河津さくら
限りなき虚無・限りない不透明・限りない真実・限りない充実・・・
人間は万能ではないのだから、壁にぶつかると「もうだめだ」と落ち込んだり、
「どうにでもなれ」とやけになったりする・・・・
人間の世界は不透明なことだらけだ・・・・長い人生の中では
どうしてこうなったんだと、戸惑うことなどいくらでもある。
だからこそ、あることを突き止められたときの歓びがあり・・・
難しい事を成し遂げた時の充実感、真実の光がさしたときの恍惚感に
ひたることができるのかもしれない・・・・
天は悲しみや苦労など多くの課題を与えてくれる・・・それが・・
神が与える愛のムチであり、仏の慈悲というものだろうか・・・・
歳のためか無条件に手を合わせる日が多くなった。