2022.10.09撮影
観賞用の花オレガノです(周りに見える葉っぱは、他の植物の葉)。オレガノの匂いは確かにしますけど、料理用ではありません。葉が厚すぎて、ハーブ用にならないのでしょう。
学名 Origanum 'Kent Beauty'
英名 Ornamental oregano(観賞用オレガノ、花オレガノ)
和名 オレガノ・ケントビューティ
別名 花オレガノ
シソ科(Lamiaceae)ハナハッカ属(Origanum)
オレガノ・ケントビューティ(Origanum 'Kent Beauty')は、次の2種をかけ合わせた園芸種です。
・Origanum rotundifolium「丸葉オレガノ」
・Origanum scabra「小オレガノ」
「丸葉」の方から「花房」様に見える苞(ホウ)の開いて段々に重なったところを、「小」の方から苞の色を受け継ぎました。子どものケントビューティは、親よりも濃いピンクの色を出します。
「丸葉」の画像は、以下で見ることができます。「小さい」の画像は、その下のリンクで。
Origanum scabrum
2023.07.17撮影
苞の色は、薄青黄緑色から、徐々に薄いピンク色に色づいて行きます。そして、本物の花は、苞の間から出てきます。オシベが大きく飛び出しています。小さめの花ですが、苞の形状と、そこから覗く花の組み合わせが、絶妙です。
苞は、さらに、薄いピンクから、濃いめのピンクに変化していきます。上の画像と下の画像をお比べください。苞の色は変わりますが、花自体(苞から飛び出しているもの)の色は変わらないようです。
2023.07.29撮影
ケント・ビューティは、今年も咲きましたが、よく茂りませんでした。そして、9月には花は終わっていまい、10月には見えなくなってしまいました。去年は10月にも咲いていたのに。
画像からもわかるとおり、草抜きもできていないし、近くに植えてある各種植物の整備・管理もできていないんです。それで根が「窒息」している?
5月〜6月に帰国・帰省していたとき、わたしの庭にあるものを両親のためにも、と、このケントビューティを買い求めました。もうかなりの年齢の両親ですから、さて、夏の暑い間、どこまで管理ができたか。鉢植えにして「花房」が垂れるようにしましたが、地植えにした方が良かったのか、地植えでは暑すぎることになったか。
わたしは、両親と毎週電話で話します。わたしがカナダに移住した週から、毎週欠かさず(所用のあるとき以外)、続いていることです。最初のころは、国際電話は高かったなあ・・・今は手軽におしゃべりを楽しめますけど。電話で、庭の花について、両親(特に、父)がいろいろと報告してくれます。が、このケント・ビューティは一度も話題に上らない。父が水をやりすぎたかも、と思います。
2022.10.01撮影
今年は、花の咲き方が例年と異なっていました。春の球根類は、出てこなかったものもあるとはいえ、多くはよく咲いたのですが、夏以降に咲くはずの植物は、花があまり咲きませんでした。花期の長いものでも、元気がなかった。
冒頭画像は、大変かわいらしい、ペラペラヨメナ。なんや、その名前は。ヨメナのような花で、葉が薄い(=ペラペラ)、ということで、こういう名前になったのだそうです。なんかね、もうちょっとかわいい名前はつけられなかったのか・・・
学名 Erigeron karvinskianus
英名 Mexican fleabane(メキシコのノミヨケソウ)
和名 ペラペラヨメナ
別名 ゲンペイコギク(源平小菊)
キク科(Asteraceae)ムカシヨモギ属(Erigeron)
英名は、原産地にちなみ、Mexican fleabane(メキシコのノミヨケソウ)なんですが、日本語で「ノミヨケソウ」? ノミを避けるのに使うの? ジョチュウギク(除虫菊)みたいに。
学名 Tanacetum cinerariifolium
英名 Dalmatian chrysanthemum(ダルマチアのキク)
和名 シロバナムシヨケギク(白花虫除菊)
別名 ジョチュウギク(除虫菊)
キク科(Asteraceae)ヨモギギク属(Tanacetum)
それと、属名 Erigeron は日本語で「ムカシヨモギ」。それもどういう謂れが? これは、前から疑問に思っていました。
2021.05.28撮影 2022.06.06撮影
別名のゲンペイコギク(源平小菊)というのは、わかります。まず、小さい菊だから、「小菊」。花の色が白から赤っぽく変化し、同時に、白い花と赤っぽい花がつくから「源平」。えと〜〜、源氏と平氏は、どっちが白でどっちが赤だったっけ? あ、白から赤に変わるので、源氏(白旗)から平氏(赤旗)という歴史的な流れね。
ところで、この花は、見かけもかわいく、花期も長くて(うちの今年の庭でも、この10月末現在、まだ咲いています)、庭には重宝するのですが、生育条件の適合した場所では、爆発的に山盛りになり、他の植物にかぶさっていき、かつ、茎の土に接したところからまた増えます。管理は要注意の植物です。
2022.10.01撮影
