2021.12.05撮影
「カラスさんたち、ピーナツ大好き」のつづきです。
カラスさんたちは、ピーナツをまくと、すぐに集まってくるようになりました。そして、わたしが玄関内に引っこんでいる限りにおいては、ドアが大きく開いていても、階段の一番上で、平気でお食事。だいたい、そのころには、ピーナツは玄関ポーチにしか置かなくなっていたので、そこで食べるしかなかったよね。
そのうち、カラスさんたち、わたしを待つようになったんです。
うちの居間は玄関側にあります。朝起きると、わたしが窓のカーテンを開けます。そのカーテンが開くのを合図に、カラスさんたちがうちのモミジバフウ(Liquidambar styraciflua)に飛んでくるのです。いた場所から、わき目もふらず、一直線に。わたしは、突撃されるようで、怖いぐらいです。
カーテンが開くのがカラスさんたちにどうしてわかるのか、わたしにはわからない。カーテンが開くと窓ガラスが反射し出す(だろう)ので、それでわかるのか???
うちのモミジバフウには、カラスさんたちがとまれるように、横に出る丈夫な枝を数本残してあります。そのうちの家の建物に一番近い方の枝が、特に、このカラスさんたち一家の休憩所となっています。
次の記事に掲載の3番目と4番目の画像で、カラスさんが止まっている枝が、その枝です。カラスさんたちみんな、そこにとまってクチバシをぬぐうので、樹皮がはがれてしまっています。次の画像の横に出た枝も、その枝です。
2022.10.15撮影
うちの庭によく来るカラスの一家は、うちの敷地あたりを縄張りの最西端としているようで、そのため、飛んでくるとすれば、東側からうちに向かってやってくることが多いです。上の画像では、右手が東方向です。わたしはこのカラスさんの一家を「東の一家」と呼んでいます。なぜかと言うと、西側に住んでいるカラスさんの一家もいるからです。
さて、カーテンが開くのを合図に飛んできたカラスさんを、わたしがもてなさないわけがありません。それで、玄関口に、ピーナツを、ふたつかみほど、ばらまきます。すごく気前がいいですね?
すると、カラスさんが玄関口にやってきます。わたしは、しばらく眺めさせてもらってから、ドアをそっと閉めて、居間の出窓の方へ引っ込んで、そこからカラスさんたちの観察を続けます。
そうこうしているうちに、わたしは、悪いことを考えつきました。次の画像をご覧ください。柵の一番上は、丸いパイプです。
わたしは、そのパイプの上にピーナツを置くようになったのです。それだけでは気づいてくれないかもしれないので、柵の足元に集中してピーナツを置き、かつ、柵の下段の水平の部分にもピーナツを置きました。
すると、カラスさんたちは、玄関口のを食べつくし、次に下の段のも食べ、次に、難なく、上のパイプの上にもピーナツがあることを見つけました。
下から眺めて思案していただけのカラスさんの負け! 早いもん勝ちで、1羽が、パイプの上に飛び上がり、上を歩きながら、あっという間に平らげてしまいました。というか、クチバシの中に詰めこんで、貯蔵しに飛んでいってしまいました。
ふ〜〜む、これは簡単すぎた。それにしても、ポーチからパイプの上へ、ほぼ垂直に飛び立てるなんて!
