて、汗をかいて、気持ちよかったです。途中でキンセンカの咲いているのを目に留めておきました。このキンセンカの咲いているおうちは、わたしがするみたいに、落ち葉を堆肥として大量に寄せてあるので、笑ってしまいました。

今回、わたしは、去年に続き、コロナとインフルエンザの2種のワクチンを一度に受けました。コロナのワクチン接種は、今回で6回目かな?(追記: 後で調べてみると、今回は8回目でした。コロナワクチン接種7回目 - カラスといちごとクロッカスと

薬局では、注射は、薬剤師の中でも注射する資格がある人がします。わたしは、20代か30代くらいの「お姉さん」に当たりました。すっごく注射が上手なんですよ〜〜〜。

注射するの、うまいですね〜〜、感激しました、という類のことを(英語で)言うと、これだけの回数注射を打っているのだから、うまくならないとおかしい、みたいな返答。日本語に訳すと、わたしの言ったことも彼女の返したことも、言い過ぎみたいに聞こえるかもしれませんけど、英語としては、これでちょうどよかったんです。

ふたつ目の注射は、ちょっとピリッときた。薬剤師さんが言うには、2本目は、1本目ですでに患部が過敏になっているので、どうしても感じてしまうそうな。いやあ、お姉さん、それでも、すごい技術よ〜〜、本当にありがとうございました。

なお、2種接種するのに、同じ腕にするか、両腕にするかは、自分で決めることができます。


注射をしてくれた薬剤師さんから、2点、いいことを聞いてきました。
1。ワクチン接種当日は、患部を冷やす(痛みを軽減するため)
2。翌日は、患部を温める(血流を良くしてワクチンを散らすため)

わたしは、コロナ・ワクチンの副反応は、そもそもほとんど出ないんですが、今回は、患部に青あざが出ただけで、いつも少しは出る腫れがほとんど出ませんでした。痛みもほとんどなし。これは、この薬剤師さんの注射技術のおかげだと思います。

患部以外の副反応であろうと思われるものは、肩が凝ったようになったこと。わたしのつれあいも同じように感じるとのこと。彼が申しますには、他の人からもそういう話を聞いた、って。これは今回のワクチンの特徴??? 

薬局へ行く時速めに歩いて汗をかいたので、うちに帰ってきてから、簡単にですが、シャワーを浴びました。カナダでは、予防注射をしたらお風呂やシャワーは控えます、というようなことは言いません。シャワーを浴びて、ほんと、さっぱりしました。

そして、コンピュータの画面を見ていると、「ワクチン接種後の注意点」が、コロナとインフルエンザ別々に、メールで送られてきました。

かかりつけの医者から聞いたんですが、ワクチン接種後は、10日間は国外に出ないように、ということです。


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コロナワクチン接種7回目

2024年06月03日 08時00分00秒 | インフルエンザ、コロナ、など
2024.06.01撮影
オオヤハズエンドウ(Vicia sativa
マメ科(Fabaceae)ソラマメ属(Vicia

* 今日の画像は、記事の内容にまったく関係ありません。
ここ10日ほどで撮影した野草を掲載します。 *

先週、コロナワクチンの7回目の接種をしてきました。

カナダでコロナワクチン接種がどのように行われるか、というと、
・集団生活をしている人
・高年齢者
・原住民
などを優先して、順番が回ってきます。

順番が来ると、メールやテキスト(や電話や書面?)でお知らせが来て、インターネット上で予約をします(インターネット環境にない人は、電話?)。現在は、ワクチン接種会場が、大会場から薬局だけになってしまいました。参加薬局でも、予約を受けつけてくれるかもしれません。また、予約なしでワクチン場に現れても、時間に余裕があればしてくれます。