上の画像(去年)は、もう季節の終わりかけているイヌラ・フッケリです。今年は、イヌラ・フッケリは、ゲンペイコギクとは対照的に、9月の早いうちに終わってしまいました。画像中のイヌラ・フッケリは、去年のもので、10月初めの秋の太陽に照らされています。背後のピンクの花は、「秋咲きクロッカス」(コルチクム Colchicum autumnale)です。
上の記事では、和名はないもようである、と書いたのですが、それから後、日本の固有種でミズギク(Inula ciliaris)というのがオグルマ属(Inula)にあることに気づきました。イヌラ・フッケリを「なんとかミズギク」と呼んでいいでしょうか、あるいは、「なんとかオグルマ」という方がいいでしょうか。
学名 Inula hookeri
英名 Hoojer's fleabane(フッカーのノミヨケソウ)
キク科(Asteraceae)オグルマ属(Inula)
2021.08.03撮影 2021.07.18撮影
上の2枚の画像で、左はまだ若い花、右は咲いてだいぶん経った花。7月、8月の夏のイヌラ・フッケリは、花びらがそよそよとしています。この、そよそよに、わたしは魅惑されたのであります。ツボミのときからも形がかわいらしく、咲いているときは清楚で、花後もそれなりの風情があります。
花期は長いはずのイヌラ・フッケリ、今年は早めに終わってしまいましたが、来年は、元気に帰ってきて、長く咲いてくれる?
2023.09.20撮影
バンクーバーでは、緑化運動が盛んですが、それに加え、鳥獣を保護しようとする運動も盛んです。「運動」というとデモや集会をするようにも聞こえるかもしれませんが、そういうものではなく、市の指導もありますが、市民一般の意識が、一般的に高いと思います。
市民が簡単に保護できるのは、大きい動物、例えば、クマやシカではなく、鳥です。庭の花が咲いた後、タネになったのを切り飛ばさない、というだけでも、小鳥の冬場の食べ物になります。
バンクーバーで秋口から雨が多く、花が終わった後は見苦しいので切ってしまいたいのですが、わたしは、なるべくタネのついた茎や軸を庭に残しておきます。
そんな植物の例が、香草のディル(Anethum graveolens)です。
学名 Anethum graveolens
英名 Dill
和名 イノンド(蒔蘿)
別名 ディル
セリ科(Apiaceae)イノンド属(Anethum)
ディルには、タネが半端なくつき、庭を園芸種できれいに作る人には憎まれる存在。わたしは、植物は野生種が好きだし、特にこのディルはきれいな緑の葉っぱなので、むしろ好きです。
が、タネができ過ぎる。タネのついた茎を切ると、バラバラバラとタネが落ちる。うわ〜〜、勘弁して。もちろん、もっと早めに切らなかったのは、わたし。
そこで、ディレンマに陥るわけです。切るべきか切らざるべきか、という。それで、毎年、よそ様から見える家の外側は切ってしまう、庭の中は半分ぐらいは切る、という、なんともどっちつかずのことをすることになります。
隣のおばさんは、わたしがまだ切っていないと、勝手に切って「くれて」います、外回りを。いずれにしても、自由に切ってね、と言ってあるし。
2023.07.10撮影 2022.09.28撮影
左がディルの花、右がディルのタネ、です。冒頭のは、夏に切り戻した後の、2番花です。
次の花は、冒頭画像の右奥に見える薄茶色のツンツンしたものが、咲いていたときの姿です。そのツンツンは、タネのサヤです。花の色は、ピンク〜白で、中間色もあります。
2022.05.25撮影 2022.05.25撮影
学名 Hesperis matronalis
英名 Dame's rocket
別名 Sweet rocket
和名 ハナダイコン(花大根)
アブラナ科(Brassicaceae)ハナダイコン属(Hesperis)
この植物も庭に出現したら、絶対になくならない。特別にきれいな花でいい匂いなので、咲いてくれているときにはいいのですが、これもとんでもなくたくさんタネをばさりばさりと落としてくれる。あ〜〜、これらからみんな芽が出るんかい? とこちらは身震いするぐらいです。
これも、ディルと同じように、わたしは中途半端な切り方をしています。
でもね、冬場に、小鳥が、止まると不安定な枝や軸につかまって、タネを食べているのを見ると、残しておいてよかった、と思います。
2023.09.20撮影
これは、ジョウ・パイ草(Eutrochium fistulosum)です。原産は、北米東部、中部、南部、です。バンクーバーを含む北米西部に自生しているかどうかはわかりませんが、庭には植えられています。
学名 Eutrochium fistulosum
英名 Common Joe-Pye weed「普通の、ありきたりの、ジョウ・パイ草」
英名 Common Joe-Pye weed「普通の、ありきたりの、ジョウ・パイ草」
キク科(Asteraceae)エウトロキウム属(Eutrochium)
2021.09.27撮影 2022.09.29撮影
左の画像は、まだツボミ(やや咲きかけたのもある)です。右の画像は、ほぼタネになってから。このタネが3mも伸びた茎の先についているんですよ〜〜。その上に小鳥がつかまって、ゆ〜〜ら、ゆ〜〜ら揺れながら、タネをついばんでいる。この前は、ユキヒメドリ(雪姫鳥 Junco hyemalis)らしき小鳥が来ていました。
