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薄型イコライザーアンプ(11)

2023-03-25 19:01:18 | イコライザアンプ

先週は、検査入院でした。50歳以降のような年を取った男性特有のもので治療を進めるには検査が必要とのことで、いやいやながら実施しました。お股に巨大な針を刺して某内蔵の組織をとるのですが、半身麻酔で全く痛くなかったものの、まだ本調子ではなく、オーディオは大したことはしてません。

ということで、そろそろ増幅回路を作ろうと思い、初段部分の回路を検討しましたが、こういうのは、手っ取り早く誰かが作った回路を使用するのがよい策です。一応参考にしている「ハイファイアンプの設計」(百瀬了介著 株式会社ラジオ技術社)に6AU6の参考回路が載っていましたので、それを使用することとしました。

回路はまだ載せませんが、その部品集めを行いました。部品といっても抵抗類はありますので、コンデンサー類になります。主にカップリング用とRIAAプレイバックカーブ生成用のコンデンサになります。

まずはカップリングコンですが、手持ちにあったほど良い大きさと容量のものを集めてみたところ、下記のような種類がありました。

右上の基板に載せるので小型のものが必要なのですが、当初この基板に載っているグレーのケース入りのもの(VisheyかKEMETかの2.2uF/400VDC)を使おうかと思っていたところ、基板に載せるとコンデンサ2つだけでいっぱいになってしまい、大きさ的にこいつは無理だと思い、小型のものを探した次第です。大きいサイズのはたくさんあるのですが、小さいものはなかなか無く、中古品含めて探したところ、上記の写真のものを見つけたところです。ASCやSIZUKIのものがありますが、これらは0.22uFで小型なのでいいかもしれません。ちなみにASCはAmerican Sizuki Corporationの略で、指月(SIZUKI)の子会社(または関連会社?)のようです。

次にRIAA用のコンデンサですが、以前、秋月で1個15円で買ってみたものの、あまりにも安いし、見た目も貧相なのでので、もう少し見た目が立派なものはないかと思い、これまた探してみました。その結果下記のようなものがありました。

必要なのは、0.047uFと0.0022uFになります。よくありそうな値のコンデンサですが、これが手持ちにはなかなかなく、0.047uFは、Spragueの2000V耐圧の大きなコンデンサと、古いオイルコン、あとWIMAで0.01と0.033uF、茶色のフィルムコンで0.022uFがありましたので、これらをパラで使用するかしたいと思います。

0.0022uFは、オレンジ色のフィルムコンと銅箔スチコンの中古がありましたので、このどちらかを使用したいと思います。

ということで、今日はこれぐらいで。

 


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