本日は、不動産登記申請書(相続による移転手続き)の提出から完了するまでの話を綴ります。
やっと、終わりが見えてきました(笑)
提出方法
登記申請書を、ソフトを使って作成してきましたが、もうこれ以上はどこかが間違っていても自分では見つけられないな、というところまでは入力も終わったし、添付する書類も基本的なものは全て揃ったので、不安が過りながらもまずはオンラインで仮申請のアイコンを押しました。
しかし、押す前にもう一度確認を......と何度も見直す私(苦笑)
まあ、間違っていて差し戻されたらやり直すだけなのですが、厄介ごとは早く終わらせたいので、できれば一発で審査が通ってほしいのです(笑)
グズグズしながらも、やっと仮申請が終わったのは夕方。
印刷した申請書と添付書類は、仮申請が終わった日の夜にせっせとホチキス止めをしたり、クリップで留めたり、割印を押したりしていたのですが、ここでも何度も躊躇したのが「割印」(笑)
以前、父の不動産の相続登記申請書を作成した際は、準備する公的証明書の種類を教えてくださったり、申請書の書き方の雛形を手渡してくださり、丁寧に説明をしてくださいました。
そして、提出する際もホチキス止めやクリップ止めまでは事前に指示してくださっていたので、そのとおりにして持って行ったのですが、今と違って直接申請書を持ち込むと、その場で確認をしてくれたのです。
そして、その時に割印も押す場所を確認しながら押印したのですが、さすがに10年近く前のことなので割印をする場所の記憶がありませんし、うっすらとした記憶の中に割印を2つ押した記憶があったりもします(2つ押す意味は、1つが判別不能でももう1つが判別できればOKだからです)
しかし、今回はできるところまでは自分でしていこうと思っていたので、とりあえず「この辺りかな?」と恐る恐る割印をし、あとは窓口で指摘されてから考えることにしました。
窓口で本申請
翌日、法務局支局の窓口へ書類を提出に行きました。
先にオンラインで仮申請してから紙申請書を提出する場合は、その紙にQRコードが印刷されるようになっていて、そのコードを読み取れば私が申請した内容が把握できる......はずでしたが、窓口の担当者が操作に慣れていないのか、少し手間取っていた様子でした。
少し時間がかかりましたが、私の仮申請内容が確認できたので、次は提出書類の確認をされました。
実は私悩んでいたことがあり、それは登録免許税額分の収入印紙って、いつ購入していつ提出するのだろう?ということだったのですが、窓口の担当者が「免許税(の収入印紙)は......?」と静かに聞いてきたので、あ、書類提出と同時なのか、とその時理解しました(笑)
ここでまた父のときの話になるのですが、先ほども綴ったように窓口で担当者と一緒に書類の確認や割印をし、終わった時点でその場で登録免許税が計算されて言われるがままに収入印紙を購入して、申請書と一緒に提出するという流れだったので、わからなかったのですよね。
そもそも、今回も登録免許税って父のときは自分で計算してないけどな?と考えながら書類を作成したので、今はオンラインで手軽に書類が作成できる分、できるところは全部自分でして来い、というスタンスなのかもしれないです(苦笑)
ということで、窓口の担当者から言われて急いで収入印紙を買いに行きました(苦笑)
戻ると、印紙を貼り付ける白紙が私の書類に加えられており、そこに収入印紙を貼り、割印。
また、申請書の私の名前の横にも印が必要とのことだったので、そこにも押印。
結局、押印しなければならない箇所が増えたので、窓口に申請に行く場合は必ず印鑑を持ち歩きましょう(すべて同じ印鑑でなければいけません)という教訓を得ました(笑)
受理、そして訂正箇所の連絡が来た
とりあえず、提出した書類は受理されました。
ここからは、審査が終わるまでドキドキの2週間(審査完了予定が2週間後に設定されているみたいです)を過ごすこととなるわけですが、ソフトに保存してある申請書ファイルには、現在の状況が常にわかるようになっていて、紙書類を出した私の申請書ファイルは「審査中」に切り替わっていました。
ちなみに、メールアドレスを登録してあるので、進捗状況はメールでも確認することができました。
提出してから、数日後。
法務局支局から電話が入りました。
差し戻し?それとも書類の不足?