2023.09.20撮影
うちのイチジクは、年に3回熟れます。夏場に、2回、秋に1回。夏には、一度熟れて、しばらく休んで、もう一度。次の記事は、その2回目の収穫についての記事です。
今年の2回目は、でも、申し訳程度しか成らなかった。わたしが怪我をしている最中だったので、自分で収穫できず、さしあげられるものが少数で失礼かとは思いましたが、自分で採り入れてくれる人にもらっていただきました。水、カラカラでは、成るものも成らない、ということか? 果物って水物(みずもの)ですからね。
3回目は、10月にできます。必ずしも美味しいわけではありません。
でも、今年のは、2回目より多い上、例年より美味しい。まだ、熟れつづけているんです。低いところのは自分で採って、高いところのは、つれあいに脚立に登って採ってもらいます、わたしは脚立厳禁になってしまったので。
うちのイチジクの実が、一体、何を合図に熟れるのか、また、どういう理由で美味しくなるのか、ならないのか、さっぱりわかりません。日が長くなったら? でも、短くなりつつ秋にも実る。気温が上がってきたら? でも、気温がかなり下がった秋にも成る。
つまり、うちの、に限らないと思いますが、イチジクの木には、いつでも、青い青い実が、いくつも、いくつも、いくつも、ついている。
冒頭画像は、9月のものですが、8月でも、10月でも、11月でも、こんな様子。このうち熟れるイチジクがある、という感じ。熟れずに木に残ったイチジクの実は、わたしが何もしなければ、木についたまま冬越しします。
この青いのがなんとか食べられないのかしら、と言ったら、なんて卑しいやつだ、と言われたことがある、日本人に。活用しようというのが、なぜ卑しいんだ? こんな青い実は、小鳥もリスも食べないんだよ。
いずれにしても、木に残った実のうちの3分の1ほどは、バンクーバーの冷たい長雨や、そして、たまには降る雪で、腐ります。木からは、落ちたり落ちなかったり。腐るんだったら、腐るのを予防して、先に青い実をもいで捨ててしまった方がいいのか。
2022.12.14撮影 2022.12.20撮影
左は、「冬枯れ」の、実がついたままのイチジク、右が、やはり実がついたまま、雪におおわれるイチジク。
いずれにしても、今年は、足がよく動かないので、しなくても済むことはみんなパスね。それより、球根を植えたり、剪定したものが散らかったままなのを(できれば、チップにして)片付けたり、ホースの水を抜いて車庫にしまったりする方を、優先します。
2023.09.20撮影
さあ、キウイの収穫ですよ!! バンクーバーの秋と言えば(冬もですが)、雨が多いです。ですから、雨の合間に晴れた日が数日つづいて、実の乾いたところをねらって収穫します。うちは、キウイ用の小さい冷蔵庫を備えています。20個ずつに分けてジップロックに入れて冷蔵します。冷蔵庫自体の開け閉めが少ないので、半年(半月、ではなく)ほども持ちます。
今年は、いくつできているだろう。もし足に自信がなかったら、お隣2軒(わたしが怪我をしたときに電話したお隣2軒)やお友だちに、来られる時に来てもらって、採って、お好きにお持ち帰りください、としようか、とも思っています。
ただ、つれあいがキウイに目がないのでね、本人に採り入れてもらいましょ。それにね〜〜、わたし、足、本当に良くなってきたの。全快ではないけれど。だから、わたしでも採り入れられる、脚立なしで手の届くところの実は。
2023.09.20撮影
今週は、わたしの庭から、秋の植物を続けてご覧いただいています。今日は、果実をふたつ。
冒頭画像は、前にもご紹介した、イヌバラ(Rosa canina)のローズヒップ(バラの実)です。真っ赤ですね。そして、実にまでトゲみたいな毛がついています。
ローズヒップは、これぐらいの熟れ具合の時に収穫して、小さいナイフで中の種を取り除きジャムにすることができます。面倒くさい作業ですが、やり甲斐はあります。でも、そう毎年するわけではありません。
わたしは、このローズヒップジャムを、砂糖ではなくハチミツで作る、という贅沢なことをしています。どうせ、少量しか作らないので。
2023.09.20撮影
この画像には、2種の果実がなっています。赤くて、ツルッとしていたり、ややしわが寄っていたりするのが、冒頭ですでにお見せしたローズヒップです。粒々の実は、ブラックベリー(Rubus)。
ここでは、イヌバラとブラックベリーが、からみ合って生えています。両方ともわたしが植えたのではありません。
ブラックベリーも、多くの果実同様、成熟度によって、色が異なります。ここでは、若い順に、オリーブ色っぽい実、赤っぽい実、そして、黒い実が見えます。黒い実が柔らかくなって、指でそっとつまんでポロッと取れるようなら、甘くなっている証拠です。もっと熟すと、自分で落ちて、その辺が赤黒くなります。
ブラックベリーは、例年、7月半ばから8月いっぱい、たくさん採れます。普通は、9月半ばをすぎて食べられる実が成っているということはないのですが、今年は、帰国の合間を縫って、夏場に一部分を剪定したら、そこから新しい枝が出て、花が咲いて、そして、実を結びました。
この調子で剪定したら、数回実がなるのでしょうか。
