ムラサキベンケイソウ(Hylotelephium telephium)
また、ある日、明け方、5時ころに手洗いに起きました。地下室のことです。そして、もう一度ふとんに潜りこみました。8時前に起きて、もう一度手洗いに行くと、うそでしょ、天井から水が降ってますわ。これが、水もれ7−1。地下の天井が水もれしているということは、1階がどうなっているか見てみるべし。
大急ぎで着替えて、1階に行って、ここぞと思うところに駆けつけると、1階の天井からも、水もれ、これ、水もれ7−2。同じロジックで、即、2階に駆け上がりました。
「あいや〜〜〜」(中国式)と叫びましたよ(いつもつれあいがそう言うの、中国人ではないけれど)。まだ届いていない新しいトイレにつなぐはずの、新しいパイプの、新しい留め金から、水が上へ、横へ、と吹き出している。これ、水もれ7−3。
即、棟梁に電話をかけました。わたしは、打ちのめされてはいましたが、泣いてはいませんよ。というか、へらへらと笑っていました。運命なのね。
セイヨウオトギリ(Hypericum perforatum)
何が起こったか、と言うと、その留め金に亀裂が入っていたのです(なんか、前にもそんな話があったような・・・)。これは、棟梁の責任でもなく、水道工事の人の責任でもなく、その留め金を売った店の責任でもなく、その留め金を製造した会社に責任があるのですが、言っても取り合ってくれないし、裁判すると、時間とお金がかかるだけなので、泣き寝入りするそうです。
この水もれ7の修復費用は、わたしは、払いません、と、イヤミではなく、はっきり言いました。棟梁もその辺はわかっています。
水もれ7の影響は、実は、最初思っていたより広範囲にわたることがわかりました。ダイニングルームから居間の方まで、天井と壁の修理が必要。地下の天井は、ペンキを塗るだけでいいと思いますけど、十分乾いてからですが。
ルリトラノオの1種(Veronica spicata)
2階の配管の金具を変えたことにより、1階の天井からの水もれも、地下の天井からの水もれも、止まりました。
ところが、はて、地下のトイレの床には、まだ水が・・・、さっきちゃんと拭いたはずなのに、と観察していると、もう、いい加減にしてくださいよ〜〜〜、地下のトイレのタンクが水もれしていた。これ、水もれ8。このタンクの問題は、地下の天井から水が降ってきていなければ、気づかなかった可能性があります。
棟梁が、早速、見てくれて(すでにうちに来ていたので)、まっさらのトイレに取り換えるよう手配してくれました。予定外の出費ですが、使い心地、最高です。
ススキ(Miscanthus sinensis)
左下から上に突き出しているものは、クロコスミア(Crocosmia)のタネ
天井や壁の修理となると、すごくホコリが出ます。わたし、ホコリ・アレルギー。毎日、ゲホゲホやってます。晴れている日は、庭に出るようにしています。また、出かけるようにもしているのですが、そうしょっちゅう行くところもない。
工事の人たちは、たいへん親切です。すべてシートでおおい(コンピュータも)、部屋ごとにカーテンで区切ってくれています。その日の仕事の終わりには、工事した場所のシートは取り除いて処分し、床を掃除し、モップがけまでしてくれます。翌日には、工事するところに、新しいシートを、新たにかけてくれます。
空気を入れ替えるんですが、それでもホコリっぽいんです。わたしが、夜、さらに、掃除機をかけ、水ぶきすることもあります。もちろん、空気清浄機がまわっています。
こんなふうに、工事第二段が、波乱多くも、ゆっくりと進んでいっています。どの部屋で何をどうするか、という工事の都合で、物を何度も移動させるので、どこに何があるか分からない。居住可能範囲がどんどん狭まる(居間で座れるところが2畳ぐらいになった)。コンピュータがシートの下にしょっちゅう埋没して、そう自由に使えない。
ゲホゲホ、、、壁と天井の修理が終われば、ゲホ、またゆっくりコンピュータ遊びができるようになります。ゲホ、、つらい、、、
コスモス(Cosmos bipinnatus)
前回の記事で、水もれがふたつあることをお話ししました。
・台所の水もれ(水もれ1)
・突如として起こった原因不明の1階の天井からの水もれ(水もれ2)
この他にも、水もれがあるんです。
・2階に3つある洗面台のうち2つの水もれ(水もれ3、水もれ4)
・2階にふたつあるトイレのうちのひとつの水もれ(水もれ5)
実は、どれが先に起こったのか、もうわからない。つまり、数字は、起こった順番ではありません。
このうち、台所の水もれ(水もれ1)だけが、台所の改装の時に修理され、他は、工事第二段に回されました。
何年も前に起きた水もれが、しみ跡になっているところもあります。これらは、天井と壁を作り替える修理が必要です。これらも、工事第二段に。
・屋根にあるスカイライトから2階の天井への水もれ跡(水もれ跡1)
・そのスカイライトの影響かもしれないと思われる1階の天井の水もれ跡(水もれ跡2)
・2階のお風呂から1階の天井にかけての水もれ跡(水もれ跡3)
クサフジ(Vicia cracca)
工事第二段は、2階の水回り全部(トイレ2、洗面台3、シャワー1、風呂1、シャワー+風呂1)をやり直すことにしました。それに加え、水の落ちてくるのが止まらない水もれ2の原因究明と手当て、それと、天井の、前からある水もれ跡の修理。
