多彩なチャレンジ

2022-10-03 08:50:31 | 日記


黒田女史が、多彩な技法を体得しようと、様々な試みをしてます。
ぞうがん。


赤土の器体に模様をみぞで彫り込み、そこを白ドベで埋め、さらに削り出し。
すると、こんな鮮やかなコントラストが浮き出ます。


こちらは、掻き落とし。
赤土の作品に白化粧をズブ掛けし、乾いたら、白化粧の一層を削り落として、赤土の模様を露出させます。


こちらは、磁器で挽いた花器。
いい形ですが、ヤスリで磨き込んでツルツルの器面にすると、さらに滑らかなラインが引き立ちます。


ろくろ上での手の痕跡を消すわけですね。
染付の磁器などでは、筆がデコボコの邪魔を受けずに滑らかに走り、絵も際立って効果的です。


素焼き後、まずは内側だけ施釉。
外側に絵付けをすると、もうこんな触り方はできなくなっちゃうからですね。
先を見越して、周到!


というわけで、外面に絵付けです。


絵の具も自前。
知り合いのお寺さんに「大きな花器をつくったら、いくらでも持ってこい」と言われてるそうで、気合がノってます。


いろんな技法がありますね。
多くのことを知っておくと、表現の幅もひろがり、できるとこ、やりたいことの可能性が無限に生まれます。
基礎って大事〜!

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

コメント
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