この遅成りのブラックベリーは、この画像を撮影してから、怪我した足のもう少しよくなった1週間後に、簡単に手の届く、きれいな実だけを収穫しました。
バンクーバーでは、ブラックベリーは、公共の土地や道端にもいっぱい生えていて、季節には実をたくさん成らせるので、人々は自由に摘んでいます(法律的にはどうなんだろう)。生食するほか、ジャムにしたり、パイの詰め物にしたり、します。
人気のあるベリーですが、同時に、ツルを伸ばしまくってはびこるので、個人の庭でも、道端でも、嫌われ者でもあります。
放っておいても食料を生産してくれるし、「生垣」にうまく使うこともできるので、工夫をしてブラックベリーとおつき合いしてきたい、とわたしは思います。
庭の作り方を変えていくのに、このような野生のものを上手に使っていくのがいいと思う。
なお、うちのブラックベリーは野生種のようですが、実を収穫するために育てている人々は、トゲのない園芸種を、苗を購入して育てています。
今日話題にしたバラもブラックベリーも、両方、バラ科(Rosaceae)です。科の下の属は、バラがバラ属(Rosa)、ブラックベリーがキイチゴ属(Rubus)、です。バラの実を食べる人は少ないでしょうが、人間が食用とする果物は、バラ科のものが多いです。
2023.09.20撮影
今日の写真も、わたしがなんとか歩けるようになって、庭にそろりそろりと出て行けるようになったときに撮影したものです。ほぼ1ヶ月前の写真ですが、これが、バンクーバーで秋の雨が降り出してからでも咲いている花です。
まず、シュウメイギク(Eriocapitella hupehensis)から。
シュウメイギクなんてどこが「キク」よ、と言いたいですが、シュウメイギクは英語で Japanese anemone(日本のアネモネ)と呼びます。
わたしは、アネモネというのは、春先に咲くものだという固定観念があったので、この英語の名称は馴染めませんでした。
でも、シュウメイギクって、本当にアネモネの類なんですよね。花を見りゃあ、わかるだろ、って? すみません。実際、学名は、以前ですが、Anemone(イチリンソウ属)でした。現在では、新設された Eriocapitella(エリオカピテルラ属)に分類されています。
学名 Eriocapitella hupehensis
別名 Anemone hupehensis var. japonica
英名 Japanese anemone「日本のアネモネ」
和名 シュウメイギク(秋明菊)
キンポウゲ科(Ranunculaceae)エリオカピテルラ属(Eriocapitella)
2023.09.20撮影
うちには、シュウメイギクが数株ありますが、やはり、南の庭にある株の方が元気です。花期が長く、美しいので、これからも増やしていこうと思います。簡単に株分けで増やしていけます。
色は、白〜ピンク、花びらは、一重〜二重〜八重。うちにはありませんが、濃いピンクの花びらのも、シュウメイギクにはあります。
2023.09.20撮影
これは、セダム(Sedum)です。園芸種で、'Sunsparkler Plum Dazzled' といいます。
学名 Sedum rupestre 'Sunsparkler Plum Dazzled'
英名 Stonecrop
和名 セダム
ベンケイソウ科(Crassulaceae)マンネングサ属(Sedum)
'Sunsparkler' というシリーズがあって、これは、そのうちの 'Plum Dazzled' です。命名の意味はしっかりとはわかりませんが、英語から推察すると、'Sunsparkler' は「太陽の光を受けてキラキラと輝くもの」で、「輝くもの」が花の中央の子房を形容しているようです。'Plum Dazzled' は「眩しがっているプラム」で、葉の形容でしょう。
花の拡大をご覧ください。次の画像は、他の画像のトリミングからの拡大で画質はよくありませんが、花弁5枚で星型にぱっちりと開いた花の中央に、ツノのように先の5本に分かれた子房〜メシべ、そして、その周りに、葯がツンツンと頭についたオシベ10本、が見えます。この子房の部分が、「太陽の光を受けてキラキラと輝いて」います。宝石みたい。この画像では、それが伝えきれませんが。
2023.09.20撮影
葉の方は、果物の、英語で prune plum「プルーン・プラム」と呼ばれるプラムに、色と形がそっくりです。日本語では「プルーン」でしょうか。
プルーン(Prune plums)
撮影者:Maciarka
撮影日:2012.07.29
オリジナルからの改変、なし
2023.09.20撮影
このセダムは、バンクーバーのわたしの庭では、春から夏の盛りにかけて、葉っぱが横に広がっていきます。そのときは、葉だけなんですが、大変きれいです。色が、緑っぽいのからプルーンの色に変わっていきます。夏の終わりになると、無数の花が咲き出します。そして、花期も長いです。
セダムなどを多肉植物とはいいますけど、これがわたしにはちょっと意味がよくわからない。「肉が多い」ってなあ・・・肉厚「肉が厚い」の方が合っていると思うのだが・・・こういういちゃもんつけるのは、わたしだけ?