壁を開けてみてわかったのですが、水もれ2は、2階の壁の中の自動消火スプリンクラーの古いパイプから出ていたのです。原因が壁と壁の間にあったので、手洗いの改装・改修まで、原因を突き止められなかったのです。
工事第二段は夏に始まり、主寝室は工事用の資材置き場となりました。そして、地下室に引っ越し。夏中、寒いぐらいの部屋で熟睡したわあ。こんなんだったら、2階(それも、南向き)の主寝室で暑いのを我慢せずに、毎年、夏は、地下で寝ればよかった。
ムシトリナデシコ(Silene armeria)
* 中央から右に見える黒いよじれたものは、クサフジ(前の画像)のタネのサヤ
ある日、地下室の廊下をふんふんふんと歩いて、洗濯機と乾燥機の横を通って、階段を駆け上って、1階へ行きました。そして、そのあと、1階から地下室へ降りてきて、再び洗濯機と乾燥機の横を通り過ぎたところで、、、
何? 振り返ってみると、うわ〜〜〜、うそ〜〜〜〜〜、きゃ〜〜〜、水がじゃあじゃあと吹き出している。なんで〜〜????? さっきはなんともなかったのに。これ、洗濯機への給水管からの水もれ(水もれ6)。
その辺にあったバケツをつかんで、水の一部を受けながら、工事の人たちに助けを求めると、ふたりが駆けつけてくれました。パイプの繋ぎ目の金具が割れている!! と問題をすぐに同定し、(工程を書くのは省略)修理してくれました、大工さんなのにシールテープまで持っていたんですよ〜〜。
また水浸しになるのか、と、恐ろしかったあ。
スイセンノウ(Silene coronaria)
* 左の方が若い花、右の方が古い花
わたしが赤ん坊の時に、わたしはだれか知らないんですけど、ある人が断りなくわたしの姓名判断をしてもらったそうで、水難の相が出ているから改名した方がいい、と勧められたそうです、、、が、両親はわたしの改名をしませんでした。母によると、「いいと思ってつけた名前にケチつけるな」と思ったそうです。「だいたい、子どもの名前の姓名判断してくれなんて、頼んでないよ」と。
のち、バンクーバーで、透視(?)能力のあるクレアボイアント(clairvoyant)に見てもらった時も、水難の相が、と言われました。(すごいんですよね、この人たち、でも、その話は、またいずれかの機会に。)
前に住んでいた家でも、外からうちに帰ってきたら、突発性の雨で床が浸水していて、床と壁の修復には専門家を頼みました。また、大雪で水道管が凍って、お湯も沸かせない、どころか、水も飲めない、という状態になった時もあります。
つづく
ユウゼンギク(Symphyotrichum novi-belgii)
今日は、わたしのつらい話を聞いてください。現在、わたしのうちでは、家の中の改装をしています。家の中がきれいになるのに、それがつらいんかい、と毒づかないでください。つらいことは、つらい。
工事が始まるまでは、準備が大変だった。台所を改装するため、台所の中のものを「引っ越し」させたんです。そして、工事が始まってからは、それ以上に大変つづき。例えば、天井から水が落ちてくる、とか。
今日の花の画像は、記事の内容に関係ありません。すべて、うちから半ブロック先のラウンドアバウト(環状交差点)に植えられている(+生えている)花です。9月21日に撮影しました。画像ごとに簡単な説明をつけます。
ラウンドアバウトと、そこへの植栽については、以下の記事をご覧ください。
和名?(Malva alcea)、あるいは、ジャコウアオイ(Malva moschata)
* 夕方なので閉じかけている
改装は、何年もしたかったんです。でも、蓄えとも相談しながら、いずれ、ぐらいにしか思っていませんでした。その間に、どういう設計にするかは、どんどんアイデアが湧いていました。
そう、こう、しているうち、去年の秋口に、台所の水もれが始まった。これ、水もれ1(一番最初の水もれ、という意味ではない)。仕方ないのでその水道栓を閉めて、同じ階の洗面所を台所の水回り用に使うようになりました。修理するより、改装しよう、と1月に工事着手。
そうすると、シンクだけでなく、ガス台も使えなくなり、料理ができないことに。いや、いや、居間に移動させたオーブントースターと電子レンジと湯沸かし(と、テイクアウトと配達)でしのいだ。冷蔵庫は、他の部屋に移動させたので、使えました。
ニオイアラセイトウ(Erysimum cheiri)
ある日、わたしは、改装中の台所に隣接するダイニングルームで、ぼ〜〜っとしていました。わたしはナマケモノですから、しょっちゅうぼ〜〜っとしています。いいですよ、これ、瞑想みたいなもので。お勧めします。
そのぼ〜〜から、ふと床を見ると、水が。反射的に天井を見上げると、天井から、ぽた、ぽた、ぽた。瞬く間に、目の前で天井が下に向かってふくれ出したのです。これ、水もれ2。
工事の人々に助けを求めましたね。その時、たまたま、棟梁まで来ていて、彼の差配で天井を開けました。水がドッと落ちてきた。
げげ、これは、前からある水もれの跡とは別の位置、関連しているかもしれないけれど。前のところは工事第二段で修理する予定だった。この新しいのは、それを待たずに、すぐ手当てしなくてはいけない?