2021.11.06撮影
その後、わたしは、もっと悪いことを考えつきました。
次の画像をご覧ください。
2017.10.22撮影
手すりに輪の形のものが見えますね。その輪の形のものは、水平の柵の上に乗っています。そして、その輪の形のものの左右には、面積としては小さいながらも、水平の平面があります。そこにピーナツを置くことにしたんです(この画像は、ピーナツの置いていない時のものです)。
パイプに立ったままでは、カラスさんは、この位置に置かれたピーナツは絶対に取れないんですね。首を伸ばしても取れない、前のめりでずり落ちるようにしても取れない。取るには、次の方法っきゃない。
・空中に浮かんだまま
・縦(垂直)の柵につかまる
・横(水平)の柵につかまる
2017.10.22撮影
この画像は、頭脳明晰、かつ、勇気のあるカラスさんが、さて、どのようにしてピーナツを取ろうか、と画策中のもの。目に決意が表れ、脚にその決意を遂行する能力がみなぎっているが、見て取れますね。なんて、ひいき目の解説ですが。
やっぱり、最初にしたのは、空中で浮かんだまま、という方策です。これは、クチバシを適切なところへ持っていくのが難しいみたい。それでも、これで成功するカラスさんたちが数羽出現しました。
次に、空中組が試したのか、他のカラスさんたちが試したか、その辺はわからないのですが(なんせ、みんな制服を着ているので)、縦の柵につかまって、足元を安定させ、そして、クチバシのねらいをより正確にする、と考えたらしいカラスさんたちが現れました。これ、みんな失敗。なぜなら、つかんでも、つかんでも、金属製の縦の柵だから、そのままずり落ちちゃった。
最終的に試みたのは、空中に浮かんだ体勢から、すばやく横の柵に足をかけ、その一瞬でピーナツをつかみ取る、という方法。
カラスのみなさん、お見それしました。ますます好きになりました。
カラスさんのお話しは、もう一度続きます。実は、カラスさんたちが、もっと好きなものがあるんです。それは・・・
2021.12.27撮影
今日は、前回の「カラスさんたち、お食事どうぞ」のつづきです。
カラスさんたちは、ピーナツに釣られて、玄関の最上段まで上がってくるようになりました。以下の画像をご覧ください(説明を先に入れます)。画像がよくなく、申し訳ございません。
これ、玄関のドアが大きく内側に開いたまま、玄関の内側にわたしが立って撮影しているのです。この距離感で逃げないぐらいまで、訓練(?)しました。なお、カナダの家屋のドアは、内側に向かって開きます。公共の建物のドアは外へ向かって開きます。そう建造するよう、法律で決められています。
わたしが立っていても、この画像の位置よりもう少し近づいてくるのですが、カメラのシャッターの音が嫌いなようなので、もっと近づいた写真でお見せできるのはないんです。ゆっくりとご飯を食べてもらうために、わたしは引っ込みます。ドアを少し開けて見ていると、ドアのごく手前まで近づいてきます。
2021.10.18撮影
もう十分直接観察させてもらった、と思ったら、わたしは、ドアをそっと閉めて、居間に移動します。そして、居間の出窓から、玄関の方を見ます。
次の画像は、出窓の二重ガラス越しに撮影しました。カラスさん1羽がピーナツをクチバシにくわえたところです。小ぶりのピーナツなんですが(なんせ、ケチって安物しか買っていないから)、1個や2個じゃないんですよ、一度にくわえるのは。5、6個はよくあることで、わたしは、11個まで詰め込んでいくのを見ました。
その上、クチバシの中、いっぱいにしておいて、飛びながら「カーカー」と鳴くんです。ほんとですよ。ウソだと思うなら、うちに遊びにきてください。
なぜそんなことができるのか。鳴管(めいかん)にある振動膜を呼気で振動させるだけだからです。声帯で声を発する人間だって、口の中いっぱいにしても声は上げられます。舌が使えないので、言語音が出せないだけ。
2017.10.22撮影
カラスさんたちが最上段でも平気で食べるようになってからは、階段の途中には少しだけ、最上段には多く、ピーナツをまくようになりました。
一度にいっしょに食べているのは、ご一家です。よその一家は仲間に入れてくれません。うちの敷地を縄張りにしている一家を、わたしは「東の一家」と呼んでます。東の一家とは別に、お隣のうちあたりから西側に別の一家が住んでいて、それをわたしは「西の一家」と呼んでいます。
西の一家は、うちの敷地に侵入は許されず、東の一家に追い払われます。東の一家の方が、実際に腕力(翼力?)が強いのかどうか知りませんが、必ず、西の一家の方がやられます。東の一家が西の一家の縄張りに入ったら追い出されるのかもしれませんが、それは、わたしの庭からは見えない場所なので、知りません。
いずれにしても、東の一家がずっとピーナツを守っているわけではないので、街路樹に止まって見ている西の一家は、東の一家がみんな飛び立っている間をねらって、急襲します。空き巣行為ですから、食べる速度がものすごいです。
2021.08.22撮影
なぜだれもピーナツを見張っていない時間帯ができるか、というと、家族の結束があるとは言え、みなさん、テキトーに、食べ物を隠しに飛びたって行ってしまうんですよね(その辺がカラスさんたちの知能の限界か?)。カラスには、食料を蓄える習慣があり、ピーナツは腐らないので、格好の貯蔵用食料となるのです。
なお、カラスは、どの食品がどれぐらいの早さで傷むか知っていて、蓄えた順番ではなく、蓄えたものが傷んでしまわないように計算して、食料を回収します。
2021.07.08撮影
翼を広げているのは、この年の子どもです。体の機能はもう自分で食べ物を拾えるまで発達しているのに、大人のカラスさんに食べ物をねだっています。大人のカラスさんは、そこにある食べ物を全部食べてしまわずに、子ガラスさんに残しておいて、飛んでいってしまいます。すると、子どものカラスは、あれ? どうしたらいいのかな? という感じで、戸惑いながらも、しばらくしてなんとかひとりでついばみ始めます。
次回も、カラスさんたちとピーナツ!