2024.06.01撮影
ハイキンポウゲ(Ranunculus repens
キンポウゲ科(Ranunculaceae)キンポウゲ属(Ranunculus

カナダは、皆国民健康保険制度が整っているので、ほとんどの医療がタダで受けられます。

コロナワクチン接種も料金はかかりません。インフルエンザのワクチン接種も、わたしの住むブリティッシュ・コロンビア州(BC州)では、だれでも無料です。今後、どちらのワクチン接種も有料になることはない、と思います。

2024.05.29撮影
ヒメフウロ(Geranium robertianum
フウロソウ科(Geraniaceae)フウロソウ属(Geranium

BC州の健康保険は、保険料そのものがタダです。2020年の1月1日からそのようになりました。それより前は、そう、、、いくらだったか、払っていましたけど。他の州の事情は知りません。

2024.06.01撮影
シロツメクサ(Trifolium repens
マメ科(Fabaceae)シャジクソウ属(Trifolium

わたしは、先週受けたコロナワクチン接種が7回目です。2021年、2022年、2023年、と2回ずつ受けて、今回が2024年の1回目です。2回目は、半年後になるのだと思います。

最初は、アストラゼニカでよかったら早く打ってあげるよ、というので、普通の順番よりも前に行ってきました。2回目以降は、アストラゼニカが事実上消えたので、モデルナに切り替えて5回打ち、今回、モデルナが接種場になかったので、ファイザーになりました。

2024.05.30撮影
和名不明(学名 Epilobium collinum
アカバナ科Onagraceae)アカバナ属(Epilobium

わたしは、副反応なんて、出ないんです。せいぜい、注射針の刺さったところがちょこっと痛いだけ。1回だけ、上腕が腫れた。アストラゼニカからモデルナに替えた時。

それなのに、今回は、2日ほどかなりな疲労を感じました。代わりにかどうか、まったく腕は痛くない。

2024.05.23撮影
コメツブツメクサ(Trifolium dubium
マメ科(Fabaceae)シャジクソウ属(Trifolium

皆国民健康保険制度が整っている、というのは、ある意味、うるさくもあります。あれの検査をしましょう、これの検査をしましょう、とメールや書面でお知らせが来て、他の理由で医者に行くと、あれはした? と聞かれるわけです。

なお、常に診てもらう医者は家庭医(一般医)であり、イギリスのように特定の家庭医に登録する必要はありませんが、家庭医がいないと、診療所を渡り歩くことになり、一貫した医療を受けられなくなります。

専門医には、家庭医の紹介状なしには診察してもらうことができません。保険外診療でいいなら、直接でもいいのだと思います。わたしは、保険外診療は受けたことがないので、知りません。

2024.05.23撮影
ムラサキツメクサ(Trifolium pratense
マメ科(Fabaceae)シャジクソウ属(Trifolium


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コロナをめぐって〜帰国日記15

2023年07月09日 08時00分00秒 | インフルエンザ、コロナ、など
(国際線の窓から見える太陽、日本にあと数時間、という場所で)

今日で、帰国日記は最終回です。今日は、主にコロナをめぐって、経験したことや感想をまとめてみたいと思います。

2019年の夏に帰国・帰省して以来、コロナの影響で、2022年秋まで3年以上帰国することができませんでした。法規的に不可能なわけではなかったのですが、課せられていることを満たしてまで帰国する気力がなかったのです。

数週間帰省するのに、指定の宿泊施設で隔離2週間(だったか?)なんてできないよね。そんなことをしたら、1ヶ月以上自宅を空けることになる。宿泊代はどうするんだ?