結局、その天井は、水もれが続いている状態で、数ヶ月開けておくことになりました。理由は、1階からではなく、シャワー系統のある2階から原因を探る必要があったからです。後に、それが正解であったことが判明します。
リナリア・プルプレア(Linaria purpurea)
* キンギョソウ(Antirrhinum majus)の親戚
台所の工事は大幅に遅れて仕上がったんです、一応ですけど。ま、ここはカナダですから、おっとりとしたもんですよ。それに中小企業ですからね。
この工事第一段では、台所を小さくして、残りのスペースにサンルームを作り、そこの床を少し上げて、土間とかまちを設けて、裏玄関としました。靴を脱いで、床と同じ高さのところに置いておくのではなく、「上がる」ことができるんです。涙が出るほどうれしかった。
つづく
2024.01.05撮影
今日の画像は、わたしの実家の庭からです。同じバラです。このバラの花は、わたしが両親の家をいつ訪れても、咲いています。咲いていない、ということがないんです。今回12月に帰国した日にも、ちゃんと咲いていました。
実家は暖かい地方にあり、雪なんてほとんど降らないのですが、その日は午前中雪が降り、山がうっすらと雪化粧していたそうです。
この町で山が雪化粧なんて、見たことない。高校卒業までしか暮らしたことがありませんが、少なくともその間は、そんなことは起こったことがない。冬休みに帰省中でも、見たことがない。
驚愕。周りに聞いても、みんな驚愕。わたしが今回帰省した午後には、山は緑にかえっていました。タクシーの運転手さんが、「お客さん、2時間早く帰っていれば、見られたんですよ」と。つまり、わたしはいまだに見たことがない。
ついでに言うと、この地方でまったく雪が降らない、と言うことはないんです。でも、雪が地上にちょっとでも積もると、みんなそっちの方が関心事になって、山はどうでも良くなって、山まで見上げないわけです。山は、そんな時、雪化粧しているんでしょうけど。
2023.12.22撮影
わたしは長くカナダのバンクーバーに住んでいます、というか、人生で一番長く住んでいるのはバンクーバーです。日本とは何度も行き来しました。でも、年末年始に帰国・帰省したことが、今まで一度もなかったのです。今回、ついに長年の夢が叶い、両親とお正月が迎えられました。感動的でした。
子どもの時のことを思いやって、みんなでおもちとかパクパク食べるかな、と想像していたのですが、両親の年齢からして、そのようにはもう食べないのでしょう。でも、ふたりとも食欲があり、食べ物を楽しみ、見ていて気持ちよかったです。
わたしの作ったもの(いくらナマケモノのわたしでも、帰省したら両親のために料理するのよ)は、どの料理も、美味しい、美味しい、と言って、食べてくれました。親は何歳になっても、親バカである。
2024.01.05撮影
実家には、来客も結構あり、みなさん、食べ物を持ってきてくださるので、ありがたかったです。普段からもこのように、両親にはお客さんが来ておしゃべりするようで、来てくださるみなさんに、わたしは感謝の気持ちでいっぱいです。
食べ物は消費できる以上にくれる(特に、わたしが帰省していると聞きつけると、普段よりももっと持ってくる)ので、今度は、それを持って、よそのお宅へおすそ分けに行きます。わたしが「おつかい」をしたこともあり、学生時代以来会ったことのなかった人にまでお目にかかりました。
2024.01.05撮影
わたしは、年頭に高校の卒業○十周年記念学年合同同窓会があったのですが、結局、行きませんでした。着て行くものとか考えると、気後れがするんですよね、日本人女性一般から外れたものを着ているので。実家の地元でお世話になっている、帰省したら必ず行く美容師さんに、前、その時身につけていたものを見られながら、「flowerconnectionさんは、いつもどんなものを着ているの? こんなものを着ているの?」とまで言われた・・・くしゅん
2023.12.22撮影
帰国した最初の日は寒かったですが、その後、滞在中ずっと暖かかったです。おかげで、自転車で買い物に行くことも、庭仕事をすることもできました。
年末の買い物では抽選券をもらい、4等賞を2回当てて、宝くじを合計20枚もらっちゃった。そこから、7億円ではありませんが、3600円、当たりましたの。両親への「お年玉」といたしました。両親からわたしへのおこづかいは、別に、桁の違うものをちゃんとありがたくいただきました。
2023.12.22撮影
帰国日記がつづきます。
ジャコウアオイの近縁種(Malva alcea)
2023.08.11撮影
今日の画像は、記事の内容には関係がありません。わたしが怪我をする10日ほど前に撮った8月の庭の雑草をお送りします。2番目の「セイヨウフジバカマ」以外は、自然発生しました。
8月20日に怪我をして(また、落っこちた - カラスといちごとクロッカスと)から、今日で40日が過ぎました。長い長い時間をかけて、やっと、かかとにも少し体重を移動させながら歩くことができるようになりました。
「また、落っこちた」にコメントをつけてくださった方がいて、その方が、
> 1メートルは、一命取る
つまり、「いちメートルは、いちめーとる」という戒めを教えてくださいました。
本当にそうだと思います。わたしは、怪我で済みましたけど。
低いところだと、つい、気を緩めますね。それと、低いところから落ちると、落下距離が短く、体勢を立て直すだけの時間がない。
実際、わたしは、落っこちつつある時、うわ〜〜、これは体勢を変える時間ないわ〜〜〜 と思いながら、落ちていきました。脳内神経細胞はそういう情報を素早く処理して判断できるのに、体は重力に引っ張られるのみ。
セイヨウフジバカマと呼んでいい?(Eutrochium fistulosum)
マルハナバチ(Bombus)でしょうか?