2019.07.12撮影
このお隣の屋根の端にとまっているカラスは、うちのあたりに住み着いているカラスさんです。ご夫婦と、その2、3歳ぐらいまでの子どもたちが住んでいます。この画像中のカラスさんは、見張り役をしているお父ちゃんだと思われます。
カラスさんたちについては、今までにも書きました。そちらの記事は、この記事のPC画面左手の「カテゴリー」の欄のうち、かなり下の方にある「カラス」をクリックくだされば、見ることができます。
北米大陸のうち、メキシコ北部、アメリカ合衆国全土、カナダ南部、には、「短いくちばし」のカラスが住んでいます。以下の地図の赤く塗られた部分です。
学名 Corvus brachyrhynchos「短いくちばしのカラス」
英名 American crow
和名 アメリカガラス
カラス科(Corvidae)カラス属(Corvus)
アメリカガラス(Corvus brachyrhynchos)の分布
パブリックドメイン
アメリカガラスは4つの亜種に分けられていて、バンクーバーを含むアメリカ大陸の西部に住むカラスは、「西アメリカガラス」と呼ばれます。バンクーバーあたりのアメリカガラスを「北西アメリカガラス」と別立てにして、アメリカガラスを5亜種に分けるのは、古い分類です。
学名 Corvus brachyrhynchos hesperis
英名 Western American crow
和名 西アメリカガラス
アメリカガラスは、日本にもいるハシボソガラス(嘴細烏 Corvus corone)と同じかやや小型のカラスです。アメリカガラスは、でも、ハシボソガラスに比べ、地上にいることが多く、脚を片方ずつ出して歩いたり、両足でピョンピョン跳んだり、します。かわいいですよ。
2017.04.25撮影
あるとき、わたしは、あちこちのよそ様がカラスさんたちに食べ物を与えているのを見て、わたしもしてみよう、と思い立ちました。それで、同じするなら、玄関口まで上がってきて欲しいと思い、計画を立てました。
直前の画像をご覧ください。これは、うちの玄関口から外を眺めた景色です。玄関は、カラスさんの立っている地上から、階段で上がってきたところにあります。この画像中には、最上段以外の階段は、撮影角度のため写っていません。石畳は、門から玄関にいたる階段に向けて、幅が広がっています。
カラスさんたちに食べ物を置くところは、次のことを考慮しました。
1。カラスが危険を察すれば、植え込みに翼を邪魔されずにすぐに飛び立てる
2。玄関口にいるわたしから安全な距離がある、とカラスが感じる
ということで、初期には、上記の写真のような位置に食べ物を置きました。
置いてあるのは、ピーナツです。古いパンを与える人々が多いのですが、パンは体積の割に栄養が少ないので、カラスに限らす鳥に与えるのに良い食物ではない、と一般にされています。それで、わたしは、ピーナツがいいだろうと思い、スーパーマーケットで量り売りの(つまり、安くて大粒でない)ピーナツを買ってきました。
2021.11.03撮影
ピーナツを置くと、カラスさんたちは見つけてくれて、というか、うちの木のあたりとか屋根の上によくたむしているんですよね、わたしが置くのを見ていて、すぐに食いついてくれました。でもなあ、、、わたしが地上に置いたものが食べ物だ、となんでわかるんだろう・・・
1羽がピーナツのあるのを発見すると、安全な場所(例えば、木の枝の上)で「カーカーカーカーカーカー」(正確な回数までは観察できていない)と早口で宣伝します。すると、数羽がすぐに寄ってきます。たいていは、1羽が見張りに立ったまま、残りのカラスさんたちがお食事をします。
見張りのカラスさんまで饗宴に加わることもあります。それは、イヌを連れた人が歩道を歩いていないとか、地上にネコがいないとか、低空にカモメが飛んでいないとか、また、隣のカラス一家が侵入しようとしていないとか、のときのようです。
わたしの存在に慣れてほしい、また、ピーナツを置いているのはわたしだと学習してほしい、と思い、ピーナツを置く位置を少しずつ階段のほうへ近づけていきました。そして、カラスさんたちも、それに従い(疑いもはさまず?)、階段の方へ移動してきました。
ピーナツが階段の下のところまで来たとき、わたしは、階段の1段目にピーナツを数個置きました。そして、次の日には、1段目と2段目に置きました。これをくりかえすことにより、カラスさんたちは、階段を登ってきてくれました。ぴょん、ぴょん、と跳び上がるんですよ、階段を。上の画像は、階段の下から2段目にいるカラスさんです。