庭の作り方の転機を迎え、セダムは各種、草丈の違うものがあるので、それらを取り入れればいいと思いました。
2023.09.20撮影
今日からしばらく、(10月ではなく9月の画像ですが)わたしの秋の庭から、いくつかの植物の様子をお届けします。今日は、黄色系統のキク科(Asteraceae)の花、2種。
最初の花は、前にもご紹介したヒマワリモドキ(Heliopsis helianthoides)です。草丈は、1m程度。大きい植物ではありません。
学名 Heliopsis helianthoides 'Summer Nights'
英名 False sunflower(ニセヒマワリ)
和名 ヒマワリモドキ「夏の夜」
うちのヒマワリモドキの園芸種名は「夏の夜」ですが、なぜか、わたしの庭では、真夏ではなく、夏遅くに咲き出して、秋にも咲いている。バンクーバーで秋の雨が降り出しても咲いている、だんだん、花の大きさが小さくなるけれども。
例年、秋には、アスター(Aster)がきれいに咲いてくれます。でも、今年は、ほんのちょっとしか咲いていないので、「夏の夜」がまだ目をぱっちりと開いてくれていて、ありがたいです。
キク科の花と言えば、今年の夏は、ナツシロギク(Tanacetum parthenium)が咲かなかったのでは? 抜かなくてはいけないほど何株も庭中に生えていたのに、消えてしまった? 庭の中央まで分け入って探すだけの足の調子ではないので、分かりません。
2023.09.20撮影
うちのヒマワリモドキ「夏の夜」は、花びらの色がオレンジ色に近いです。軸も、葉っぱも、赤っぽいです。特に、軸は赤い。軸が赤いのは、2番目の画像で見ることができます。
1番目の画像では、赤茶色の花粉が花びらの上に落ちているのが、見えます。そして、花びらが平面ではなく、折り目がついているのも見えます。
画像2枚(特に、2番目の画像)から、わたしの庭が、9月の後半で、すでに秋枯れである様子がうかがえるでしょうか。現在、当たり前のことながら、10月半ばでは、もっと進んでいます。
薄茶色で飛び出ている軸は、ヤブカンゾウ(Hemerocallis fulva)です。ヤブカンゾウの花軸です。花は、ずいぶん前に終わりました。わたしの足が本調子でないので、枯れたものを取り除いて庭を整えられていないのです。
2番目の画像中、奥に見える赤い花は、クサキョウチクトウ(Phlox paniculata)です。クサキョウチクトウは花期が長いので、これもありがたい存在です。
2023.09.20撮影
足の怪我の後、なんとか庭に出られるようになって、この黄色い花が見えたときには、びっくりしました。え? まだ咲いている? 怪我の前にも咲いていたのに。今年はな〜んにも世話しなかったのに。もうこんな季節なのに、、、。切り戻したら、もっと咲いてくれる? この足でそんなことができるわけがない、、、
学名 Coreopsis grandiflora 'Sunburst'
英名 Large-flowered tickseed
和名 コレオプシス「太陽のほとばしり」
この花も、ややオレンジ色がかっていますね。
2023.09.20撮影
わたしは、白や青や紫の花が好きなので、努力しないと、庭中そういう色になってしまいます。あるとき、バンクーバーを訪れていた母が、「flowerconnectionちゃんのお庭は、花はきれいだけど、色がさびしいね」と言ったのです。母は、わたしが少女時代に、赤やピンクのものを着せたかったのに、わたしが着たがらなくて、苦労したのです。
母がそうつぶやいてから、わたしは、努力して赤やピンクの花を庭に導入しました。そして、気づいてみると、赤やピンクはあるが、黄色やオレンジ色の花が全然ない。それで、そこから、黄色やオレンジ色の花を増やしていきました。それが、このヒマワリモドキやコレオプシスなんです。最初は、自分で植えたのを忘れて、なぜ庭のあんなところに黄色いものが? と戸惑いがありましたが、確かに庭は活気づいた、と思いました。
今年は、庭作りの転機であろう、ということを、先週、書きました。
これからは、このような、「自立」して花を咲かせる植物を多く庭に取り入れていかなくてはならない、と思います。
またもや、足の怪我のぐちぐちで、失礼をいたしました。でも、ここ数日で、メキメキよくなってきたんですよ〜〜。自然治癒の力はすごい。
2023.07.10撮影
ディル(Anethum graveolens)の葉の軸にとまるテントウムシ