2023.08.11撮影
実は、もうひとつ、考えました。徒然草の「心して降りよ」(徒然草第109段)です。木を切っている人が軒ぐらいの高さに降りてきてから、「気をつけて降りなさいね」と言った木登りの名人のことです。
こんなことを落っこちながら考えるんですから、頭の中はすごい速さで動いている、ということですね。
ヒメフウロ(Geranium robertianum)
2023.08.11撮影
怪我した翌朝、救急に行った(救急病院へ行く - カラスといちごとクロッカスと)んですが、検査をしてくれただけで、何も治療はしてくれませんでした。それで、自宅療養をしたのですが、40日経ってしみじみと感じるのは、人間の体って自然治癒するものだな、ということです。
でも、わたしは若くありませんから、回復するのに時間がかかっているのだと思います。そして、治癒力が衰えてしまった時が死のときか、とも思いました。
子どもを産む年齢にある女性は、エストロゲンが大量に分泌されていて、それが体の治癒力を高めているんですって。
医学部に行きながら、カミナリ親父のパパさん経営のカフェを手伝っているお兄さんから聞きました(このお兄さんが、弁護士志望の弟とも合わせ、どえらくハンサムで、、、いやいや、それはまたの機会に)。
それに、足の裏のクッションも薄くなっているから打撃のインパクトを吸収しきれなかった、のだそうです。
そうはっきり「歳よね」と言わなくてもいいか、とも思いましたが、事実ですし、お兄さんは親身で言ってくれているのですから、感謝しました。
タチカタバミ(Oxalis corniculata form. erecta)のようです
2023.08.11撮影
今後は、ハシゴも脚立も、ひとりで使うのはやめようと思います・・・と言っても、必ずだれかがいる、というのはなかなかできないことですよね、現実的には。でも、また落ちるわけにはいかないし・・・この怪我で1ヶ月以上、人生、したいだけの活動できなかった。反省してます。
つれあいには、いろいろ助けてもらい、感謝しています。(ここで、「迷惑をかけた」という発想をしないのが、わたしがもう半分日本人ではない証でしょうか。)
そして、10月に帰国の予定だったのを、キャンセルしました。お父さん、お母さん、帰省は12月になるけど、ごめんね。その代わり、いっしょにお正月をすごそうよ。
ヒメジョオン(Erigeron annuus)
2023.08.11撮影
ははは、それにしても、毎日、雨だ。雨、雨、雨のバンクーバー。
アガパンサス(Agapanthus)のまだ青い実
2023.09.20撮影
今日は、いつもと趣向の異なる記事を。わたしの怪我に絡みますが、音楽の話しです。
掲載画像は、記事の内容に関係ありません。昨今わたしの庭に成っている実と、その前に咲いていた花、ビフォー・アフター(画像掲載順で言うと、アフター・ビフォーですけど)をお見せします。
8月20日に脚立から落っこちて足の裏に着地し、かかとを強打して痛くて歩けなかった最初の3〜4週間、わたしは、ご飯を上げ膳据え膳してもらうのはもちろんのこと、ソファの上でだらだらしたり、椅子に座って(さらに、足を別の椅子の上に置いて)コンピュータで遊んだり、それにも飽きると窓から外を恨めしげに眺めたり、痛いよ〜〜と半泣きしたり、しました。
移動は主に、絨毯(カーペット)の上ではハイハイ。硬い床の上では、キャスター(コロコロ)付き椅子に乗っかって、杖と手を動力にしました。す〜〜〜、と走るので、いい気分〜〜。これやってると、上半身の筋肉、発達するわ! と思いました。が、そちらが発達するよりも先に、脚の筋肉が弱ってくるのが感じられ、慌てて、筋肉を伸ばしたり緩めたりする運動を始めました。
アガパンサス(Agapanthus)の花(しぼみかけも見える)
2023.07.29撮影
療養中に「した」ことの中のハイライトは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の、シェーンブルン宮殿で行われる恒例の野外サマーコンサートを、ビデオで見たことです。