そして、ついに、わたしは、最上段の縁にピーナツを置いたんです。でも、これは、さすが、カラスさんたち、躊躇しました。わたしが玄関口に立っているんですから。
カラスさんたちは、結局、最上段には上がらず、それでもピーナツはちゃんと食べたんです。ひとつ下の段に立ったまま、首を伸ばして、最上段の縁にあったピーナツを取ったんですよ〜〜。あんなに首を伸ばすことができるとは思わなかった。1段下の階段にあった足元は見えなかったけど、背伸びもしていたのかしら。
カラスさんとピーナツの話し、つづく。
2023.07.04撮影
ローレルジンチョウゲ(Daphne laureola)
今日は、前回のつづき、ナマケモノのガーデニングです。
画像は、前回同様、記事の内容に関係ありません。2枚並んでいるのは、同一の植物の「ビフォーアフター」です。
5.自家製コンポストを作る
剪定した木々の枝、また、取り除いた他の植物の葉や茎などは、コンポストにします。そして、毎年、新しくできた土を利用します。うちは、コンポスト用の入れ物が3つありますが、そして、そこにいい土ができているのはわかっているのですが、そのいい土を取り出すのが面倒くさいので(わたしがナマケモノであることをお忘れなく)、ここ数年は、野菜畑の一角に、生ゴミ(植物性のみ)ととも木の枝や草の類を投げやっています。時々、場所を移動していきます。
自家製コンポストは、リサイクルしている、という満足感を感じられるだけでなく、有機であることがわかっていて安心だし、肥料を買う必要がないのでお金もかからないし、市販の肥料のように臭ったりもしません。自分的には満足しています。
2023.07.04撮影
ヘレボルス・オリエンタリス(Helleborus orientalis)八重の園芸種
6.自家製マルチ(チップ)を作る
庭に木があれば、剪定はつきものです。そして、草本のものでは、枝や軸のしっかりしたものを切り取ります。これらを、チップ製造機(そんなに高くありません)で、チップにします。そして、これをマルチとして、植物の植わっているギリギリのところまで、土の上に敷き詰めていきます。
そうすると、雑草の出てくる率が、グッと下がります。また、マルチは、徐々に分解し、結局、コンポストとなります。
7.落ち葉を活用する
落ち葉もマルチとして使います。落ち葉かきをして、冬場に地表がむき出しにならないようにします。これも、雑草の発生を防ぎます。そして、葉は、最終的には腐葉土となります。
2023.04.10撮影 2021.05.30撮影
ヤグルマギクの1種(Centaurea montana)
8.水やりをあまりしない(=水やりのあまり必要でない植物を植える)
水は、極力、やりません。日本の夏では、このやり方は無理だと思いますが、去年の夏の、カラカラ天候、バンクーバー市の散水制限、から学んだのは、とにかく、育ってくれる植物を庭に取り入れることです。うちには、もう長い間、芝生はありません。全部根こそぎはぎました。
9.地植えを優先する(=鉢植えは控える)
鉢植えはなるべくしません、というか、ごく少数です。なぜなら、水やりが大変だからです。地植えなら、水やりが少なくて済みます。
家の中の植物も数は少なく押さえています。前は150鉢ぐらい屋内で育てて、緑の中で生活していたのですが、土につく細菌?にアレルギーを発生し、泣く泣く、全部お友だちに引き取ってもらいました。今あるのは、その後、ぼちぼち導入したものです。数が少ないので大丈夫かな、と思っています。
10.苗から育てる(=タネから育てない)
まあ、これは原則ですけど。野菜類を育てるときには、タネからします。気に入った植物があれば、挿し木にします。まあ、つけばラッキーぐらいで。
2023.05.03撮影 2023.05.04撮影
セイヨウタンポポ(Taraxacum officinale)
では、以下にまとめてみます。
1.土地の気候に合ったものを植える(野草、雑草も含む)
2.庭の生育環境に適したものを植える
3.主に、多年草(宿根草)を植える
4.自分が世話をする力量以内の植物を育てる
5.自家製コンポストを作る
6.自家製マルチ(チップ)を作る
7.落ち葉を活用する
8.水やりをあまりしない(=水やりのあまり必要でない植物を植える)
9.地植えを優先する(=鉢植えは控える)
10.苗から育てる(=タネから育てない)
以上をできるだけ実行すれば、みなさんも、わたしと同じように、立派なナマケモノガーデナーになれます。
あ、もうわたしとすでにお仲間?