と、ドキドキしながら電話をとると、
登録免許税が足りません
とのこと。
ええ~!?
と思っていると、計算間違いではなくマンションの敷地権部分で計算に入れなければいけない箇所が抜けていたため、その分を足して計算すると300円足りなくなる、とのこと。
え、でもまって。
申請する平米が間違っていたのなら、書類差し戻し?
と一瞬考えていたら、都合のつくときに不足分の300円分の収入印紙と印鑑を持って窓口に来てくれと。
新たに提出する書類や申請書の書き直しは、しなくていいのですか?と尋ねると
ああ、大丈夫です。不足分の収入印紙だけで
と明るく返されました(笑)
この計算に入れていなかった敷地権利部分、実は私道部分でマンションの各戸所有者で共同所有している形なので、実は私の手元にある資料では権利部分の面積がわからず、わざと計算に加えていませんでした。
面積が判らないことには、評価額もわからないですからね。
しかし、おそらく法務局のデータには詳細が出るようになっているのか、今回の不足分が判明したけれど、書類は特に修正する必要も作り直す必要もないといわれたので、おそらく許容範囲?(苦笑)
そして、もっと驚いたのは、この300円を支払い終えたらすぐにでも審査が終わりますよ、みたいな感じで言われました。
え?まだ1週間も経ってない......
審査が順調に通ったとしても、完了まで2週間かかると言われていたのに、もう完了するの?
と半信半疑でしたが、とりあえず電話をもらった日の午後に、300円分の収入印紙を持って行きました。
実は100円でした~
収入印紙の不足分を持って行き、その数日後に、再度担当者から電話がありました。
内容は、
すみません。計算間違いしてて、実は不足は100円でした~
マジですか?(苦笑)
担当者が言うには、税額の単純な計算ミスで実は100円だけでよかった、とのことでした。
しかし、収入印紙の場合払い戻しの手続きが面倒なこともあり、たかだか200円の返還であっても時間がかかってしまい、少額ということもあって「200円を放棄していただいてもいいですか?」と言われました。
私も事前に収入印紙の返還については調べていたので、あっさりと「わかりました」(笑)
ただ、納めた過払分の放棄については、「放棄します」と一筆添えて印鑑も必要となりますから、窓口に審査完了時の書類を受け取りに来た際にお願いします、と言われて
「?」
今、あっさり審査完了したって言われたのですが?(笑)
もしかしたら、案件が少なかったのでしょうか?
私が提出した登記申請書、2週間も経たないうちに審査が通りました(笑)
200円放棄の手続きと登録情報を受け取りに
結局、税額が300円不足しているという連絡の翌々日には審査が完了し、例の200円放棄の手続き(と言っても一筆書いて押印するだけ)と登記完了通知と登記情報を受け取りに行くことになりました。
ところが、あまりにも審査が早すぎたことに加え、私が窓口に持って行くべき受付番号控えを忘れていってしまったため、窓口でかなり時間がかかってしまいました。
まず、受付番号がわからない、審査完了のボックスにも書類は入っていない様子(あちこちの書類箱を確認していました)そして審査完了までの時間が短すぎない?ということで、みなさんバタバタとされていたのですが、結局私に電話連絡をくださった担当者の方が書類を持っていて、私が来るのを待っていたみたいでしたが、他の職員の方々には仰っていなかったみたいです(苦笑)
最終的に、提出した書類の収入印紙が貼付されているページに「200円放棄します」と一筆書いて押印し、無事に登記完了通知と登記情報を受け取ることができました。
これで、一応母の不動産は全て無事に相続完了です。
本当に、あの日の私にひとこと「お疲れさまでした」と言いたいです(笑)
ということで、相続登記の話はこれで終了です。
最後まで読んでくださった方も、お疲れさまでした&ありがとうございました。
でも、まだ次回に、番外編とまではいかないですが、後日談など綴る予定です。
本当に、相続って道が長いわ(苦笑)
やっと、終わりが見えてきました(笑)
提出方法