公共の交通機関に乗ってはいけないけど、タクシーはいい、ということで、成田空港から仙台までタクシーを走らせた、という強者がいたそうな。隔離のために使う宿泊費と比べると、どちらがマシだったのだろう。でも、費用よりも何よりも、時間を節約できる。

(国内線の窓から、富士山を望む)

ワクチン接種証明書を手に入れるのは、カナダの場合、大変簡単なんです。まずは、ワクチン接種の順番が来たよ、とメールなどでお誘いがかかり、予約すると、無料で接種してくれます。その後、すぐにシステムに入力されますから、証明書をプリントアウトするなり、QRコードをスマホに読み取らせるなり、すれば良いのです。

日本入国には、2回だったか(よく覚えていない)以上接種していないとダメだったのだと思います。成田空港で、去年の秋、わたしの証明書を見た係の人が、え〜〜、4回も? と驚いていました。日本もそうかもしれないけど、カナダじゃ、5回、6回、接種している人もいますけど〜〜、そして、わたしは、今回の帰省の前、4月に5回目を受けました。

わたしは、副反応(なぜ、「副作用」という言葉を使わないんだろう)は、ほぼなし。接種部位がちょっと腫れ加減で痛くなった程度でした。アイスノンを当てたら、気持ちよかった。


(国内線の窓から、富士山を望む)

去年の10月に帰国したとき(=1回目)には、成田空港の建物の廊下に係の人が大勢並んで「人の壁」を作っていて、異様だった。実際の対応は、大変優しかったのですが、入国しようとしている人の数より、係の人の数の方が多いぐらいなので、圧倒されました。

それが、今回5月の入国(=4回目)では、羽田空港に係の人をほとんど見かけない、入国しようとする人も、廊下のあちらの方、こちらの方、にまばらにいるだけ。空港内の建物は、閑散としていました。国際線の大きい飛行機が着陸したのに、なぜ、こんな景色? 今度は、人がいないけど、何が起きたの? と思いました。

(満月をコンパクトデジカメで撮ってみた、うさぎさん、見えないよね)

マスクの空港内・機内における着用は、2023年3月13日より任意となりました。それまでは、客室乗務員さんは当然としても、乗客も、きっちりとマスクをしていましたよ〜〜わたしの見える範囲内で、ですが。

それが、3月末に日本からバンクーバーに帰ってくるとき(=3回目の復路)には、乗務員さんたちはマスクなし、乗客は任意に、という形になっていました。

今回、5〜6月に動いたときには、乗客もほとんどマスクをしていなかった。

ところが、、、

(羽田に向かう飛行機から、雲を見る)

びっくりしたわあ、住宅街の道の閑散としているところでマスクをかけて歩いている人を見たときは。なんでマスクをかけているの???

もっと驚いたのは、歩道を自転車でひとりで颯爽と走る高校生が、どの人もマスクをしていること。なんのために??

スーパーマーケットじゃ人混みだろうから、とマスクをかけるのはわかる。不特定多数の人を応対するレジの人がかけるのもわかる。

でも、自転車に乗って?????

スーパーといえば、わたしの行ったスーパーがたまたまそうだったのかもしれませんが、消毒液があちこちに置いてなかったのは、きれい好きの日本文化の中では奇異に見えた。カナダ、というか、バンクーバーのお店では、至る所に置いてあったのに。

以下、きれいな画面ではありませんが、飛行機から写した景色をどうぞ。

(手前は赤坂御用地、向こうは皇居、その向こうに東京スカイツリー)

東京新聞「赤坂御用地 皇室ゆかり 緑の苑」

(東京タワー)

(レインボーブリッジ)

東京の観光公式サイト「東京の景色を陸・海・空から満喫」

(東京港の施設)

東京港湾事務所「みなとの施設」

(飛行機が羽田空港に着地する直前、飛行機自身の影が見える)

(飛行機内部)

実は、実家のある地方都市から羽田へ向かう飛行機が遅れたんです。「なんらかの理由」で。そして、結局、座席の配置換えまでして機種を乗り換えたそうなんですが、この飛行機、内部が、ピッカピカの新装でした。きれいだったわあ。

夏に帰国すると体調を崩してしまう(実際、寝込んだことが2回ある)ので、次の帰省は秋になります。両親は、そのへんは、理解してくれています。むしろ、夏には帰って来るな、と。バンクーバーの「寒い夏」に慣れてしまっている体には、日本の夏はつらい。


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