2023.07.04撮影
タチカタバミ(Oxalis corniculata form. erecta)のようです
怪我してわかったこと(+雑草) - カラスといちごとクロッカスと
怪我してわかったこと(+雑草) - カラスといちごとクロッカスと
わたしはナマケモノです。ですから、なんでも、ナマケモノのやり方でします。ナマケモノでも、人生はリッチに満足して生きていくことができます。仕事も、プロフェッショナルであります。
ナマケモノですから、やり方の知恵はいっぱいある。それでないと、ナマケられない。ナマケの秘法があってのみ、ナマケモノの生活が成り立ちます。
まず、ゴハンは、どうしても作らなくてはいけない時以外には作らない。そして、好きなものしか作らない。おっとっと、これ以上暴露するとどこまでもナマケモノであることがバレるので、ゴハンのことは置いておいて、、、
今日は、この筋金入りのナマケモノがどうガーデニングをやっているか、披露いたしまする。お気に召した方は、どんどん模倣なさってください。ただ、「常識」も多く含まれています。
また、このナマケモノは、気候変動のことも考えております。
画像は、記事の内容に関係ありません。同一の植物の「ビフォーアフター」ですが、季節は巡るので、どちらが「ビフォー」でどちらが「アフター」かは、なんとも言えません。右側に、目に優しいのを載せておきます。
2022.11.24撮影 2023.05.14撮影
ヤグルマソウ(Rodgersia aesculifolia)の枯葉と若い葉
1.土地の気候に合ったものを植える(野草、雑草も含む)
土地の気候に最も合ったものとは、言うまでもなく、土地の植物です。これは、バンクーバ市も奨励しています。気候に合った植物ですから、水やりが少なくて済み、うまく成長します。土地のものでなければ、似ている気候のところの植物を選びます。このようにして、野草も庭に取り入れます。
2.庭の生育環境に適したものを植える
庭ごと、庭の区画ごと、で、異なる生育環境を提供します。庭を作る人ならみんな知っていることだと思いますが、1m離れれば、植物の成長が異なります。よって、庭と植物の生育状況をよく観察して、(だれもがしていることだと思いますが)どこに何を植えるか決め、必要に応じ植え替えます。
2022.12.05撮影 2023.04.28撮影
ミスミソウ(Anemone hepatica)の若葉1枚(画像中央)と花
3.主に、多年草(宿根草)を植える
これには、木や球根を含みます。木のようにずっと立っているか、あるいは、球根を含む多くの植物のように毎年帰ってくるものは、株分けする以外、植え替える必要がありません。わたしは、一年草は、基本、植えません。
2023.01.02撮影 2023.08.20撮影
モミジバフウ(Liquidambar styraciflua)の冬枯れの実と夏の葉
右画像中央の黒っぽいものは、トウブハイイロリス(Sciurus carolinensis)
4.自分が世話をする力量以内の植物を育てる
例えば、わたしは、サザンカのツボミを落とさせてしまうことがあります、寒い冬には。これは、気温と雪のせいとは言え、わたしにこのサザンカの管理能力が十分でない、ということです。
この冬は、10月末から早々と咲いてくれたので、12月に日本に帰国する時には、花盛りでした。
羽田でバンクーバー行きの飛行機に乗ると、「現在のバンクーバーの気温は、マイナス12℃」というアナウンス。え? 自宅について、サザンカにかけよりました。泣、泣、、、ツボミが〜〜〜、咲いている花も〜〜〜
結局、この冬も、同じ問題が起こってしまった。寒い時にこのサザンカをどう守ればいいのか、まだわかりません。植えたこと自体が間違いだったのでしょう。でも、もう植えてあるので、このサザンカの場合は、改善に努力し、何か妙案を考えだし、地球温暖化を祈る?