登記申請書を、ソフトを使って作成してきましたが、もうこれ以上はどこかが間違っていても自分では見つけられないな、というところまでは入力も終わったし、添付する書類も基本的なものは全て揃ったので、不安が過りながらもまずはオンラインで仮申請のアイコンを押しました。
しかし、押す前にもう一度確認を......と何度も見直す私(苦笑)
まあ、間違っていて差し戻されたらやり直すだけなのですが、厄介ごとは早く終わらせたいので、できれば一発で審査が通ってほしいのです(笑)
グズグズしながらも、やっと仮申請が終わったのは夕方。
印刷した申請書と添付書類は、仮申請が終わった日の夜にせっせとホチキス止めをしたり、クリップで留めたり、割印を押したりしていたのですが、ここでも何度も躊躇したのが「割印」(笑)
以前、父の不動産の相続登記申請書を作成した際は、準備する公的証明書の種類を教えてくださったり、申請書の書き方の雛形を手渡してくださり、丁寧に説明をしてくださいました。
そして、提出する際もホチキス止めやクリップ止めまでは事前に指示してくださっていたので、そのとおりにして持って行ったのですが、今と違って直接申請書を持ち込むと、その場で確認をしてくれたのです。
そして、その時に割印も押す場所を確認しながら押印したのですが、さすがに10年近く前のことなので割印をする場所の記憶がありませんし、うっすらとした記憶の中に割印を2つ押した記憶があったりもします(2つ押す意味は、1つが判別不能でももう1つが判別できればOKだからです)
しかし、今回はできるところまでは自分でしていこうと思っていたので、とりあえず「この辺りかな?」と恐る恐る割印をし、あとは窓口で指摘されてから考えることにしました。
窓口で本申請
翌日、法務局支局の窓口へ書類を提出に行きました。
先にオンラインで仮申請してから紙申請書を提出する場合は、その紙にQRコードが印刷されるようになっていて、そのコードを読み取れば私が申請した内容が把握できる......はずでしたが、窓口の担当者が操作に慣れていないのか、少し手間取っていた様子でした。
少し時間がかかりましたが、私の仮申請内容が確認できたので、次は提出書類の確認をされました。
実は私悩んでいたことがあり、それは登録免許税額分の収入印紙って、いつ購入していつ提出するのだろう?ということだったのですが、窓口の担当者が「免許税(の収入印紙)は......?」と静かに聞いてきたので、あ、書類提出と同時なのか、とその時理解しました(笑)
ここでまた父のときの話になるのですが、先ほども綴ったように窓口で担当者と一緒に書類の確認や割印をし、終わった時点でその場で登録免許税が計算されて言われるがままに収入印紙を購入して、申請書と一緒に提出するという流れだったので、わからなかったのですよね。
そもそも、今回も登録免許税って父のときは自分で計算してないけどな?と考えながら書類を作成したので、今はオンラインで手軽に書類が作成できる分、できるところは全部自分でして来い、というスタンスなのかもしれないです(苦笑)
ということで、窓口の担当者から言われて急いで収入印紙を買いに行きました(苦笑)
戻ると、印紙を貼り付ける白紙が私の書類に加えられており、そこに収入印紙を貼り、割印。
また、申請書の私の名前の横にも印が必要とのことだったので、そこにも押印。
結局、押印しなければならない箇所が増えたので、窓口に申請に行く場合は必ず印鑑を持ち歩きましょう(すべて同じ印鑑でなければいけません)という教訓を得ました(笑)
受理、そして訂正箇所の連絡が来た
とりあえず、提出した書類は受理されました。
ここからは、審査が終わるまでドキドキの2週間(審査完了予定が2週間後に設定されているみたいです)を過ごすこととなるわけですが、ソフトに保存してある申請書ファイルには、現在の状況が常にわかるようになっていて、紙書類を出した私の申請書ファイルは「審査中」に切り替わっていました。
ちなみに、メールアドレスを登録してあるので、進捗状況はメールでも確認することができました。
提出してから、数日後。
法務局支局から電話が入りました。
差し戻し?それとも書類の不足?