今日はコバエについて書くんですが、コバエの写真など、ピンボケを数枚しか持っていないので、代わりに、もっと目に優しいテントウムシ(Coccinellidae)の画像を掲載したいと思います。
同定は、間違っている可能性はありますが、今日の画像のテントウムシは、北米に生息するジュウサンホシテントウ(Hippodamia tredecimpunctata)の1亜種だと思います。オレンジ色〜赤の鞘翅(しょうし、さやばね)をしています。名前の通り、13個の星がついていて、体形がやや長めです。
2023.05.14撮影
サナギからかえってほどない(?)テントウムシ
ハイキンポウゲ(Ranunculus repens)の葉の上にとまる
この夏は、バンクーバーでは気温が低かったからでしょう、わたしのうちではコバエが発生することはありませんでした。生ゴミもちゃんと外へ出すようにしていたのも良かったと思います。たとえ生ゴミが2日、3日、家の中に残っていても、とにかく気温・室温が低い、まずは腐りません。
コバエというのは、特定の種(しゅ)を指しているのではなく、小さいハエをまとめて呼ぶ語だそうです。
「湧いてくる」という表現を使いますが、無から出てくるわけではなく、やはり、元をただせば、どこかから入ってくるそうです。あとは、適切な温度(20℃〜30℃)さえあれば、大量に発生してくれます。
2023.04.21撮影
カタクリの一種「フォーンリリー」(Erythronium tuolumnense)の葉の縁にとまる
テントウムシ
恥ずかしながら、わたしは、わたしのブログで、何度も、何度も、切々と、足を怪我して大変だった、と訴えてきましたが、コバエのこともそうなんですよ。わたしが自由に動けないのをいいことに、こやつめら(失礼な言い方ですね、ごめんなさい)が集まってきたんです、外に出すのが滞っていた生ゴミに。
最初は、コンピュータのモニタの前とかを飛んでいた(わたしがそこにいたから見た)んですが、わたしは、この程度なら、まあいいか、なんて呑気に構えていました。ところが、これは予想しておくべきだったんですが、あっという間に、コーヒーの殻に群がり始めました。
こりゃ、いかん、と思っても、家の中でさえまともに歩けないのに、生ゴミを持ち出しに、さらなる怪我の可能性を高めてまで、外へ行くはずがない。つれあいには頼んだが、こういうことって、男性一般が無頓着なのか、うちのが特別無頓着なのか・・・
2023.04.21撮影
カタクリの一種「フォーンリリー」(Erythronium tuolumnense)の葉の縁にとまる
テントウムシ、「甲羅」の下縁が、ややそりかえっているのが見える
1年ほど前の記事で、コバエについて書きました。退治の仕方は、掃除機で、止まっているところをやや上から吸い込む、というのが効果的である、と分かったのですが、その時に、コバエに学習能力があるかどうか、も考えてみました。なぜなら、何度掃除機という捕獲機をかけても、生き残っていくやつらがいるので。
2012.06.18撮影
セイヨウノコギリソウ(Achillea millefolium)の花や葉の軸にとまるテントウムシ
ところが、このところ家の中をうろついているコバエさんたちは、なんとも飛ぶのがひょろひょろ、ふらふら、としている。手でたたけるんですよ。あの、敏捷なコバエさんが。
外の気温も低いが、現在は、室温を、暖かくはないが寒くない、という程度の20℃程度に設定してあるので、コバエさんたちは元気が湧かないのだと思います。
それで、両手を近くに構えてから(「近くに構える」というのが、成功の秘訣)パチンとやると、80%くらいの確率で、わたしは殺生をすることになる。構えずに離れたところからパチンとやると、空気が動くのを察知するためでしょう、ぐいっと逃げられます。
2012.06.18撮影
セイヨウノコギリソウ(Achillea millefolium)の花の下にとまるテントウムシ
フラッシュを使っての撮影(直前の画像とお比べください)
それと、偶然、見つけたことが。電気をつけると、お手洗いの鏡の表面にいっぱい並んでいる。去年のわたしの「研究」では、コバエさんたちは、キャビネットなどの角に止まるのが好きだったはず。
なんで、表面に? それも、鏡に? と考えたのですが、そこから先に空間がないことが理解できていないみたいなんです。鏡まで飛んでいって、鏡にぶち当たって、そのままそこに止まることになる、みたい・・・
