トランジスタアンプの区切りがついて、ようやく、プリアンプの製作に戻ろうと思います。
前回、プリアンプのケースを作っていただいたが、表題にあるような回路の基板とイコライザアンプを入れようとするとケースに収まらない状態になることが判明しました。
そこで、回路を変えるかケースを変えるかになりますが、折角なので回路を変える方式で行こうかと思います。(といいつつ、回路はまだ非公表ですが‥)
元々の基板は真空管はサブミニ管仕様なので、そのままサブミニ管を使おうかと思いしばらく考えていましたが、回路が双三極管による差動型回路なのでここは一つそれに良さそうな球を使ってやってみようということにしました。
それはどんな球かといいますと・・・
6J6のような7ピンの双三極管です。
この手の球は、7ピンであるためかカソードが共通になっていて、差動増幅するにはぴったりな球ではないかと思います。
案外種類も多く、今回は6J6の派生管?と思われるE90CCやE92CCといった球もあり、プリアンプにはそういった球を使用したいと思います。これらの球は主にコンピュータ用に使用された球のようで、高信頼の長寿命管でもあります。
上記はE90CCで規格表によると、μは27程度で12AU7と6DJ8の間くらいの増幅度です。また、ハム、マイクロフォニックなどのノイズが重要な回路での使用を目的としていないそうで、プリアンプとして使用して問題ないか、少し不安が残りますが作ってみないと何とも言えません。
次にE92CCですが、こちらはE90CCよりもμが少し高く45ほどあります。同様にハム、マイクロフォニックなどのノイズが重要な回路での使用を目的としていない球になります。
球が決まったところで、設計を始めていきたいと思いますが、差動回路の設計方法はあまりよくわかっていないところがあり、他のWEBページなども参考にしていきたいと思います。
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