わたしは学生のとき、ヨーロッパを少し旅行したことがあります。その旅行では、ぜひ、オーストリアの首都ウィーンとモーツアルトの生地ザルツブルクを訪れようと思っていました。(この話しは、機会があれば、またいつか。)
ウィーン・フィルの野外サマーコンサートが行われるシェーンブルン宮殿へも行きました。広大な敷地に立つバロック〜ロココ様式の宮殿です。
デルフィニアム(Delphinium)の茶色くなったタネのサヤ
2023.09.20撮影
ウィーンフィル2023年サマーコンサートをテレビから録画してあったのですが、このビデオを、絨毯を敷いた床の上に、さらに座布団を2枚敷いて座り、足を投げ出して硬めのクッションの上にひざの裏とふくらはぎを置いて支え、ぷらぷらと足首を動かしながら、ふくれっつらをして、ご機嫌ななめで見ました。
でも、最後から2曲目のモーリス・ラヴェル作曲「ボレロ」が始まると、元気がちょっと出てきたわあ〜〜。
わたしは、子どものとき、この曲を初めて聞いて、オーケストラのパーカッショニストになりたいと思ったぐらいなのよ。後には、ビートルズのリンゴ・スターのドラムスにしびれました。うん、サイコー。
それでは、そのウィーンフィルのビデオをYouTubeでどうぞ。
デルフィニアム(Delphinium)の満開の花(やや盛りを過ぎている)
2021.06.22撮影
今回のこのコンサートの指揮者は、ヤニック・ネゼ=セガン(Yannick Nézet-Séguin)という、フランス系カナダ人です。まだ50歳になりません。わたしは、この人の子どもの時からをたどったドキュメンタリーを見たことがありますが、すごい才能の人です。惚れました。
ユリのOTハイブリッド(Lilium OT-hybrid)の花の終わったあと
(タネができているかどうかわからない)
2023.09.20撮影
コンサートのプログラの全体をご覧ください。Musical program という見出しの下に書いてあります。
ユリのOTハイブリッド(Lilium OT-hybrid)の花とツボミ
2023.07.17撮影
プログラムの最後にあるのは、ヨハン・シュトラウス2世作曲のウィンナ・ワルツ「ウィーン気質(かたぎ)」。
次のYouTubeでお楽しみください。
わたしは、踊れなかったけれど、音楽に合わせて、ふんふんふん、とウィンナワルツ独特の3拍子に合わせて上半身を動かしました。そうしていると、そのうち足を使って踊れるまで回復するさ、と気分が晴れてきました。
2023.09.20撮影
夏中カラカラがつづいた後、バンクーバーでは、昨日やっとまとまった雨が降りました。
怪我がよくなってきたので、庭に出て花の撮影を、と思っていたのですが、かなりな雨。それで、裏口からポーチに出て、そこから庭を眺めるだけにしました。花は、どれだけ残っているのでしょう。そこからはよく見えませんでした。
そして、今日、雨が上がったので、庭に出てみました。怪我がよくなってきてから、庭に出るのは、これで3回目です。1回目と2回目は、家の北側(玄関側)の庭、今回は、家の南側(台所側)の庭。まだまだ足は痛いし、歩くのもフラフラしているので、足元に気をつけなくちゃ、と思いました。南側の庭は、いろいろなものが転がっているので。
この、1ヶ月ぶりに見た庭で特別に目を引いたのが、地上に落ちていた、真っ赤な葉っぱ(冒頭画像)。草抜きができていないキンポウゲ(Ranunculus repens)の「畑」に、葉の先を下にして載っかっていました。
この葉っぱは、何の葉なんでしょう。どこから落ちてきたかな、と思って、下から上へたどるように目を上げると、そこには、ブルーベリー(Vaccinium spp.)の紅葉がありました。でも、このブルーベリーの葉の形、落ちている葉の形と違いますね。この真っ赤な落ち葉さんは、一体、どなた?