と、ドキドキしながら電話をとると、
登録免許税が足りません
とのこと。
ええ~!?
と思っていると、計算間違いではなくマンションの敷地権部分で計算に入れなければいけない箇所が抜けていたため、その分を足して計算すると300円足りなくなる、とのこと。
え、でもまって。
申請する平米が間違っていたのなら、書類差し戻し?
と一瞬考えていたら、都合のつくときに不足分の300円分の収入印紙と印鑑を持って窓口に来てくれと。
新たに提出する書類や申請書の書き直しは、しなくていいのですか?と尋ねると
ああ、大丈夫です。不足分の収入印紙だけで
と明るく返されました(笑)
この計算に入れていなかった敷地権利部分、実は私道部分でマンションの各戸所有者で共同所有している形なので、実は私の手元にある資料では権利部分の面積がわからず、わざと計算に加えていませんでした。
面積が判らないことには、評価額もわからないですからね。
しかし、おそらく法務局のデータには詳細が出るようになっているのか、今回の不足分が判明したけれど、書類は特に修正する必要も作り直す必要もないといわれたので、おそらく許容範囲?(苦笑)
そして、もっと驚いたのは、この300円を支払い終えたらすぐにでも審査が終わりますよ、みたいな感じで言われました。
え?まだ1週間も経ってない......
審査が順調に通ったとしても、完了まで2週間かかると言われていたのに、もう完了するの?
と半信半疑でしたが、とりあえず電話をもらった日の午後に、300円分の収入印紙を持って行きました。
実は100円でした~
収入印紙の不足分を持って行き、その数日後に、再度担当者から電話がありました。
内容は、
すみません。計算間違いしてて、実は不足は100円でした~
マジですか?(苦笑)
担当者が言うには、税額の単純な計算ミスで実は100円だけでよかった、とのことでした。
しかし、収入印紙の場合払い戻しの手続きが面倒なこともあり、たかだか200円の返還であっても時間がかかってしまい、少額ということもあって「200円を放棄していただいてもいいですか?」と言われました。
私も事前に収入印紙の返還については調べていたので、あっさりと「わかりました」(笑)
ただ、納めた過払分の放棄については、「放棄します」と一筆添えて印鑑も必要となりますから、窓口に審査完了時の書類を受け取りに来た際にお願いします、と言われて
「?」
今、あっさり審査完了したって言われたのですが?(笑)
もしかしたら、案件が少なかったのでしょうか?
私が提出した登記申請書、2週間も経たないうちに審査が通りました(笑)
200円放棄の手続きと登録情報を受け取りに
結局、税額が300円不足しているという連絡の翌々日には審査が完了し、例の200円放棄の手続き(と言っても一筆書いて押印するだけ)と登記完了通知と登記情報を受け取りに行くことになりました。
ところが、あまりにも審査が早すぎたことに加え、私が窓口に持って行くべき受付番号控えを忘れていってしまったため、窓口でかなり時間がかかってしまいました。
まず、受付番号がわからない、審査完了のボックスにも書類は入っていない様子(あちこちの書類箱を確認していました)そして審査完了までの時間が短すぎない?ということで、みなさんバタバタとされていたのですが、結局私に電話連絡をくださった担当者の方が書類を持っていて、私が来るのを待っていたみたいでしたが、他の職員の方々には仰っていなかったみたいです(苦笑)
最終的に、提出した書類の収入印紙が貼付されているページに「200円放棄します」と一筆書いて押印し、無事に登記完了通知と登記情報を受け取ることができました。
これで、一応母の不動産は全て無事に相続完了です。
本当に、あの日の私にひとこと「お疲れさまでした」と言いたいです(笑)
ということで、相続登記の話はこれで終了です。
最後まで読んでくださった方も、お疲れさまでした&ありがとうございました。
でも、まだ次回に、番外編とまではいかないですが、後日談など綴る予定です。
本当に、相続って道が長いわ(苦笑)