猫を捨てる奴は捨てられろ

猫とプログレとオーディオとベスパのブログです。

角松敏生 通常CDとBlu-SpecCDの聴き比べ

2009年04月27日 22時30分00秒 | オーディオ
今出ているHiVi5月号で、角松敏生が先頃リリースした自分の新作で、
通常CDとBlu-SpecCDの聴き比べをしてるというので、立ち読みしました。

耳の良い一流ミュージシャンの言葉ですから、数多の音楽評論家、オーディオ評論家、2ちゃんねるの落書きよりも
信頼できます。

Blu-SpecCDについては、

・細かい音までクリア
・音が立つ分幅が狭い
・分析的に聴くには良い
・音楽の熱が薄い
・Blu-Specを想定したマスタリングをした方がよい
・CDを買うときは通常版とBlu-Specのどちらがその音楽に向いているか考えて選んだ方がよい

というような評でした。
かなり言葉を選んでいるのが感じられ、辛い立場だと同情しました。

Blu-Spec、HQ、SHMは、ミュージシャンにとっては迷惑な話でしかないと思います。
角松敏生はさらっと触れるに留めましたが、音楽の熱が失われるというのは致命的です。
Blu-Specを想定したマスタリングをした方がよいというのは、現状はNOと言っているわけです。

これらの新機軸珍CDは音楽に対する冒涜でしかないと思うので、一日も早く滅んで欲しいのですが、
そういうわけにいかないのなら、せめて新譜はこの角松敏生の新作のように、選択の余地を作って欲しいです。

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