それで、このコバエさんたちを、掃除機で吸い取るわけです。鏡からわずかに離して、コバエさんのやや上にかざして、飛び立ったところを吸い込む。鏡のおまけ効果もあるみたい。コバエさんたちには、鏡が像を反射するために、何かがどこから近づいてくるか、が分かりにくいようです。
でも、ああ、す〜〜っとしたわ、、、とならないところが、コバエさんたちの、吸っても吸っても帰ってくる、というど根性でありまして、この戦いはいつまで続くのでしょうか。気温が下がるまでであります。
別に殺生はしたくないんですけどね、不衛生だと思うから、仕方ないっか。確かに「駆除」して、喜びは感じません。
それに比して、植物につくアブラムシ(Aphidoidea)を食べてくれるテントウムシ(Coccinellidae)なら、益虫というわけ(害虫に分類されるテントウムシもいるが)。それに、テントウムシはかっわいいのであ〜る。
コバエとはすごい差別ですね。
1年以上前の記事に、テントウムシの幼虫の画像を載せました。焦点の合っていない写真ですが、かわいい写真なので、よろしければご覧ください。
アジサイ「ブルームストラック」(Hydrangea macrophylla 'BloomStruck')
2023.09.15撮影
今日の画像は、1ヶ月ほど前のわたしの庭からです。
この夏、わたしの庭では、植物が全体的に勢いが悪かった。それは、前の記事にまとめました。
ここで繰り返すと、
・花が小さい、花つきが悪い、花がそもそも咲かない
・株の数が少ない、なくなってしまった植物がある
・成長しきらない
一言で言えば、わたしの庭は、様変わりしてしまったのです。
今日は、現実に鑑みて、今後、わたしが庭をどう作っていけばいいのか考えてみます。
ムクゲ「コーレスティス」(Hibiscus syriacus ‘Coelestis’)のまだ青い実
2023.09.15撮影
わたしは何年も庭を作ってきました。でも、庭が、こんなに打撃的な状態になったのは初めてです。去年、一昨年、も兆しはありました。でも、ここまでひどくはなかった。
考えられる原因は
1.気候変動全般
2.この夏、バンクーバーで気温が上がらなかった
3.この夏、バンクーバーでは特に降水量が少なかった
4.バンクーバーにおける厳しい散水制限(5月1日〜10月15日)あと数日!
5.相変わらずの、うちの庭の樹木の巨大化(北側の庭)
6.わたしが日本とバンクーバーを行き来して留守がちなこと
1〜4は、わたしのできる範囲のことをする(例えば、リサイクルする、なるべく車に乗らない、など)以外は、わたしだけではどうすることもできない。
5は、バンクーバー市の条例で木を切ることはできない(それに、何年も育てると、情が移っているから、切りたくない)。
6は、両親が存命中はずっとつづいていくことなので、これもわたしが何をどうする、ということではない。
ということは、庭の作り方を変えないと、植物を死なせてしまう、つまり、飼い殺しみたいにするばかり、ということになります。
この夏は、喜びを与えてくれるはずの庭に関して、精神的に疲れました。庭の維持ができなかった。8月半ば過ぎには、足まで怪我して、回復は遅く、マルチ(チップ)作りなど、秋口にするべきこともできていない。
バンクーバーは、ほんのちょっと前まではからからだったのに、先週はずっと雨。雨の季節が来るんだよ。バンクーバーは、夏以外はずっと雨が降るんだよ。いや、気候変動で、来ないのか? 雨が始まると、庭に出られる時間が、グッと減る。晴れ間をぬって作業することになる。
どうすりゃいいんだ、、、
玄関口(家の北側)から、上を見上げたところ
2023.09.15撮影
お隣の、園芸をするおばさんとも話し合ったんです。今年が転機ね、って。そう感じるわ〜〜、って。これ以上、今まで育ててきた植物にしがみついていられない。でも、悲しい。今まで培ってきたものを手放す? 失う?
消えてしまう植物はそのままにして、水をあまり必要としない植物に切り替えていくしかないと思います。また、植え方を工夫して、水の蒸発を防ぐようにしないと。
そして、樹木の茂る北側の庭には、木の下でも生きられる植物を探すことになります。実際、うちの玄関側は、森みたいなんです(直前の画像)。
ひとつ、大変な心配事が・・・わたしが大事に、大事に、大事に、育ててきた、うちのヘレボルス(Helleborus)のほぼ100%は、北側の庭にあるんです。今後、そこで、ヘレボルスは生きていけるのか。
花の咲いたへレボルスの株の数を毎年数えているのですが、今年は、家を留守にしていたので数えられませんでした。でも、前後の様子から、去年より減ったのではないか、と思われます。来年は???