わたしが怪我で家にこもっている間に、こんなに季節が変わったんだ、と感慨深かったです。そして、したいことがしたいだけできなかった1ヶ月が、自分ひとりの不注意から来たことを、改めて反省しました。
2023.09.20撮影
8月20日に、キウイの剪定中、脚立から落ちて足の裏(特に、かかと)を強打し、翌朝、救急に行ったも、骨にも組織にも異常なし。それから、1ヶ月、自然治癒に任せて、自宅療養を続けておりました。とにかく、痛くて歩けないのですから、どうしようもありませんでした。
怪我をしてから数日後に、わたしの足は、裏も甲も、あざで青から紫色に、そして、赤くなりました。ブルーベリー(直前の画像)の、黒いところがまだらに出た赤い葉を見たとき、まあ、ここまで赤くはないけれど、まだら、まだら、のこんな足だったなあ、と思いました。
人間、つらいことはたくさんあると思うんですが、そして、わたしのつらさなど、たいしたことではなかった、と思うんですが、この1ヶ月、怒りはありませんでしたけど、確かにつらかったです。でも、反省はしつつも、自分を責めることはしませんでした。わたし、根が前向きで、おっちょこちょいな分、あっけらかんとしていますから。
自由に動けない間、ソファの上でだらだらしたり、ビデオを見たり、椅子に座って(足をさらに別の椅子の上に置いて)コンピュータで遊んだりしました。
次の画像3枚は、わたしが怪我をしてから放ったらかしになっているキウイの現在の様子です。
2023.09.20撮影
剪定が頓挫したので、このように地上にまで下がってきているツルがある。左の葉っぱは、ヤブカンゾウ(Hemerocallis fulva)。
2023.09.20撮影
これは、怪我する直前に切ってあったツルが、取り除かれずに枯れている。
2023.09.20撮影
ツルが車庫の屋根に向かって伸びたまま(画像の上半分)。もっとひどくなると、この車庫の屋根の上をツルが這うようになります。
この画像で右端にあたるところで、ツルを引っ張っていて、そのツルが切れて、反動で脚立から落ちたんです、足を下にして。
手前の植物は、ディル(Anethum graveolens)です。夏に切り込んであったので、今、新しい花が咲いています。
バンクーバーでは、今日はきれいな秋晴れですが、今週末から来週いっぱい、雨の天気予報が出ています。これで、バンクーバーの雨の季節が始まるのでしょうか。
イヌバラ(Rosa canina)の実(ローズヒップ)
2023.07.04撮影
(今日掲載の画像は、記事の内容に全く関係ありません。昨今、わたしの庭に成っている実と、その前に咲いていた花をお見せします。)
わたしは、ちょうど4年ほど前に、人口股関節置換術を受けていて、それ以来、右側の腰が弱めです。それで、こけると、どうしてもそちら側にこけてしまう。
手術してから2年して、やっと庭仕事ができるようになり、脚立にも登るようになりました。そして、この脚立から、何回落ちたことか、右側を下にして。そして、その後、どれだけ痛みに苦しんだか。
今回落下する時(また、落っこちた - カラスといちごとクロッカスと)、絶対に腰を下にして着地してはいけない、と思い、何かをつかもうとしたのですが、それがかなわず、そのまま、両足を真下にしてが〜〜んとコンクリートの上に落ちてしまいました。キウイのツルが弾けたときの反動と、全体重(大した重さじゃないが)と、3段目から落ちるときの重力と、が、面積としては小さいかかとにだけかかってしまったのです。勢いで、尻もちをつきました。
茫然としたわ。また、落っこちた。
そこに、何分、固まって座っていたのか知らないけど、このままではいけないと思い、その場はそのままにして、痛みをこらえながら、とにかく家に入りました。即、冷やすべき?
イヌバラ(Rosa canina)の花(白花)
2021.06.04撮影
家に入ると、痛みはますます増すばかり。痛みで歩けない。
救急に行くべきか考えたけど、車庫に家の鍵を置いたままなのに気づき、そのままでは用心が悪いから出かけられない。その鍵は、家の裏口のドアも開ける。自分で取りに行くのは、到底、ムリ。
つれあいはシアトルに所用で行っていていなかったので、お隣に電話かけるも、留守、そのお隣も、留守。力も尽きて、そのまま横たわっていたら、つれあいから電話が入り、何をしているんだ、すぐにタクシーで救急に行け、と。
で、わたしが、いや、鍵が車庫に置いたままで、ふにゃらふにゃら、とごねていると、分かった、分かった、帰るのは今晩遅くなるから、明日の朝、救急に行こう、ということで、朝、救急に乗りつけました。
コボウズオトギリ(Hypericum androsaemum)の若い実
2023.07.04撮影
救急入口で車を止め、つれあいが車椅子を取りに行き、わたしを車から降ろして椅子に乗せ、窓口へ行きました。なぜか職員が窓口に5人ぐらいたむろしていましたが、それぞれ役職はあるのかもしれません、患者にはわからないだけで。
病院や医院での受付は、健康保険証を見せるだけ。わたしは、この病院では、前に人口股関節の手術を受けたので、受付は初めての人より簡略化されていたのでしょう。
つれあい(白人)がいっしょだとみんな愛想がいいのよね。つれあいが「みんな優しいね〜〜、親切だね〜〜」って、「優しい人ばかりで良かったね〜〜」って。
あんなあ、あんたさんがいるから、みんな、あんななのよ、黄色いわたしだけだったら、みんながみんな、あそこまで愛想よくないわ、と思ったが、とにかく痛みで疲労困憊。思っただけで、何も言わなかった。
コボウズオトギリ(Hypericum androsaemum)の花とツボミ
2023.06.13撮影
つれあいが救急入口からよそへ車を移動させている間に、わたしはベッドをあてがわれ、医者が来て、その後、レントゲン写真を撮り、連れ返されて、わたしは疲れて眠ってしまいました。レントゲン写真には異常が見えない。
その次に、CTスキャンに送られ、それも異常が見えない。車椅子に乗せられてスキャンから帰ってくると、ベッドが取り上げられていた。そのころになると、つれあいは行かなくてはならないところがあり、後で迎えにくるから、と一旦退出。
看護師さんが出てきて、「おや? ひとりなの?」と言う。「そう、つれあいは用があるので帰ったけど、後で迎えにくる」と言うと、その看護師さんはわたしに向かって、「医師が言うには、あなたは、骨にも組織にも全く異常がない、もう帰りなさい、ただし、あなたが帰る前にあなたが歩けることを確認しよう」と言ったんだよ。
おいおい、痛くて歩けないからここ来たんだよ。異常が見つけられない、は検査には出てこない、だから、いいとしても、この状態で歩け、って?????????????
