そろそろ、2段目の回路を決めないといけないのですが、その前に球をどうするかを決めないといけません。当初は適当な双3極管を使用して、SRPPにしようかと思っていたのですが、それだとあまり面白くなく、また、SRPPの上側の球のカソード電位が高くなりますので、ヒータ‐カソード間の耐圧が十分な球を選択するか、またはヒータバイアスをかける必要があり、若干球選びに苦労します。幸い、テレビで使用されたカスコード接続用の球はたくさんありますので、ヒータ‐カソード間の耐圧が高い球は豊富ですが、有名どころは6DJ8ぐらいしかなく、結局面白くないとなってしまいますので、どうしたもんかと考えていました。
2段目はそんなに増幅度は必要ないので、3極管が候補です。単管では6C4がありますが、ちょっと地味ですしもう少しμも欲しいところ。そこで、2段目は5極管を3極管接続することとしました。
そうすると選択可能な球は結構増えまして、増幅度もそこそこ取れそうな球は結構あります。
そこで選択したのは、6AK5を3極管接続したものとし、球は以前候補にしたWE403Aとしました。
回路は超シンプルで下記のような回路です。
抵抗はたったの3本、コンデンサも3本です。こうなると、回路はラグ板上で組んだ方がいいんじゃないかという気がして、サブシャーシにラグ板を取り付けてみました。ネジ穴のピッチが基板とは異なるので広げるのに苦労しましたが。
早速、ラグ板上に回路を組もうとしましたが、どう考えてもきれいに部品が並ばない。見た目に整然とした感じに並べたかったのですが、元から基板向けの配置を考えていたので、アース母線は上にあるし、ちょっとラグ板は不向きでした。
そこで、改めて回路は基板上に組みました。
やはり、基板向けに作ったものは基板に載せるに限ります。とりあえず、サブシャーシに基板を載せました。
回路の検討やラグ版の取り付けなどで時間がかかってしまったので、今日はもうここで終了としました。
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