隣のおばさんと、もうひとつ「向き合わなくてはならない」ことを話し合いました。それは、わたしたちの年齢です。
おばさんの方が10歳ほど上なので、わたしにはまだ余裕があるのですが、おばさんが言うには、体の機能に合った庭づくりに変えていかなくてはならない、って。わたしも、そう思いました。
また、年齢が進むに従い、怪我をする率も上がるか、と思います。わたしの庭は、わたしの8月の怪我以来、放ったらかしのままです。
今まで、マルチ(チップ)なんか、自家製だったけど、そういうことから諦めていくべきなのかな。
「モモバギキョウ」(Campanula persicifolia)の咲き残り
2023.09.14撮影
今日は、この夏、わたしの庭で植物がどのように育ち、どのように咲いたか、まとめてみたいと思います。画像は、9月半ばの画像です。わたしが足を怪我してからなんとか歩けるようになって、初めて外へ出たときに撮影したものです。
最初の画像の植物は、わたしが「モモバギキョウ」と呼びたいキキョウ科(Campanulaceae)の植物 Campanula persicifolia です。うちの庭では、北側にも南側にも、あちこちに生えています(わたしが植えたのではない)。雑草とは呼びたくないほどきれいな花です。
今年、わたしの庭に暮らす他の多くの植物と同じく、「モモバギキョウ」も大きな花を咲かせませんでした。花数も少なかったです。冒頭画像中の花は、秋口に咲き残りしている花ですから、さらに花が小さいです
この夏、わたしの庭では
花つきが悪く、咲いた花も小さい。
ミョウガ(Zingiber mioga)の黄葉
2023.09.15撮影
これは、ショウガ科(Zingiberaceae)のミョウガ(Zingiber mioga)の黄葉です。学名の種小名 mioga は、日本語から。黄葉の程度が進むと、茎が根本から倒れます。そうなると、スッと抜き取ることができるようになります。
このミョウガは、この家に引っ越してきてすぐに植えつけ、毎年、毎年、取れすぎるぐらいに花芽(ツボミ)をつけてくれました。採れたミョウガは、友人、知り合い、の日本人に配って歩いたくらいです。
ところが、そう、過去5、6年くらい? から、花芽がつかなくなりました。それは、他の植物、例えば、ドクダミなど、と競合しているから、と思い、ミョウガをほとんど全部掘り起こして他所に植え直したのですが、そちらは、もう数年経つのに、しっかり着いたとは見えず、花芽も出る気配がしません。
この夏、わたしの庭では
花がそもそも咲かない。
普通のドクダミ(Houttuynia cordata)と園芸種 ‘Chameleon’「カメレオン」
2023.09.15撮影
葉が緑一色のは、普通のドクダミ(Houttuynia cordata)です。葉に白や赤の色の出ている(この画像中の葉には、たまたまですが、赤い部分がわずかにしか出ていません)のは、園芸種の ‘Chameleon’「カメレオン」です。
どこのお家でも同じようなことだと思いますが、うちのドクダミも、それは元気に茂ってきたものです。抜きまくって人様にあげる(バンクーバーではまだ珍しいので)、また、乾燥させてお茶にする、などしましたが、追いつきません。
そんな勢いだったのが、特に今年は、株数が少なく、上から見ると葉と葉の間が空いているほどでした。
この夏、わたしの庭では
株の数が少なくなっている。
クサキョウチクトウ「デイヴィッド」(Phlox paniculata ‘David’)
2023.09.15撮影
うちには、ハナシノブ科(Polemoniaceae)のクサキョウチクトウ(Phlox paniculata)の園芸種が何種類もあります。画像のクサキョウチクトウは、‘David’「デイヴィッド」という名前の有名な園芸種です。真っ白で、きれいで、強くて、育てやすいので、人気があり、そのため、どこのお庭にもあります。
うちの「デイヴィッド」もよく増えたので、何人もの人におすそ分けしました。でも、今年は、北側の庭ではあまり出てきませんでした。南側の庭では元気でしたが。
そして、北側の庭では、他のクサキョウチクトウもあまり出てこなかった。出てきたものも、勢いが、とても、とても、弱かった。花もあまりつかなかった。そして、全く出てこなかったのもある。このままでは、消えてしまうのではないか、と思います。
この夏、わたしの庭では
なくなってしまった植物がある。
タチアオイ「レッドワイン」(Alcea rosea 'Red Wine')
これは、1週間前の記事でご紹介した画像です。この花は、タチアオイですから、2〜3メートルぐらいまで伸びても普通なのですが、50cmぐらいにしかなりませんでした。これは、本当にショックでした。
この夏、わたしの庭では
なるはずの高さにまで達しなかった植物がある。
次の記事では、わたしが、今後、庭をどう作っていけばいいかについて、考えてみます。