「あなたの体に悪いところは何もない、帰れ」と譲らないので、歩けないところを、ムリに数歩歩いて、「歩ける」ところを見せるしかなかった。これ、虐待じゃない?
せめて、つれあいと約束した正面出入り口の待合室(こちらは、ゆったりとしていて、いいソファが使われていて、救急の待合室のように混雑していない)まで車椅子で送ってもらえないか、と言うと、拒否された。エレベーターはどこ、と聞くと、あっち、で終わり。
エレベーターまで、泣く泣く、そろ〜りそろ〜り、いた〜いいた〜い、と移動しているとき、白人女性が空の車椅子を移動させていたが、一瞥もくれなかった。次にアジア人男性が同じく空の車椅子を移動させているのが見えたが、この人は、こちらが頼む前に、すっ飛んできて、乗せてくれた。ありがと、ありがと、ありがと・・・
スズラン(Convallaria majalis)のひとつ残った実(花びらがまだついている)
2023.08.02撮影
結局、骨や組織に異常がない、と分かっただけで、そして、それは良かったんだけど、痛みについては、鎮痛剤を飲め、というだけで、回復を早める指導はなかった。救急には、合計7時間ほどいました(つれあいが迎えにきてくれるまで、さらに1時間)。
友だちが、「結局、打ち身でしょう」と言う。なるほど、医者よりいいことを言ってくれる。打撲傷、全治2週間? 3週間?
落っこちたのが前の日曜日の夕方、救急に行ったのが月曜日、それから3日ほど、体がショック状態でソファの上でうつらうつらしていました(ブログ記事は、それより前に、予約投稿にしてあった)。
その後、目は覚めましたが、とにかく、足の裏が痛いので、歩けない。それで、脚に車輪のついた椅子(机に向かって使うような椅子)に乗って、人口股関節の手術をしたときに買った杖で壁を押して、椅子を動かして、移動しています。
這えるところは這っていますよ〜〜、その方が素早く移動できるので。
スズラン(Convallaria majalis)の花
2021.05.17撮影
病院からの請求はいくらだったでしょう。
カナダは公費医療制で、特定のものは除き、個人に医療費はかかりません。よって、0(ゼロ)です。
このことについては、次回。
2023.07.04撮影
コロナの「明けた」去年の10月から、日本とバンクーバーを行ったり来たりしていて、日本の実家では、せっせと、食料品の買い出し、炊事、掃除、片付け、庭仕事、をし(長女としての務めであ〜〜る)、バンクーバーでは、ぼ〜〜〜としています。最低限のことはしようとしているのですが、元気があまり出ません。
庭も、道から見える北側は、どうしても見苦しものは切り取りましたが、塀に囲まれた南側は、ジャングル状態。特に、キウイが、上に、下に、とツルを豪快に伸ばしています。
冒頭画像では、キウイのツルが、車庫の屋根よりも上まで出ているのが、白っぽい空を背景に見えます。空がこんな色なのは、この日は、内陸の山火事の煙がバンクーバーまで来ていたのかな? 山火事は数ヶ月続いています。
うちでは、キウイを、車庫の一方の面にそって棚を作り、そこからさらに、車庫の2面に反時計回りにツルを這わせています。画像に見えているのは、その棚のある北面です。
車庫の南面は、路地に面していて、少ないながらも人も車も通るし、また、ゴミやリサイクルの回収はこちらに大きなトラックが来ます。ですから、キウイのツルを自由にさせておくわけにはいきません。
キウイのツルの剪定は、ですから、南面を年に何度もします。ところが、南面をすると気分的に疲れて(ナマケ者の気性がよく現れている)、西面も北面もおろそかにしがち・・・
2022.10.19撮影
こんなキウイが、年によりますが、数百(200〜400)も取れるんですよ。剪定はしなくても実は美味しく実るんだとは思うんです。
でも、とにかく、庭中がキウイのツルだらけになる。ツルは何にでもからんでいき、からまれた植物が弱る。よって、キウイは、剪定するしかない。それに、キウイはいくら剪定しても元気なんです。それが、キウイが「雑草」呼ばわりされる所以です。
それで、気分的には渋々ながら、先々週もキウイを数日間続けて剪定しました。地面からは切りたいところが届かないので、次のような、愛用の脚立を使いました。
南面はできているので、西面を南からそろそろと北へ向けて。そして、西面から北面への角を曲がったところで、巨大なツル(複数)にスピードを阻まれました。そこで、作業のリズムがガクッと崩れた。
2022.10.19撮影
わたしは、子どものときから、あわて者、おっちょこちょい、注意散漫、で普通に歩いていても、ぼてっ、とこけるんですよ。学校でバスケットボールなぞもやりましたが、転んだ回数は何回? リレーのアンカーで、クラスの期待を一身に受けて、どてっ、とやったこともある。当然、うちのクラスの負けね。