サザンカは木本なのでそう簡単には取りのぞけませんが、数度失敗した草本の植物は、、、潔く、、、あきらめます(ほんまかいな!)。まあ、10年ぐらいしたら、勉強した挙句で再挑戦してもいいか・・・
つづく。
2021.06.04撮影
Rosa × odorata 'Mutabilis'(和名はないもよう)
もう一度、ツボミから植物名を当てるクイズを。選択肢がありますので、お気軽にどうぞ。冒頭の画像は、クイズに関係ありません。
A
2023.07.21撮影
Aの選択肢
1.フヨウ
2.ムクゲ
3.ハイビスカス
4.アオイ
B
2023.05.07撮影
Bの選択肢
1.オオアラセイトウ
2.クサキョウチクトウ
3.スイセンノウ
4.ハナダイコン
C
2023.05.14撮影
Cの選択肢
1.アメリカナデシコ
2.コモチナデシコ
3.マツヨイセンノウ
4.マンテマ
D
2023.05.08撮影
Dの選択肢
1.ヒエンソウ
2.ルピナス
3.リアトリス
4.ミソハギ
E
2023.05.20撮影
Eの選択肢
1.ヒアシンス
2.トリカブト
3.オダマキ
4.ヒエンソウ
********** ここから、答えです **********
A
2023.07.21撮影 2023.07.26撮影
ムクゲ(Hibiscus syriacus)
B
2023.05.07撮影 2022.05.25撮影
2022.05.25撮影 2022.05.25撮影
ハナダイコン(Hesperis matronalis)
C
2023.05.14撮影 2021.05.28撮影
マツヨイセンノウ(Silene dioica)斑入り
D (= E) E (= D)
2023.05.08撮影 2023.05.20撮影
2021.05.28撮影 2021.06.22撮影
ヒエンソウ(Delphinium) ヒエンソウ(Delphinium)
若い花 満開を過ぎた花
2021.06.04撮影
Rosa × odorata 'Mutabilis'(和名はないもよう)
明けましておめでとうございます。
日本からバンクーバーの自宅に帰ってきました。ちょっと落ち着くまで、クイズふたつ、ということにします。
今回は、年末のクイズとはちょっと趣向を変えて、ツボミをお見せします。そのツボミから、植物名を当ててください。新年のクイズ、ということで、選択肢を使ってかる〜〜く行ってみたいと思います。
冒頭の画像は、クイズに関係ありません。
A
2023.05.03撮影
Aの選択肢
1.スズラン
2.スノードロップ
3.スノーフレーク
4.ヒアシンス
B
2023.04.10撮影
Bの選択肢
1.ヤグルマギク
2.ヤマヤグルマギク
3.ノアザミ
4.モリアザミ
C
2023.06.09撮影
Cの選択肢
1.ガーベラ
2.ヒマワリ
3.ダリア
4.シャスタデイジー
D
2023.07.08撮影
Dの選択肢
1.キクイモ
2.エキナケア
3.ルドベキア
4.ジニア
E
2021.06.25撮影
Eの選択肢
1.ルリカラクサ
2.ルリミゾカクシ
3.ルリハコベ
4.ルリジサ
********** ここから、答えです **********
A
2023.05.03撮影 2022.05.25撮影
ドイツ・スズラン(Convallaria majalis var. manshurica)
B
ドイツ・スズラン(Convallaria majalis var. manshurica)
B
2023.04.10撮影
2023.05.10撮影 2021.05.30撮影
ヤマヤグルマギク(Centaurea montana)
C
2023.06.09撮影 2023.06.04撮影
ダリア(Dahlia)
<お詫び:1月18日付け>
この2枚のダリアの写真は、同一個体からではありません。同一園芸種の色違いでも、多分、ありません。でも、近縁園芸種だろう、とは思います。手持ちのダリアの写真のうち、同一個体・同一園芸種でツボミと花の写真がそろっていず、仕方なく、この2枚を掲載しました。葉と茎の色が食い違っているのがおかしい、と思われた方々がいらっしゃいましたら、お詫び申し上げます。最初からひとこと添えるべきでした。申し訳ございませんでした。
D
2023.07.08撮影 2023.07.08撮影
ルドベキア(Rudbeckia)
E
2021.06.25撮影 2021.06.25撮影
ルリジサ(Borage)