まあ、そういう人間が、上の画像に見える脚立に登っていたわけです。本当は、2段目までしか登っちゃいけないんですよね、「安全のしおり」によると。そんなら、なぜ3段目を作ってあるのか??(開きを固定するためですよね〜〜)
もうひとつ言うが、わたしは、怖いものなし。よく言えば、楽観的、悪く言えば、判断力に欠ける。
あはは、やっぱりね、3段目に上がっていたんですよ。
2023.07.04撮影
その格闘していた巨大なツル(複数)ですが、ほぼ全部切り取り、あと数本、というところで、特に太いツルをつかみました。根本を切りたいのですが、そこが他のツルにかぶさって見えなかったので、ツルを少しずつ切りました。そして、最後に残った部分を引っ張りました。
なぜそういうやり方に出たか、というと、このように巨大なツル(=茎)は、大抵、自身の重みで、幹についた根本のところでほぼ折れているからです。それを当てにして、引っ張りました。
でも、落っこちてはいけないので、少しずつ引く力を増しながら、引いたり緩めたりしていました。そして、まだまだ何回も引っ張らなくてはならないであろうと思ったのに、急に軽くなった。
その時の引っ張る勢いが強すぎたんでしょう、ツルの幹にまだくっついていたらしいところが、引っ張った力で弾け、その反動が思わず大きく、わたしは、あっという間に、バランスを崩し、落下。
それが、10日ほど前の日曜日でした。
つづく
2023.08.01撮影(日本時間で8月2日)
今日(バンクーバー時間では8月1日)のお昼前の外の気温は、わたしのうちの木陰の北側で、19℃。去年はどうだったか・・・
1年前(2022年)のこの日、わたしは、ブログを書き始めました。
1年前、goo blog運営から
> 長期間ご利用のないブログの編集機能停止
という「告知」メールが来て、書くしかないか、と・・・
このブログアカウントを、わたしは、「5000+日」前に開設したらしく、計算してみると、開設日は2008年10月8日であることがわかりました。
大方、15年も前・・・ああ、わたしがまだ若かった?ころね。
ブログ名を「カラスといちごとクロッカスと」などという妙な名前にしていたらしく、変えようと思えば変えられるみたいでしたけど、まあ、いいか、ということで、その名称にちなみ、最初の投稿はカラスさんについてにしました。
その最初の投稿にちなみ、今日ではないんですが、次の投稿からカラスさんについてまた書きます。でも、ご夫婦のことではなく、子ガラスについてです。
まずは、木の葉を背景にとまっている、その年に巣立った若いカラスをご覧ください。
2022.09.06撮影
ブログの名称「カラスといちごとクロッカスと」の「カラス」の次は「いちご」なので、カラスの次にイチゴの画像をお見せしたい・・・のですが、うちの畑ではもうずいぶん長い間イチゴを育てたことがなく、画像がまったくないので、その代わりに、指貫(ゆびぬき)ベリーの実(サイコーに美味しい)をお見せします。
2016.06.16撮影
イチゴ(Fragaria × ananassa)も指貫ベリー(Rubus parviflorus)も、同じくバラ科であり、白い5弁の花、赤い実、ということで許してください。
「指貫ベリー」という名称は、和名がないようなので、英名の Thimbleberry を訳しました。
1年前に書いたブログ記事を読み返してみると、ずいぶん書くスタイルが変わってきているなあ・・・みなさんも、そのようにして、変遷されてきましたか。
あ、イチゴの写真があるのを思い出した。うひひ。これ。高級品ではないのだろうけど・・・
2023.03.22撮影
3月に帰国していたとき、わたしは生まれて初めていちご大福を食べました〜〜。いちご大福ってどんなものだろう、と夢見ていたんです。美味しかったわああああ。
お客さんが手土産に持ってきてくれたの。甘いものを食べない父をいいことに、母とわたしで3つずついただきました。一度に3つではありませんよ。画像は、母とわたしが1こずつ食べた後の証拠写真。
で、わたしのブログの名称「カラスといちごとクロッカスと」の最後の部分のクロッカスですが、このクロッカスを取って、ニセクロッカス(コルチクム)をアイコン画像にしました。
そんなニセクロッカス(「ニセ」と言っても、きれいなんですが)では申し訳ないので、次には、季節外れですが、本物のクロッカスを1種類。う〜〜ん、薄紫の筋が、何とも言えないなあ。
2014.03.24撮影
で、そのブログ開設日から「5000+日」前が2008年10月8日のようである、というのは、手で計算したんですよ。2020年は365日ではなく366日、2016年も366日、2012年も・・・、他の年は365日、って計算したんです。日付が出てきたときには、満足感がありました。
その後、ふと思いついて、「〜日前の日付」ってのを検索したら、簡単に出てきた。がっくり。わたしのあの頭脳労働は、何のためであったか。脳活に役立ったのか? 脳に疲労を与えたのか?
次回の話題は、子ガラスさんです。